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二月兎のゆるっと暮らし。

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人生のスローガンは「My LIFE is My ART」。 精神2級、アラフィフ、ひとりもん。 かつて雑貨だらけだった部屋からゆるミニマリストになってからの日々の暮らし、ルームツ…
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2021年9月の記事一覧

秋の望月。

秋の望月。

本日は中秋の名月ですね。
十五夜です。
米国ではハーベストムーン(収穫月)。
昨夜の有明月もとても綺麗だったそうですが、生憎私の在住している地区は曇りで余り見えず。
今夜の望月は見れるといいなと思っています。

そうしたらふと、満月を描いた浮世絵が久しぶりに見たくなりました。
色々見ていて、やっぱり好きだなあと思う満月の浮世絵三選。

始めに、歌川広重。

続いて、小原古邨。

そして、川瀬巴水。

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スローペースの模様替え。

スローペースの模様替え。

部屋の模様替えをしています。
結構大掛かりにやるので、体力と相談しながら。

先日から着手して、今日は少しだけ配置替え。

おばあちゃんの形見の文机を動かして、ベッド横に小さいシェルフを設置しました。
床には買っておいたシャギーラグを敷いて。

机は元々ドレッサー代わりにしていたものです。
が、ワークスペースはまだ片付かないので今は書き物もお茶を飲むのもここです。

なんとなく風水を意識して、鏡が

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遂にこれも禁止令。

遂にこれも禁止令。

1年程前より、涙目が酷くなりまして。

「あ、やばいドライアイだ」

とは思っていたんです、はい、思っていたんです…。

が、本気のズボラなわたしがすぐに眼科受診をするわけなく。

しかしですね、涙の飛沫が眼鏡に着いてとても鬱陶しい事この上ないのでやっと重い腰を上げて行って参りました。

…結果。

「コンタクト?絶対だめ!一生禁止!!」

そ、そんな、…バタッ(倒れた)

いや別にですね、眼鏡で

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縋る。

縋る。

子供の頃読んだ以来、再読していなかった本を読んだ。

安房直子さんの「夢の果て」である。

最後に読んでから30年は経ったろうか。
懐かしさでページを捲ったが、一行目を読み終わる前に既に視界が涙でいっぱいになってしまった。

思えば2歳の頃から「私がいる世界は皆がいる世界と違う」としか感じる事ができなかった。
家族とも、誰とも、その世界は違っていた。
圧倒的に、ひとり。
違和感と疎外感の中に揉まれ

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