Yasuhisa Kato

書くのは嫌いじゃないです。

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記事一覧

Is 2024 half past?

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半分終わりました?

Yasuhisa Kato
1か月前

文芸翻訳検定、1級Bに合格しました。

文芸翻訳検定、1級Bに合格しました。 次は1級A(=プロレベル)なのですが、たぶんここから本当の長い戦いが始まるんだろうと思います。 相変わらず何処に向かっているのかわ…

Yasuhisa Kato
2か月前
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音楽のようなもの - 2024/5/16

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Yasuhisa Kato
3か月前

フジコ・ヘミングさんのこと

フジコ・ヘミングさんのこと フジコさんといえば、僕が最初に名前を覚えた日本人ピアニストで(そういう人、結構多いんじゃないでしょうか)、母が大ファンだったので誕生…

Yasuhisa Kato
3か月前
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ポール・オースターさんのこと

ポール・オースターさんのこと。 自分にとって決定的な意味をもつ小説は何冊かありますが、ポール・オースターの『孤独の発明』もそのひとつです。 あの本の、特に前半部…

Yasuhisa Kato
3か月前
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音楽のようなもの - 2024/4/21

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Yasuhisa Kato
4か月前
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亀川千代さんのこと。

亀川千代さん。 今でも十代の頃に観たライブでの立ち姿が強く記憶に焼き付いています。 貴方のベースラインが大好きでした。 ゆらゆら帝国は僕の青春でした。 ありがとうご…

Yasuhisa Kato
4か月前
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音楽のようなもの - 2024/4/8

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Yasuhisa Kato
4か月前

目の前の風景 – 2024/4/3

 今日も雨が降っている。そして寒い。窓の外を見るかぎり、春を感じさせる風情はどこにも見当たらない。この前の日曜は27度もあったというのに、三寒四温にもほどがあるん…

Yasuhisa Kato
4か月前
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音楽のようなもの / それでは春の入場です - 2024/3/30

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Yasuhisa Kato
5か月前

ビヨンセの新譜、めっちゃ良いです...やっぱり凄い人だなあ...🎶😳🐎🇺🇸

Yasuhisa Kato
5か月前

音楽のようなもの ー 2024/3/23

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Yasuhisa Kato
5か月前
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目の前の風景 ー 2024/3/21

 家を出ると、風が強く吹いている。そして寒い。もうすぐ四月だというのに、急に冬に逆戻りしたような天気だ。でもわたしには、冷たい風がむしろ心地よく感じられる。もと…

Yasuhisa Kato
5か月前
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音楽のようなものー2024/3/15

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Yasuhisa Kato
5か月前
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ダーレン・アロノフスキー『ザ・ホエール』をやっと観たんですが素晴らしかったです...この人の映画はちと感情過多でお腹いっぱいになりがちなんですが、本作は戯曲原作の密室劇だからか、演劇的な過剰さがむしろどハマりしてます。父親の贖罪と救済という主題も『バードマン』的で泣けました...

Yasuhisa Kato
5か月前

目の前の風景ー2024/3/12、郵便局にて

 郵便局に入ると、インドか、あるいは東南アジアのどこかの出身とおぼしき二人の若者が、スマホを片手に、なにやら自分の顔写真を撮ろうとしている。どちらもおそらく二十…

Yasuhisa Kato
5か月前
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文芸翻訳検定、1級Bに合格しました。

文芸翻訳検定、1級Bに合格しました。

文芸翻訳検定、1級Bに合格しました。
次は1級A(=プロレベル)なのですが、たぶんここから本当の長い戦いが始まるんだろうと思います。
相変わらず何処に向かっているのかわからない人生ですが、何処かには向かっているみたいです。
とにかく、行けるところまで行きたいと思います。頑張ります🖋️📚

フジコ・ヘミングさんのこと

フジコ・ヘミングさんのこと

フジコ・ヘミングさんのこと

フジコさんといえば、僕が最初に名前を覚えた日本人ピアニストで(そういう人、結構多いんじゃないでしょうか)、母が大ファンだったので誕生日にコンサートチケットを贈って一緒に聴きに行ったことがあります。
その時は確かショパンか誰かのピアノ協奏曲を弾いたのですが弾き終わったあとに、フジコさんがおもむろに立ち上がって、「ちょっと今の演奏ぜんぜん納得いかなかったからもう1回やらせ

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ポール・オースターさんのこと

ポール・オースターさんのこと

ポール・オースターさんのこと。

自分にとって決定的な意味をもつ小説は何冊かありますが、ポール・オースターの『孤独の発明』もそのひとつです。
あの本の、特に前半部『見えない人間の肖像』で書かれた著者の父親についての文章は、20歳ごろの僕が父という人間について考えていたことと恐ろしいほど一致しました。
当時の僕は、父という地獄に苦しめられていて、だからこそ父という謎をなんとか相対化できる言葉を探して

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亀川千代さんのこと。

亀川千代さんのこと。

亀川千代さん。
今でも十代の頃に観たライブでの立ち姿が強く記憶に焼き付いています。
貴方のベースラインが大好きでした。
ゆらゆら帝国は僕の青春でした。
ありがとうございました。
どうか安らかに。R.I.P. #亀川千代 #ゆらゆら帝国

目の前の風景 – 2024/4/3

目の前の風景 – 2024/4/3

 今日も雨が降っている。そして寒い。窓の外を見るかぎり、春を感じさせる風情はどこにも見当たらない。この前の日曜は27度もあったというのに、三寒四温にもほどがあるんじゃないだろうか。とはいえ、前にも書いたように、わたしとしては寒いほうが好きだし、体調も良いのでありがたい。とはいえ、桜の木や、冬眠明けの熊からしてみれば、いったい今は春なのか夏なのか冬なのかわからなくて迷惑な話だろう。

 天気予報では

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ビヨンセの新譜、めっちゃ良いです...やっぱり凄い人だなあ...🎶😳🐎🇺🇸

目の前の風景 ー 2024/3/21

目の前の風景 ー 2024/3/21

 家を出ると、風が強く吹いている。そして寒い。もうすぐ四月だというのに、急に冬に逆戻りしたような天気だ。でもわたしには、冷たい風がむしろ心地よく感じられる。もともと寒いほうが体調が良いし、春の暖かさが昔から苦手なのだ。あの生暖かい風と、咲き誇るいろんな花の甘ったるい匂いを吸い込んでいると、なんだか具合が悪くなってくるのだ。春がこなくても、わたしとしては一向に構わない。なんなら夏も飛ばしてもらってぜ

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ダーレン・アロノフスキー『ザ・ホエール』をやっと観たんですが素晴らしかったです...この人の映画はちと感情過多でお腹いっぱいになりがちなんですが、本作は戯曲原作の密室劇だからか、演劇的な過剰さがむしろどハマりしてます。父親の贖罪と救済という主題も『バードマン』的で泣けました...

目の前の風景ー2024/3/12、郵便局にて

目の前の風景ー2024/3/12、郵便局にて

 郵便局に入ると、インドか、あるいは東南アジアのどこかの出身とおぼしき二人の若者が、スマホを片手に、なにやら自分の顔写真を撮ろうとしている。どちらもおそらく二十代の後半ぐらいで、待合のベンチに隣り合って腰かけ、伸ばした片手に持ったスマホの角度を微調整しながら、とり澄ました表情を浮かべようとしている。なぜ彼らが、わざわざ郵便局の待合のベンチで自撮りをしているのかわからないまま、わたしはとりあえず受付

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