記事一覧
日記(2024年9月上旬)
「は?規定以外のやり方でやりたいだと?ダメに決まってるだろうがボケ」
「民法変わって出来るようになったはずだろ?確かに規定通りの方が負担は少ないし堅いけどちゃんと調べてからものを喋れよカス」
「あと折衝履歴見てくんないかなあ!頼むからさ!もう何年も膠着しててさっさと片付ける為にはこれしかねぇって思ってるんだよ。他に何か良い方法あれば教えてくれよ、その通りやるからさぁ?」
「チッ…」
みたいな
日記(2024年5月中旬)
「え、あそこ?お前行けよ」「前途ある若者を行かせて更に苦情になったらかなわんからな」
私はそういうポジションなので仕方ない。行くしかない。何かあったら安全配慮義務違反で訴えてやりゃ良いんだからまあいいか。しかしどいつもこいつもクソだな。
日記(2024年4月下旬)
「なんで大事なことを言わないんだ!報告連絡相談といつも言ってるだろう!」と喚いてるボス。審査部門に取引先の不祥事を報告しなかったことを責められてる。そういうところやぞとニヤニヤしてしまう。
日記(2024年4月某日)
「いやー異動で人抜かれちゃったなー この先もお前頼むよ」
「無理ですよ ただでさえ回ってないのに。新しく来た人に渡したらいいじゃないですか。それならこの先を渡させてよ」
「いや、力的に厳しいから。それに異動もしてないのに担当変わるのはおかs」
「あ?」
「分かったから、ただし完全に渡すのではなくて協力してやってお客様に迷惑かけない様にしなよ」
期初の一コマ。今日も平和です。
損をするという落とし前をどうやってつけるのか?
それはある月の20日。唐突にその方はやってきた。
「社会保険事務所の者ですが、A社様の件で」
A社。少し前に他社の肩代わりをして取引を開始したばかり。手には差押の紙を持ってる。なんでだよ。なんでこんな早く来るんだよ。
「今日、売上の入金があったはずですが」
「反対債権がありますので、応じられません」
「それであれば持ち帰ります」
とりあえずの難は去ったが、こんな事象が起こるということは期限
やるんですよ。「また」じゃなくて。
「先輩、俺3月いっぱいで会社辞めるんすよ」
仲の良い後輩から電話で告げられたのは、3月も終わりに差し掛かる頃の事でした。
私も彼も就職氷河期世代。周りの年代よりも採用は少ないので、数少ない世代同士必然的によく話をするようになり、仲良くなりました。私も彼も実家から遠い場所だったので寮も一緒。私が行った出向先に、私の後に行ってくれたりもと色々なご縁がありました。
通常、出向というとこれまでの働き
事例でみる金融トラブル〜アパート融資編②
アパート融資編、続きです。
「サラリーマンこそアパート経営!」「第二の収入の柱を!」「今ならフルローンでも大丈夫!」と色んな方面に書いてあるのを見て、副業としてアパート経営に興味を持たれ、お借り入れを検討される方がいらっしゃいます。それはそれで良いのですが、金融機関も何回か市況悪化局面に痛い目を見た関係もあり、何棟も借金して買われている方は、やはりどうしても厳しめにみてしまう傾向にあります。給与
事例でみる金融トラブル〜アパート融資編①
ご感想として「かなりヤバいネタをぶっ込んでるね、特定されないように気をつけてね」等の助言を頂くので、少し抑え気味にしたいと思います。
金融機関の皆さん、不動産融資やってますか?といっても、私のような田舎で働いているものですと、転売明らかな転がし屋さんの案件は殆ど皆無で、こんな所に作ってどうすんだ、というような場所へのアパート建設の為の融資が多いですね。というか殆どですね。そして建築費が上がってく
事例でみる金融トラブル〜ゆかいなおとなりさん
※この話はフィクションです。実際の人物、出来事とは一切関係ありません。
皆さんは「ゆかいなおとなりさん」って聞いた事がありますか。要は、その人の住んでいる近くの土地で何かを始めると「ワシにあいさつがない」「ワシの許可を取らずにこの道を通るんじゃない」とか言う人のことです。城下町や古都なんかにはそういう人が多いって聞きますね。「ワシの家は○○藩の家老の家なんだぞ!維新で成り上がった✕✕の奴らとは違