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健康の鍵は呼吸にあり!肺活量ではなく、1回の呼吸量を増やして元氣な毎日を手に入れよう

45歳を過ぎてくると、年齢を重ねても元氣でいたい、おなか周りの脂肪が氣になり、健康的なダイエットをしたい、不調や病氣になり体調不良や病氣を克服したいという願望を持っている方は多いと思います。
そんな方は、呼吸の質を見直すことが非常に重要です。


呼吸は、生きるための最も重要な機能ですが、その質がどれほど重要かをご存知でしょうか。今回は、肺活量よりも「1回の呼吸量」を増やすことの重要性についてお話しします。


肺活量と「1回の呼吸量」の違い

まず、肺活量とは、息を最大限に吸い込んだ後に肺から吐き出せる空氣量のことを指します。これは、性別や年齢によって異なり、男性では4000-4500mL、女性では3000-4000mLが標準的とされています。しかし、普段の呼吸では、この肺活量のすべてを使っているわけではありません。一般的には、1回の呼吸で約500mLの空氣しか出し入れしていないのです。



肺活量が多いことはもちろん良いことですが、日常生活においては、この1回の呼吸で、どれだけの空氣を出し入れしているかが、実際の健康や体調に大きな影響を与えます。つまり、肺活量が3000mLでも5000mLでも、普段の呼吸で500mLしか使っていないのであれば、実際に取り込まれている酸素量に大きな違いはないのです。


呼吸量が少ないとどうなる?

もし、「最近、呼吸が浅く感じる」「なんとなく息苦しい」と感じることが多い場合、それは1回の呼吸量が少ないことが原因かもしれません。これは、肺活量自体の問題ではなく、以下のような要因が関係していることが多いです。


・姿勢の悪さ:姿勢が悪いと、肺が十分に膨らまず、深い呼吸ができなくなります。
・筋肉の緊張や硬直:胸部や背中の筋肉が硬直していると、呼吸が浅くなります。
・自律神経の乱れ:ストレスや疲労が自律神経に影響を与え、呼吸が浅くなることがあります。
・メンタルの状態:不安や緊張があると、自然と呼吸が浅くなりがちです。


例えば、1回の呼吸で250mLしか空氣を取り込めない場合と、500mL取り込める場合では、10回呼吸しただけで2500mLと5000mLという大きな差が生まれます。これが1日に20000回も繰り返されると、その差はさらに広がります。


具体的には、1回の呼吸量が250mLの人が、1日呼吸を繰り返すと、500万mL(5,000L)の空氣を取り込むのに対し、500mLの呼吸量の人は、1,000万mL(10,000L)の空氣を取り込むことができます。この違いは、酸素の供給量に直結し、疲労回復、健康や体調、パフォーマンスに大きな影響を与えます。


1回の呼吸量を増やすための具体的な方法

1回の呼吸量を増やすためには、以下のようなアプローチが有効です。

1. 姿勢を改善する

背筋を伸ばし、喉を伸ばすことで、肺が十分に膨らむようにします。これにより、自然と呼吸が深くなり、1回の呼吸量が増えます。

2. セルフマッサージ、ストレッチを取り入れる

胸部や背中の筋肉を柔らかく保つために、定期的なセルフマッサージ、ストレッチを行いましょう。これにより、筋肉の硬直を防ぎ、深い呼吸がしやすくなります。

3. 有酸素運動をする

有酸素運動をすることによって、肺が酸素を取り込む能力(肺拡散能力)が高まります。1回の呼吸での酸素取り込み量が変わってきます。

4. メンタルケアを重視する

ストレスや不安があるときは、まずカラダをほぐして下さい。カラダがゆるむことで、リラックスでき、深い呼吸ができるようになります。同時に、リラックスする時間を持ち、呼吸法を取り入れることで、自律神経のバランスを整え、深い呼吸を促進します。

5. 環境を整える

温度や氣圧の変化が呼吸に影響を与えることがあります。快適な環境を整えることで、深い呼吸がしやすくなります。

6. 呼吸法の練習

腹式呼吸や深呼吸の練習を日常的に行うことで、呼吸の質を改善し、1回の呼吸量を増やすことができます。


4.結論:呼吸の質を向上させ、健康を積み上げる

1回の呼吸量を増やすことは、健康を維持・向上させるための重要な要素です。
特に、年齢を重ねても元氣でいるためには、呼吸の質を高めることがとにかく大切です。呼吸は、肺活量ではなく、「1回呼吸量」の方が大事です。日々の生活の中で「深い呼吸をする」ことと「深い呼吸ができるカラダづくり」を意識してみてください。



姿勢を改善し、筋肉の柔軟性を保ち、メンタルケアを怠らないことで、1回の呼吸量を増やすことができます。これにより、より多くの酸素を体内に取り入れ、エネルギーレベルを向上させ、健康度を高めることができるでしょう。



今、この瞬間から、あなたの呼吸に意識を向け、1回の呼吸量を増やすための行動を始めてみましょう。それが、年齢を重ねても元氣で健康的な生活を送るための第一歩となり、それがSHP(超健康体)になる第一歩です!



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BODY Change ブレスマスター 矢川 純 プロフィール

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