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神話・海幸彦山幸彦の舞台!昔は神職以外は入れなかった「青島神社」と絶世の美女「木花神社」へGO!

海に浮かぶ鬱蒼とした青島へ徒歩で行く!!自然の軌跡・奇岩や、神職以外は入れなかったこの神社は、記紀の海幸山幸を知ったうえで行くべきところである。

変更履歴


▼HP

青島神社

木花神社 ※なし

▼アクセス

青島神社:宮崎市青島2丁目13番1号
木花神社:宮崎市大字熊野9507

▼祭神

青島神社:彦火火出見命(山幸彦。火遠理命)
木花神社:邇邇芸命(ニニギ)、木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)

日向三神系譜
ニニギ💛コノハナ@木花神社 → 山幸彦@青島神社💛トヨタマヒメ → 鵜葺草不合@鵜戸神宮💛玉依姫 → 初代天皇・神武天皇 ・・・・・・今に続く 

▼見どころ

▽青島

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青島の隆起海床と奇形波蝕痕。「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩で国の天然記念物に指定されている。

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約700万年前に海中で出来た水成岩。

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▽青島神社

長い間、禁足地だったので昔のままなのでしょう。では、青島神社に参拝です。

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神話「海幸彦・山幸彦」の中で、山幸彦が豊玉姫と出会った場所と言われている所です。

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 載せられる写真がないのですが摂社・石神社の祭神「彦火瓊瓊杵命(ニニギ)」「木花咲屋姫命(コノハナサクヤヒメ)」「磐長姫命(イワナガヒメ)」が面白いですね。
 古事記を読むとわかりますが、神様は死ななかったようです。ニニギが姉妹と結婚すればよかったのですが、姉・イワナガヒメを返します。コノハナは絶世の美女だが短命なので、姉・イワナガヒメを娶ることで長寿になるのですが、返したので、神様にも死を持つことになったとさ。

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▽青島神社元宮

本殿右に行くと元宮があり、鬱蒼とした手つかずの杜を歩く。昔は神職以外は入れなかったところ。元宮が素晴らしい!!

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願い事によって色が違うこよりを結ぶ「産霊紙縒(むすびこより)」。「良縁」はピンクです。

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山幸が海幸を懲らしめたときのようにお皿に願いを込め投げます。投げ方は①磐境に2礼②平瓮に小声で願い事を唱え③磐境に向けて平瓮を投げます。

ということですが、実は古事記から来ています。

公式HPより(細字は私の補足)
山幸彦は兄・海幸彦から借りた釣り針をなくしてしまい、海辺で困っているところに塩筒大神が現れ、わけを聞くと船を造り海の中に探しに行くように言われます。山幸彦はその船で海の中になくした釣り針を探しにいかれ、塩筒大神の言われた通り井戸のそばの木の上にいたところ、海神の侍女が井戸に水を汲みに来て山幸彦に気付き、海神の娘豊玉姫に知らせます。(竜宮城の話)

豊玉姫が父の海神に報告しましたところ、山幸彦は海神の宮でおもてなしを受けます。するとあっという間に三年が経ち、ある日ため息をつかれます。
いったいどうしたのかと尋ねられると海の中に来たわけを話します。


話を聞いた海神は魚たちを集めて鯛の喉から釣り針を見つけられたのです。
その釣り針を持って陸にお帰りになる山幸彦は海神から「塩満瓊(しおみつたま)と塩涸瓊(しおひるたま)」の二つの瓊をいただきます。


山幸彦は海神から言われた通り意地悪をしてきた兄の海幸彦を塩満瓊を取り出して溺らせ、あやまってきたら塩涸瓊を取り出して許してあげました。
それから兄弟仲良く暮らしました。

メジャーリーガーは日本人が道具を大事にすることにびっくりしたりするようです。そう、この時代から道具は大事なんですよね。海幸は自分の気に入った釣り針じゃないとダメ!と言ったんですね。

という物語の上で、この神社アトラクションをしましょう!

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青島神社の元宮は弥生式土器、獣骨等が出土しており、古い時代から小祠がある祭祀上と推定される。

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神社前の浜辺にて真砂を探し、自身の想いと願いを込めて供えると成就するようです。

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もう一度参拝するとき用に動画リンク。


▽木花神社

「古事記・日向三代」に登場する邇邇芸命の行宮の跡。コノハナサクヤヒメが火を放って無事出産した3皇子誕生の産屋「無戸室(うつむろ)」の跡がある。

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▼セットで行くところ

▼旅行記



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