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介護施設での健康管理は偏る!?

健康についてメディアやネット等で様々な情報が行き交う中で、やはり、軸となるのは、食(栄養)、睡眠、運動、メンタルヘルス(対人関係等のストレス)ではないでしょうか。
 
では高齢者、特に介護施設や通所介護事業所などの取り組みはどうでしょうか。
 


1.食(栄養)については充足と思われる



 
特別養護老人ホームや介護老人保健施設、有料老人ホームのような入所施設では配置基準上、管理栄養士がおります。食事形態としては常食、刻み食、ソフト食、ミキサー食等様々ですが、栄養面に関しては問題ないと考えられるのではないでしょうか。
 
勿論服薬している上での食事制限、つまり禁食も徹底しております。
 
もっとも、『もっとこういった食事がしたい!』『美味しくない!』等様々な声があるかもしれませんが、少なくとも栄養面と言う事では充足したサービスを、おおよその介護事業者が提供しているのではないでしょうか。
 

2. 睡眠、運動、メンタルヘルスへの取り組みは?

 では、冒頭で上げたその他の項目はいかがでしょうか。  良質な睡眠を取るには、心身の状態が良くなければいけません。

我々も風邪や病気になった時にぐっすり良質な睡眠が確保出来るかと言えばそうでもないです。 それは高齢者の利用者さん達も一緒です。勿論、障害者支援施設であれば、障害者の方もそうでしょう。 

良質な睡眠への取り組みに向けての努力はなされてるかといえば、微妙な所だと思います。

なぜならば上でお伝えしたように栄養面では比較的充足したサービスが行き届いておりますが、運動や、メンタルヘルスはどうでしょう。

・ 昼間に活発に運動をして頂いたり、社会参加、社会参画をうながしているでしょうか。

・悩みなどに寄り添う姿勢があるか等ではないでしょうか。

個人的には介護施設の場合、利用者さんの睡眠の質は介護士達との人間関係が多分にあると思っております。私達は態度の悪いお店の店員がいた場合、その店に行かなければ済みます。

しかし介護施設など、特に入所施設の利用者はそうはいきません。 仮に利用者に避けられていると感じているならば、相性もありますが、それほど施設や特定の介護士がメンタルヘルスを考慮してない故もあるかもしれません。

就寝時に安堵して瞼を閉じる事が出来ていない時は多いはずです。

3.いざ健康へ!



 
誰もが思う所だと思いますし更に繰り返しますが、良い睡眠を取るには、心身状態が良くなければなりません。
 
その為にはリハビリの中での機能訓練含め、それぞれの利用者に適切な運動や活動量が必要です。t突き詰めていけば利用者本人の社会参加等にも関係してくるでしょう。
 
メンタル面でもリハビリの中での機能訓練含め、それぞれの利用者に適切な声掛けや、寄り添い、そして運動や活動によるリフレッシュが必要です。
 
 
是非、夜勤者が当直と呼ばれるような介護施設を目指してみてはいかがでしょうか。素晴らしい取り組みとスキルだと思います。


御一読ありがとうございます!!


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