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世界の歴史と周遊のポエム

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移動は冒険。人間の夢はいつだって新たな好奇心と多種多様性への賛美に辿り着く。「そもそも」への探訪と羨望の眼差しは、血が漲り新たな空気を吸おうとする人間の実存在の本質だ。
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記事一覧

愛と希望と春の歌

愛と希望と春の歌

「愛と希望の春の歌」

春の見晴らしの丘にはネモフィラがいっぱい

もっと常識的に言えばねぇ

キミの瞳の奥の輝きって言うんじゃない
からだのぬくもりから発する
命のエネルギーって言うのよ
ホントはねぇ

なんとならば
エッヘン

人の願いが自然を呼びさまし
人の祈りの声が言霊(こだま)となって

丘をあおに変え
空があおに反射し
海をあおに塗る

そこには繰り返しよみがえる
祈りを引き寄せる

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手の洞窟の意味

手の洞窟の意味

手の絵の意味

クエバ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos、ラス・マノス洞窟)は、いわゆるパタゴニアにある

「手の洞窟」
アルゼンチンのサンタ・クルス州にある
スペイン語で「手の洞窟」を意味する

人類の文化史上で極めて印象的

先住民族と思われるテウェルチェ族によって9000年ほど前から描かれたもの

昨今の学術成果によると

人類が南米パタゴニアに到達した年代は少なくとも

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嵐が丘とジャノメエリカ

嵐が丘とジャノメエリカ

昨日に引き継ぎ、ギョリュウバイに似た花がその隣にあました。
日本名、「ギョリュウモドキ」。正式名称は、『ジャノメエリカ』。

ヒースの中でも、もっとも人気であるのが「ジャノメエリカ」で開花時期は2月~4月。 花言葉は、『博愛、孤独、寂しさ、裏切り』。 スコットランドでは、エリカの茂る荒野が多くあります。 「荒野」、「荒地」は英語で「ヒース」と呼ばれ、詩や小説の舞台になることが多かったようです。

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眩しいほどのうねり

眩しいほどのうねり

命の躍動
陽射しを指し示して
僕らを促す

ウンと3回頷き
3回指を鳴らす

太陽の陽射しの直射を受けて
眩しく髪が輝き
うねる

「プロセスを極限までプロセス化せよ」

目覚めたばかりの太陽も美しいけど
彼女も君も美しい

その全てを見て頷く僕も
自画自賛なのは全くそうだろうけど
きっと美しいのだろうねぇ

yatcha john s. 「眩しいほどのうねり」

transparent

transparent

透明の色なんてないけど
その色は 
ほんとは心で描ける
 
わたしだってあなただって
自分が 
ただ素直に自分を見つめられればね

透明の色なんて描けないけど
ほんとは心と心をつなぐエネルギーなんだ 
二人が一つになり 
大勢も一つになる

透明の色なんてどこにでもあるさ
本当に見えるひとにだけ見える
いつだって 
闇は心の錯覚だってわかる人にだけに

闇ももしかしたら
宇宙の慈悲



ごめ

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Even Now A Distance

Even Now A Distance

Even Now a Distance

遠い昔 異国を車とばした
Ocean side city 抜けて
国境の外 ティワナ

丘の街で 少年と出会った
いまでも思い出すその瞳の深さ
遥か遠く 埃まみれの街
海辺の街 ティワナ

カーニバルの中で車止めた
何時間待っただろう
いまでも思い出すその匂いと海の青さと

yatcha john s. 「Even now a distance」

La Belle au bois dormant

La Belle au bois dormant

眠れる森の美女

王女は15歳になって
紡ぎ車の錘(つむ)が指に刺さって死んでしまうという
王と王妃と城じゅうの人々が大騒ぎする
まだ贈り物をしていなかった12人目の魔法使いが言う
この呪いは取り消すことはできない
しかし呪いの力を弱めることはできる
王女様はおかげで死ななかった
100年間眠り続けたあとに目を覚ました

あるヴァージョンでは王女と一緒に国中の人たちも100年間眠り続いた

ある国

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身体知

身体知

昔イタリアでペストが流行った時です
町から山中に逃げた十人が物語をつむいでルネサンスが訪れました
1816年北半球が寒冷化し長雨が続いた
スイスの別荘に逃れたメアリー・シェリーたちはそこで「フランケンシュタイン」「ドラキュラ」の名作を産み出した

話は飛ぶのだが
江戸時代の観相家水野南北は二年の天命を一年間の大豆のみで覆した
あの中村天風も結核の死病からインドのアグリアッパに従って大豆食から奇跡の

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地面に張り付いた本

地面に張り付いた本

地面に張りついた本
永遠の本
題名のない本

ここ海浜公園の南ゲート近くに
謎めいた本が地球に付着物として遺跡になっています

聞けばこの付近

白亜紀の断層上にあるそうです
ひょっとして恐竜たちの日記だったのでしょうか?

聞けばこの近くに原発施設があるらしいです

危険な賭けをし続ける人類の未来記なのでしょうか?

思えば
幼い時に両親に連れられた笑顔の記憶の
今大人になって
楽しかった時を結

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眠れない夜

眠れない夜

私はエンジェル
みんな私のこと
あまり知らないと思いますが
ほんとのなまえは「一介天使」
伝達・調整の天使ですよ

人びとの心に寄り添うように仰せつかってるの
自分一人で解決できないときには
同じ仲間の
アルケ(別名:プリンシパリテイ)ちゃんや
アークエンジェル(別名:大天使)ちゃんと
相談しているの

今夜もいろんな厄介ごとを解決して回ってます
今夜もだから休むひまなしね

昔はねぇ
大祭司メル

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The Milky Way

The Milky Way

母親が幼児に安心して与えられるお菓子
不二家のミルキーは僕と同じ1951年に誕生した
そうして僕はミルキーを舐めながら天の川を見上げて育った

クスコ 憧れの帝国インカの都
彼らはキープ(*)で語り伝え文明を築いた
稔りの季節の到来と宇宙の恵みを希求して
マチュ・ピチュは限りなく人類の歴史上の遺産だ

僕もいつも夢を見る
タナバタの物語は膨らんで
ウォンダのトランター星 ベリスのターミナス星
アル

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エピダウロスの風

エピダウロスの風

いつの世でも芸術家の魂を揺り動かすエピダウロスの劇場
大宇宙を臨むその瞳には美の神秘が満ちている
なぜなら大反射望遠鏡よろしく星界をいつも仰いでいるから

春の風 
夏の風 
秋の風 
冬の風
人々はいつでも悲喜交々劇場に至る
風を承け魂にアスクレピオスの癒しを頂く

そして芸術家は神々に応えるであろう
宇宙に満てる気を承け 
それを時代に顕すのだ

宇宙の神秘 
いのちの不思議 
人生の謎を今日

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エピダウロスの風

エピダウロスの風

いつの世でも芸術家の魂を揺り動かすエピダウロスの劇場
大宇宙を臨むその瞳には美の神秘が満ちている
なぜなら大反射望遠鏡よろしく星界をいつも仰いでいるから

春の風 
夏の風 
秋の風 
冬の風
人々はいつでも 
悲喜交々 
劇場に至る
風を承け 
魂にアスクレピオスの癒しを頂く

そして芸術家は神々に応えるであろう
宇宙に満てる気を承け 
それを時代に顕すのだ

宇宙の神秘 
いのちの不思議 

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Delight of the Earth

Delight of the Earth

棚田 
永遠の輝き 
宇宙の響き
同じ血を分けた知恵の民が残したもの 
モンスーン気候の落とし子
いや それを育んだ偉大な精神
先を見る能力 
丁寧な手作業 
絆を神と呼ぶ謙虚さ

中世の武士たちもそれを受け継いだ
蝮の住む谷津を一所懸命 
血と汗と知力と絆を籠めて
人類が気が付き 
そこから学び 
幸福を得る手段

この知恵がある限り 
人類は生き延びれる
たとえ遥かな銀河の異星人でさえも
見下

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