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【幼い日々のわたしごと①】今暗闇の中にいる誰かに、かつて暗闇にいた私に。
今日は思い切って、ずっと口に出すか出さないか迷っていたことを書き残す、第一回目を始めようかと思います。
過去の自分に伝えるように、過去の自分のような誰かの何かになればと願いを込めて。
私が何かできるなんて、専門家でもなんでもない、1つのケースの経験者としてでしかない一般人主婦に、何かできるなんて。そんな根が浅い題材でもないし、軽々しく思えない話だとわかりながらも、かつて暗闇にいた私が、名もなき
私と母と父の3人での人生が始まる前の話
私は、駆け込み平成元年ベビーです。
ギリギリ、平成元年、もう少し遅かったら平成二年ベビー。
あ、歳がバレましたね。
母と父は視力障がい者同士で結婚しました。
本来なら白杖をついて歩いてもいい視力ですが、母も父も生まれつきで小さい頃から杖なしで生活していたので、特別な理由がない限りつこうとはしませんでした。
「目が見えへんと思ってばかにするな」
と多々言われていましたし、母も父も自分のことを「社