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【読書】

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読書に関するnoteです。
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記事一覧

【読書】好きなものは最後に。

【読書】好きなものは最後に。

皆さんは、食事の際
好きなものは先に食べますか?
それとも、最後に取っておきますか?
私は物心ついたときからずーっと最後派です。

私の住んでいる地域の図書館は一度に1人10冊、2週間まで借りることができます。
なるべく2週間でピッタリ読み終わるように
仕事の都合や休日の予定などを考慮して借りる冊数を決めているのですが
時々、借りたときのテンションが最後までもたず期限までに読み終わらないことも。

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【手帳】いいことだけか、ありのままか。

【手帳】いいことだけか、ありのままか。

2016年からほぼ日手帳を使っています。
今年で9年目。
案外続けられるもんだなぁと自分に感心しています。

ほぼ日を使い始めてから、手帳の使い方にもいろんな種類があること知りました。
関連本もいろいろ!
ビジネスマン向け手帳術、自己啓発を目的としたもの、イラストやデコレーションをメインにしたもの。
何冊か読んでみて、手帳書き方について私の中で揺れていることがあります。
それは
①「いいことや成功

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【読書】お探し物は図書室まで/青山美智子

【読書】お探し物は図書室まで/青山美智子

以前から、あちこちでおすすめされている一冊。
やっと読むことができました。

司書の小町さんは、私の中ではトトロのイメージ。
大きくて、無愛想だけど、包み込んでくれる安心感。
ニーッと笑うところとか。

「付録」は小町さん曰く、インスピレーションで選ばれているそうで。凄腕というか、きっと人を見抜くセンスがあるんだろうけれど、それを語るシーンがないのが心地よかったです。

悩みって人に相談するときに

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【読書】オーダーメイド殺人クラブ/辻村深月

【読書】オーダーメイド殺人クラブ/辻村深月

特別になりたい、私は周りと違う。
些細な人間関係に振り回されることをバカにしつつも、そこから1人だけ抜け出す勇気もない。
親の不完全さに気付き、見下すようになる感じ。
それでも最終的には親に助けてもらいたいと願う都合の良さ。
思春期丸出しな感じがリアルでした。

ちゃんと、徳川が「昆虫系男子」であるという描写が時々出てくるのでそのことを思い出せますが
読んでいるとついイケメンで脳内補正されてしまう

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【読書】滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう

【読書】滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう

高校生の友樹を中心に、4人の視点でだんだんと物語が広がっていくのが面白かった。

特に母•静香の視点で書かれたパートが一番良かった。
細かいことは気にすんな!という感じのサバサバ系。
言葉遣いも、態度も男勝りな静香。家庭の温かさを知らない自分が、息子•友樹を育てていけるのか。
そんな思いを抱きながらも、1人で必死に働いて、彼の幸せを願ってきたのに。
それが急に1ヶ月後に終わるなんて。理不尽にも程が

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【読書】キケン/有川浩

【読書】キケン/有川浩

「はちゃめちゃな先輩に振り回されて、俺のキャンパスライフどうなっちゃうの〜」的な内容かと思いきや
それぞれのエピソードの終わりに
それが、妻に語られた思い出話だとわかるやりとりがあって一気に印象が変わりました。

主人公•元山にとって、「キケン」での日々はまさに黄金時代であり
たとえ美化されていようとも、そのままにしておきたい思い出なんだろうな。
別に、過去にしがみついているわけではないところがま

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【読書】第2回 本屋大賞(2003/H17)コンプリート

【読書】第2回 本屋大賞(2003/H17)コンプリート

第2回本屋大賞ノミネート作品を全部読み切りました!
特に印象に残っているのは
大賞の『夜のピクニック』と番外の『電車男』です。

『夜のピクニック』
高校の伝統行事である歩行祭を通して、それぞれが自分を見つめる物語です。
高校3年間って本当に特別な時間だったなぁと思います。子供でも大人でも無い感じ。
宙ぶらりんで不安だけれど、だからこそ楽しめることもある。

『電車男』
なんで番外編なのかな?と思

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【読書】くちびるに歌を/中田永一

【読書】くちびるに歌を/中田永一

学校のイベント。
部活の合宿。
特別な感じがして好きだったなぁ。
そして、それが終わりに近づくと
終わっちゃうんだなぁという切なさや
将来への漠然とした不安が押し寄せてくる。
次の日にはまた、いつも通りの学校生活を送っているんだけど。
そんな懐かしい感覚を思い出させてくれる1冊でした。

桑原くんの自閉症の兄アキオや
サクマ式ドロップスがどんなふうに関係してくるのだろうと思っていたけれど、素敵な展

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【読書】本屋大賞コンプリートチャレンジ

【読書】本屋大賞コンプリートチャレンジ

読書にハマり始めた頃は
とにかく色んなジャンルの本を読むことを目標にし
Instagramなどで紹介されている本の中から
気になるものをリストアップして片っ端から図書館で借りていました。

今も基本的にはその方法なんですが、読みたい本はどんどん増えていくのでキリがない。
なにか「やり切った感」が欲しいなということで始めたのが
本屋大賞コンプリートチャレンジです。

本に関する賞はいろいろありますが

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【読書】やめてみた。 著/わたなべぽん

【読書】やめてみた。 著/わたなべぽん

何となくやっていた日常のいろんなことをやめてみたら、毎日豊かになった!というコミックエッセイです。
ほんわかとしたイラストに惹かれて手に取りました。

第1章は家の中
第2章は身の回り
第3章は心の中
の「やめてみた」が漫画で紹介されています。

ミニマリストや生活の無駄を見直す暮らしを紹介するSNSや書籍をよく見るんですが
読んでいてちょっと窮屈だな…と感じるものもあったりします。
でも、こち

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【読書】リバース&リバース 著/奥田亜希子

【読書】リバース&リバース 著/奥田亜希子

奥田亜希子さんの『リバース&リバース』を読み終わりました。

ティーン向け雑誌の編集者と、その読者がメインキャラクターでしたが雑誌の描写が懐かしくて。
お悩み相談のコーナーあったよなぁ!
そして、私もほぼ読んでなかったうちの1人です。
時々目を通すと、なかなか大人な内容の相談があって「そんな子いるの…?」
「編集者の自作自演では…?」なんて思っていました笑

物語の中では、オセロもキーワードになっ

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【読書】図書館との戦い

【読書】図書館との戦い

私が図書館を利用する理由は
①片付けが苦手
②お財布に優しい でした。

そして、1番大きな理由が
③返却期限がある です。

本を買って満足してしまう人、いませんか?
私はまさにこのタイプです。
ほぼ新品の状態で本棚に居座っている本が何冊かあります。
時間ができたら読もう、今度の連休に…なんて思っているうちに10年以上経ってしまいました。

図書館には返却期限があります。
私の地域は、

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【読書】図書館へいこう!

【読書】図書館へいこう!

基本的に本は図書館で借りることにしています。

ずっと、図書館=賢い人が行くところ
だから図書館で本を借りるのは、道端のゴミを拾うくらいいいことだと思って生きてきたけど
作家さんの収益にはならないから、本当にその人を応援するなら本屋さんで買うべき!という考えに出会って、そういう視点もあるのかと新鮮な気持ちになりました。

どっちがいいとか悪いとかは置いといて
私が図書館を利用する理由は3つです。

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【読書】浸れる快感

【読書】浸れる快感

小さい頃の読み聞かせだったり
好きな人との共通点づくりだったり
頭の片隅には読書への興味のかけらがずっとありましたが、いつかそのうち…と思って何年も放ったらかし状態。

1日中ゴロゴロしながらスマホを眺めて過ごす休日。
あなたにオススメ!をたどっていくと本当にキリがない。時間を溶かすという表現がぴったり。
そして、日曜日の昼過ぎから襲ってくる「私はこの2日間一体何をしていたんだろう…」という自己

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