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自分のために書く、それは誰かのためになる

自分が書きたいように書けばいい。

綺麗に整った文章でなくても、美しい言葉の羅列でなくても、自分の言葉で、ありのままに書けば良い。

ぼくは、「文章を書くこと」に関して偉そうに言える立場ではないけれど、何者でもない誰かの文章が、何者でもない他の誰かを救うことがあると知っている。

モヤモヤを言語化できない時、言語化できているけどそれを吐き出せない時、「どうして自分だけ」と卑屈になってしまった時、誰かの文章で心が軽くなる。

どんなに意味がないと思っても、誰も見てくれやしないと思っていても、誰からも共感を得られないと思っていても、いつか誰か一人に届く。

そして、きっとそれは誰か一人ではない。

誰か一人を救う文章は、きっと他の誰かを救う文章でもある。

ぼく自身の書く文章も、そういう文章でありたいなと思うし、ぼく自身も誰かの文章に背中を押されたり救われたことがある。

手紙を書くように文章を書く

素敵な考え方だと思う。

文章に限らず、何か表現したい時や創作する時、誰か一人を思い浮かべて、手紙を書くようにつくる。

結果的に、それはたくさんの人の共感を生んだり、背中を押すことがある。

ネット上のアルゴリズム、背後にいる誰か、そして、自分自身に忖度した文章よりも、その人が夢中になってありのままに書いた文章を読みたい。

もちろん、僕自身もそんな文章を書きたいし、これからも書き続けたい。


明日は、誰に手紙を書こうかな。自分かな。


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