マガジンのカバー画像

働き方について語ってみる

16
運営しているクリエイター

#就業規則

本当は日系企業のほうが働き方改革しやすい

本当は日系企業のほうが働き方改革しやすい

 こんにちは、いづつです。久しぶりに働き方改革の話を書きました。

■改革は順調ですか

 さて、あなたの会社では働き方改革は順調ですか。聞いておいてなんですが、順調ですなんて答えはたぶんないと思います。適切な内容で改革を断行できる会社は「もうやりました」だし、遅れていてもせいぜい「経過観察中です」が答えになるからです。不適切な内容で進めている会社は言わずもがな「ぜんぜん進みません」になります。

もっとみる
個人は企業より強いという新しい常識

個人は企業より強いという新しい常識

 この話題ももうあちこちの特集や書籍で読めることで、何番煎じなんだかわからないくらいです。むしろ非noteユーザーにこそ読んでほしい気はしますが、日本中の社長と人事部が働き方改革を本質から理解して進めてもらうためには必要な基礎知識だと思うので、最後にまとめておきたくて。

■企業も世の中の価値観の変化に気づこう

 働き方改革の必要性を生じさせた原因には社内と社外の状況変化があるもので、社内事情の

もっとみる
会社は司祭のいない宗教団体かもしれない

会社は司祭のいない宗教団体かもしれない

 こんにちは、いづつです。実は多くの会社が、宗教団体と同じ構造でできていますよ、という解説を書いてみたのでよかったら読んでください。

■組織の仕組みはわかりやすく分類できた

 組織のことで読んだ本の紹介2冊目。フレデリック・ラルー氏著「ティール組織」は、読む前は近年興りはじめた新しいタイプの組織形態であるティール組織の解説だけかと思っていたのですが、読んでみるとその解説の前にきちんと従来の組織

もっとみる
働き方改革は社長の度胸試しである

働き方改革は社長の度胸試しである

 組織論を勉強していたら、改革らしい働き方改革をしている企業はごくわずかで、できていないのは結局は社長の度胸が足りないだけなんだろうなという結論に達したので、その結論に至った考察を書いていこうと思います。A4で11枚相当と長めなので、通勤電車の中で読むなら降りる駅を逃さないようにご注意ください。

【問題提起】マネジメント機能不全な職場

 みなさんの職場では、従業員の負荷に偏りありますか。個々の

もっとみる