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経理・財務人材(会計専門職)こそ副業した方が良い!(副業のメリット)

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皆様是非ご活用ください!


はじめに

会計専門職の皆さん、副業してますか?(セコムしてますか?のトーン)

もししていないなら、非常に勿体ないなと思います。
今、会計専門職は引く手数多でございまして、レベルが高い人であればあるほど、スポットでもいいから手伝ってほしいという需要が存在します。

もちろん、ハイクラス人材の場合、現在の職場の業務で手一杯という人も多いと思いますが、もし時間が空いているなら、副業も一つの選択肢としてお考えください😁

副業してみようかな?
どんな案件があるのかな?

と思ってくださる方がもしいれば、WARCMORE(ワークモア)にご登録ください。
タイトルは『公認会計士のための』となっていますが、今は税理士の皆様や経理・財務経験者の皆様にもご登録いただいております
※もちろん登録無料です



ということで、今日は会計専門職の皆さんになぜ副業をオススメするのかという点について語っていこうと思います。



1.会計専門職のリスク

まず、会計専門職のリスクについて検討していきましょう。

公認会計士・税理士に限らず、会計畑で生きている皆さんは、総じて同じようなリスクを抱えています。
それが、スキルの偏りです。

監査法人に勤めている方は監査スキル、税理士事務所にお勤めの方は確定申告・記帳スキル、M&Aコンサルに従事している方はM&A関連スキルに偏っていきます。
そして、企業で勤めている経理・財務のメンバーは、特定の企業の会計処理にだけ特化していく傾向があります。

これらのスキルの偏りは、おそらく本人が一番感じていることだとは思いますが、かなり大きなリスクだと思います。

30歳くらいまでずっと一つの分野のスキルに特化してしまうと、それ以降のキャリアも、基本的にはずっとその分野で活動することになります。
そのまま30代後半になってしまうと、すでに記憶力も体力も落ちていくので、全く新しい分野に挑戦するということは難しくなります(不可能ではない)。

だからこそ、スキルが偏りがちな会計専門職こそ、転職や副業を通じて、新しい分野のスキルを身につけるべきだと思うんですよ😰

私自身、30代前半の頃から、たまたまご縁があって複数の企業の経営管理部門のお手伝いをしておりますが、企業によって全くやり方が異なりますし、社風もプロセスも価値観も正解も違ってきます。
副業をするまではそのことに気づけていなくて、自分の中の狭い世界の正解だけに固執しておりました。

知らず知らずのうちに、思考の柔軟性が失われていて、新しい業務プロセスの開発や方法の模索というスキルが失われていました。
会社にはそれぞれ個性があって、その個性に合わせられるような柔軟なスキル(汎用性の高いスキル)を身につけないといけないのに、いつの間にか特定の企業にのみ妥当する方法だけを磨いていた事に気づきました。

また、副業をしたことによって、様々な会社の事例が脳内に入り、主業である企業の業務で活かせる機会も増えました。

それ以来、私は副業推奨派です。

会計専門職や法務専門職などの高度専門職においては、副業または複業していることが当たり前になる(べき)とすら思っています。
それほど、専門スキルというものは希少で、一社で独占すべきものではなく、シェアすべきものだと思っています。

ベンチャー業界は共創の考え方の人が多いので、私もそうなっている気がしますが、副業に関しては、会社にも専門職個人にとってもメリットが大きいので、推奨すべき事項だと思っています。



2.副業のメリット

前述のとおり、私は副業推奨派ですが、ここで改めて、副業のメリット(利点)をまとめていきたいと思います。

私が考える、主な副業のメリットは以下のとおりです。


(1)所得が上がる
(2)他社事例が貯まる
(3)スキルが増える
(4)転職先候補が増える
(5)知人が増える
(6)精神が安定する
(7)主業で応用できる


以下、一つずつ解説していきます。


(1)所得が上がる


副業を始めたばかりの頃の最大のメリットは所得だろうと思います。
年収1,000万円というハードルも、副業と主業の合計であれば、比較的超えやすいハードルです。

しかし、注意しておかないといけないのは、副業は所詮労働集約型の稼ぎ方であるという点です。

たまに、副業始めたばかりの人が、所得が面白いように上がっていくことで調子に乗ってしまって、自分ひとりでは処理できないレベルのタスクを請け負ってしまうことがあります。
これでは本末転倒で、主業にも迷惑をかけますし、副業先からの評判もガタ落ちです。

そのため、最初は軽いタスクのみを請け負うことをオススメします。

そして、何でもかんでも請け負うのではなく、自分の中で明確な目的を持って仕事を選んだ方が良いです。
例えば、お世話になっている知人からの依頼だからこそ受けるとか、自分が欲しいスキルが手に入るから受けるなどの理由を一つ一つ確認しながら仕事を選ぶと良いです。

お金というものは、人間を良くも悪くも変えてしまうことがあるので、お金に精神を支配されないように注意してください。

金に目が眩むとろくなことにならない



(2)他社事例が貯まる


専門職にとって、資格や知識が最も重要な資産ですが、その「知識」の中でも極めて汎用性の高い知識が他社事例です。
かっこよくいうと、ケーススタディです。

他社事例が貯まっていくと、様々な状況に対応できるようになっていきます。
中小企業から大手企業まで、様々な事例を脳内に蓄積しておけば、企業のフェーズ(段階)にしたがって、今後どういう問題が発生し、どう解決していけばいいのかという点もわかるようになってきます。

ベンチャー業界で10年以上様々な企業に関わってきた人の多くは、スタートアップが今後陥る罠や犯しがちな失敗も予想できてしまうことがありますが、まさしくあの予測能力が手に入ります😁

これはとても貴重な能力で、転職時などの企業分析にも応用できますし、日々の業務でも先を読んで対処できるようになるので、結果的に自分のキャリアにとっては大きな利益を産んでくれます。

次に陥る罠はこれだ!



(3)スキルが増える


続いて、会計専門職にとって一番重要かもしれないメリットが、スキルの増加です。

「会計」と一括りにしても、その分野は様々で、税務会計、財務会計、管理会計、経営戦略、M&A、監査、ファイナンスなどの高度な専門分野が別々に存在しています。

そして、他の分野の専門知識・スキルを得るためには、実務経験を積むしかありません。
その実務経験を副業で積めるかもしれないという点がとても大きなメリットです。

例えば、WARCMORE(ワークモア)という会計専門職の副業プラットフォームでは、案件によっては、複数人でチームを組んでプロジェクトを遂行していきます。

チームの中には、その分野のベテラン会計士・税理士さんがいることが多いので、非常に勉強になるでしょうし、大きなプロジェクトに関与できた経験は、スキルアップや自信に直結します。

年間でこなせるプロジェクトの件数は人それぞれだと思いますが、例えば年間で10件ほどこなせたとしたら、それだけで一社に勤めた場合の数年分の実務経験を先取りしたような状態になることも多いです。
プロフェッショナルがチームを組んでこなすプロジェクトの多くは難易度が高いので、経験値の価値が高いのです😁
そういう貴重な機会に巡り会えるのも副業の魅力だと思います。

あとはここだけの話、日経新聞に載るような大きな案件にこっそり関わることもあるので、新聞を読む楽しみが増えます(笑)

プロ同士のつながり大事



(4)転職先候補が増える


次に、ちょっと打算的なお話をすると、転職先候補が増えるというメリットもあります。

今の時代、一社に依存しきって働くのは非常にリスクの高い行為で、一社しか知らないというのはかなり危険だと思います。
副業をいくつかこなしておけば、その都度新しい会社と関わるので、その職場の重要人物と知り合いになることができます。

副業で良い仕事をし続けていれば、自然と声がかかる機会が増えますし、転職したいと考えた場合にすぐに候補先が見つかります。
転職先の候補はいくらあっても困りませんから、副業を通じて、未来の転職先のイメージを具体化していけるというのも大きなメリットの一つだと思います。

転職は知人経由が一番楽



(5)知人が増える


続いて、横のつながり(知人)が増えるというメリットもあります。

副業をいくつかこなしていく過程で、副業先の専門職の皆さんとも仲良くなりますし、同じプロジェクトで一緒になったプロフェッショナルの皆さんとも仲良くなる機会があります。

そうやって少しずつ人脈が広がっていきます

そういう横の繋がりって実はとても大事で、業界に関する情報などを入手するのに非常に役立つのです。
専門職もただの人間ですから、転職で失敗することだってあります。
関わってはいけない会社に関わってしまうおそれだってあります。

でも、知人がたくさんいれば「あの会社って実際どうなの?」と聞くことができます。

それで大きなリスクを回避できたというケースは意外と多く、私自身も助けられたことが何度もあります。
専門家同士の横のつながりは本当に大事です。

気の合う仲間をたくさん作っておいて損はないです。

情報交換大事!



(6)精神が安定する


これは人によるかもしれませんが、副業を上手にこなしていけるようになると、精神がとても安定します

「今の会社でいつクビになっても何とかできるな」

「今の会社が潰れても仕事はあるな」

と思えるからだろうと思います。
自分の存在、スキルに需要があるのだということを実感できれば、会社に対する執着や依存心が薄れ、良い意味で心を離すことができるので、将来に対する不安がだいぶ解消されます。

私は、30歳ごろから複数の会社で働いていますが、そういう状態を維持できるようになって初めて、会社に対する恩返しをしようという発想が生まれました。

より正確にいうと、お世話になった人や今の自分を形成する過程で多大なるご恩を受けた人に対して、恩返しがしたいと思えるようになりました

そういう精神状態になれるということ自体、とても大事なことだと思うのです。
特定の会社、特定の役職に執着が出て、いつクビになるか、いつ不要だと言われるかとビクビクしていたら、常に上司の顔色を窺って仕事をしないといけなくなって、恩返しどころではなくなるんです。

副業を通じて自分という存在の独立性を保って初めて、恩を受けた方々にお返しができるのだと思っています。
それに、精神的に余裕が生まれると、新しい貢献の仕方とか方法を考える余裕も生まれるので、違った角度から貢献方法を模索するようにもなります。

これが功を奏するかどうかはわかりませんが、貢献意欲が湧くのはとても良いことです。

絶対に開けるなって言われたけど、シルエットでもう…



(7)主業で応用できる


最後に、主業で応用できるというメリットが挙げられます。

特に会計専門職については、副業をすればするほど、主業に活かせると思います。
他社事例を通じて得た知識や経験をそのまま主業でも使えます。
専門職の良いところはここですよね😁

自分の専門分野を広げれば広げるほど、応用が利くので、主業でやれることが増えていくんです。

私は法務なので、法務と会計の交わるM&Aでお話すると、他社事例としてM&A案件を何件か経験すると、主業で突発的に発生したM&A案件にも対応できるようになります。
これがもし、副業をしていなかったとしたら、右も左も分からないままM&Aに対応しなければいけなくなり、ほぼ詰んでました😰

我々専門職は、基本的に誤解されています。

「経理なんだから、会計全部わかるっしょ」
「財務なんだから、何でも知ってるでしょ」
「法務なんだから、法律全部わかるでしょ」

いや待ってくれと😱

そんなスーパーマンおらんぞと心の中では思っていますが、世間一般の認識はそういうものです。

だからこそ、副業を通じて、様々な案件に関わり、知見を貯めておく必要があるのです。
そうやってスキルと経験を積み重ねておかないと、主業で困ることになります。

ヤバい…わからんぞ…



3.副業のリスク

さて、副業のメリットはわかりましたが、リスクはないのでしょうか。
会計専門職の皆様の方がリスク関係には詳しいと思うので、ここでは簡単に述べさせていただきます。

副業の主なリスクは、副業禁止規定違反と税金です。


まず副業禁止規定については、多くの企業で未だに副業禁止になっています
なんとまー旧時代的な制度かと思いますが、古い会社の多くでは副業は禁止されています。

そして、大半の会社では、副業は事前承認制になっているはずです。
これもまた古臭い制度だなとは思いますが、何でもかんでも副業されると主業側にもリスクがあるので、事前承認は致し方ないかなと思います。

ちなみに、ベンチャー企業では副業自由としているところも増えてきています。
むしろ推奨しているところもあるくらいです😁

この禁止規定又は事前承認規定に抵触することがリスクといえばリスクです。
ただ、会計専門職で副業できないというのはキャリア的にはあまりに勿体ないので、副業OKの会社に転職してでも副業した方が良いと思っています。

それに、会計専門職の皆様なら、いつ副業がバレるかについても詳しいでしょうから、住民税の支払い方を工夫すれば何とでもなるかなと思います😏
この点はあえて黙っておきますね(笑)


続いて、税金について。
こちらについては、リスクというよりは、手間です😱

副業の多くは業務委託契約による事業所得になりますから、確定申告が必要になります。
そのため、今まで給与所得しかもらっていない人にとっては、確定申告の手間が新たに発生します。

でも、会計専門職にとって、確定申告なんざ朝飯前じゃないですか😁
どうってことないです。

より心配すべきは、法人成りするかどうかだと思います。

ハイレベルの会計専門職の皆様の場合、時給が8,000円~15,000円くらいになるので、下手をすると副業だけで年収が800万円超えてきます

そうなってくると、法人成りするかどうかという論点が出てきて、悩むところです。
こちらの方が大きな論点かもしれないですね🤔

元々、会計専門職の皆さんの年収は高いです。
平均で800万円を超えていると思います。
そこにプラスで副業の所得が入ってくるので、多い人では年収が2,000万円を超えることもあります。

そのため、税金(所得税、住民税、消費税)に関する知識はあらかじめ蓄えておいて、どういう戦略で副業を展開していくのかは決めておいた方が良さそうです。


以上がリスクかなと思います。

税金って難しい上に重い



4.副業をするなら

ということで、会計専門職の皆様に副業をオススメする記事を書いてまいりましたが、最後にWARCのサービスを2つご紹介させてください。

まず1つ目が、何度かお話に登場しているWARCMORE(ワークモア)というサービスです。


おそらく、会計専門職を集めたプラットフォームとしては最大規模なので、公認会計士界隈ではかなりの認知度を誇っています
最初の頃は公認会計士のためのプラットフォームだったのですが、今では、税理士、経理・財務経験者、社会保険労務士の皆さんも登録してくださっています😁

株式会社WARCは、主にベンチャー企業のファイナンス支援、M&A支援、IPO支援を行っているので、そういった案件を大量に保有しています。
WARCの社員だけでは到底捌き切れないので、会計専門職の皆様のお力を借りているというのが実態です。

もし、副業に関心がございましたら、WARCMOREに登録してみてくださいませ。
実際に案件を受けるかどうかは、案件の詳細を聞いてから決めていただく形式なので、登録=案件受託という感じではないです。
その点はご安心ください。

会計専門職同士の横のつながりを作る場としても機能しているプラットフォームなので、各種勉強会やイベントなどを開催して、全国の会計専門職の皆さんと交流会を開催しています。
興味のある方はぜひぜひ🎵


次に、ベンチャー企業の経営管理部門の求人に特化したSYNCA(シンカ)をご紹介します。


SYNCAは、当初は転職サイトだったのですが、経理・財務・ファイナンス・M&Aなどの領域においては副業案件の需要も旺盛なので「お試し転職」というサービスが導入されています。

試しに半年くらい業務委託で入って企業のお手伝いをして、転職をするかどうか決めるという形式です😁

ベンチャーへの転職を検討している会計専門職の皆様がもしいれば、ぜひ登録してみてください。

すでに500社以上の企業様が登録してくださっていて、求職者側の登録者も5,000名以上いますから、そこそこ大きなプラットフォームになっています。



おわりに

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

会計専門職の皆さん、ぜひ副業やってみてください😁

人生は出会いで変わると思うので、副業を通じて様々なプロフェッショナル人材と出会って、見聞を広め、新しいキャリアの形を模索してみるのもありだと思います!

私なんぞで良ければいつでもご相談受け付けておりますので、FacebookでもLinkedInでも気軽にご連絡ください。

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では、また書きます!



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この記事は、株式会社WARCの瀧田が担当させていただいております。
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【著者情報】

著者:瀧田 桜司(たきた はるかず)
役職:株式会社WARC 法務兼メディア編集長
専門:法学、経営学、心理学
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