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手は抜かないけど、肩の力は抜く

仕事の自分も、noteで文章を書く自分も、“肩の力は抜いても手は抜かない”自分でありたい。

仕事については、「仕事」という性質上手を抜きづらい気がするけれど、noteで文章を書くことは仕事ではなく「趣味」に近いので、肩の力も手も抜けがちだ。

自分らしく、好きなように書けばいい

そう思うと肩の力は抜けるけれど、手を抜いてはいけない。

noteで書く文章は、クライアントや編集者に提出するものではないので、「一体何に対して手を抜いてはいけないのか」と思ったりするけれど、自分に対してかな、と思う。

好きなように書く、自分の書きたいように書く、自分らしく書く、これらは「適当に書く」とはまた違う。

適当か否かの判断は自分の匙加減だけれど、少なくとも、自分の意思のみで「noteで文章を書く」と選択している以上、自分が納得できるものを書き続けたい。

適当に書くくらいなら、そもそもやらない方がマシかもしれない。

とはいえ、いくらnoteというWebプラットフォームで文章を書くからといって、自分を良く見せようとしたり、自分以上の自分を見せようとしたりと張り切る必要はないと思う。

等身大の自分、ありのままの感情、それらに目を向け耳を傾け、丁寧に言葉に、文章にしていく。

肩に力が入るときは、どうも自分以上の自分に囚われてしまっている。

「カッコつけたい」
「注目されたい」

そりゃ、カッコつけたいし、どちらかと言えば注目されたい。

ただ、自分のために文章を書きたいときこそ、そんな気持ちに優しく蓋をして、大きく息を吸い込んで吐いて、肩の力を抜いてみる。そこから、書き始める。

そうすると、自分のためだけに書かれた、納得のいく文章が完成する。

もしかしたら、結果的に、それが誰かのためになるかもしれない。

誰かのためになったらそれで良いし、誰かのためにならなくてもそれで良い。

そんな風に受け止められたら、肩の力が抜けるかもしれない。


最近、新たな試みとしてInstagramでの発信を始めた。

始めたばかりだから、当然見てくれる人もリアクションも少ない。

だから、少し背伸びしてみたくなったり、自分以上の自分を見せたくなったりしている。

慣れないInstagramの仕様やクリエイティブ作成ということもあって、noteより時間も労力もかかっているからこそ、今とても肩に力が入ってしまっている。

だからこそ、こうして一度立ち止まり、新たな試みだからこそ、肩の力は抜きつつ手は抜かず、そんな心持ちでやっていこうと思っている。

それに、「肩に力が入って力んでいる人に、ほんの少しの余白をつくりたい」という思いから、文章を通して発信しているのだから、自分自身が力んでどうするんだ、とも思う。


一番肩に力が入っているのは、実は自分だったのか。


▼肩の力をそっと抜くInstagramアカウント


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