浜田寿人 / WAGYUMAFIA

WAGYUMAFIAを作っている人

浜田寿人 / WAGYUMAFIA

WAGYUMAFIAを作っている人

記事一覧

サウナとアイスバスの間で

ここオースチンではいつものように友人シェフ夫婦の家に泊めさせてもらっている。アウレリアという娘が僕らの娘と一月違いの同い年でそれも手伝ってか、オースチンを一気に…

WAGYUMAFIA怒涛の北米アメリカツアー再開!

羽田18時に飛び立ったフライトは、同じ日の18時に着陸する。途中経由地のダラスでいつものようにセカンドスクリーニングに回される。LAXと比べると係官の態度が丁寧で…

旅はRIMOWAと決めている

2週間のUSツアーである。ユニフォームは二種類、メインの大きな包丁。今回は温度帯が同じ場所であるので荷物も少し少なめである。友達のシェフの子供のお土産などを入れて…

海外の労働者がもたらす全く新しい食文化

照寿司TOKYOの3日間が終わり、終了後に久しぶりに両スタッフと飲みに行く。日曜日ではあったが赤坂界隈は色々な店が集まっている。かなりご無沙汰していたが、昔赤坂に引…

いよいよWAGYUMAFIAクラウドファンディングスタート。京都から世界へ!

弾丸で京都に行ってきた。京都にプレオープンしたばかりのWAGYUMAFIA THE CUTLET SANDWICH KYOTOの最終微調整をしに訪れたのだった。2時間ほどの滞在にはなったが、久しぶ…

日本帰国、朝5時に目覚める毎日

シンガポールから帰ってきてからというものの何故か5時に目覚めてしまう。最近の東京の空は少し透明感が少ないが、それでも春らしい光が部屋まで届くと眠りを覚醒させる。…

COMING ”BACK" TO AMERICA ホルヘ、いってらっしゃい!

彼は故郷のメキシコでとあるアーティストの作品を買った、そのアーティストからどこに住んでいるんだと聞かれて、日本と答えた。彼はそのアーティストから友人のイタリア人…

生き物としてのエンターテインメント

常々現場が一番大事だと思っている。スタートしたときはシェフに任せて、僕は以前にプロデュースしたCOPON NORPのときと同じようにカウンターサイドにいた。転機が来たのは…

MASHI NO MASHI SINGAPORE大ヒット御礼

オープニングからの大ヒットはあまり得意技ではないのだが、ノービジネスよりもいい悩みじゃないという嬉しい言葉を頂いたので、ま、それもそうだなと考えている。それぐら…

MASHI NO MASHI SINGAPOREいよいよ始動!僕のシンガポール、再上陸が始まる。

MASHI NO MASHI SINGAPOREのオープニングが無事に終了した。たくさんの方々が集まってくれて、歴代MASHI NO MASHI記録を突破した杯数が出て、途中で品切れになった。懐かし…

持病の椎間板ヘルニアを理詰めモードで攻めてみる

シンガポールで友人の整形外科医のもと専属フィジオチェックを受けている。小さい頃から続けていた平泳ぎの泳法はかなり腰に負担をかけるスタイルだった、そして高校時代に…

チューニング最終盤突入!MASHI NO MASHI SINGAPORE

シンガポールは僕にとって特別な国だ。滞在2日目にしてすでにホームに帰ってきた感じが出る国はなかなかない。MASHI NO MASHIもチューニングもだいぶ終わり、今日は特注し…

シンガポールの店舗オープンに向けての最終チューニング

京都の店舗オープンに続いて、シンガポールの店舗オープンへと続く。深夜セッションを終えてから、レッドアイフライトでシンガポールに朝一到着、そこから店舗へと駆けつけ…

祝8周年!WAGYUMAFIA!これからも変わらずに変わり続けます!

時が流れ去るスピードは本当に早い。WAGYUMAFIAが京都の結成以来、8周年を迎えた。例年ならこのタイミングをいつも覚えているのだが、毎年あまりにも忙し過ぎてすっかり忘…

僕らの聖地、京都へ。いよいよWAGYUMAFIAがやってくる。

京都がプレオープンした。コロナ期間中から温めてきた企画というか、5年間ほどずっと追いかけてきたプロジェクトなので、感慨深い。いつもどおり、細かなチューニングを数…

木曜日から金曜日を終えるまでの僕の一日

昨日は成澤親子との久しぶりの会食だった。ドン・チッチョで深夜までじっくり話し込む。久しぶりのキャッチアップで心身ともに充電されて、翌朝は雨風が強いが、風はすっか…

サウナとアイスバスの間で

サウナとアイスバスの間で

ここオースチンではいつものように友人シェフ夫婦の家に泊めさせてもらっている。アウレリアという娘が僕らの娘と一月違いの同い年でそれも手伝ってか、オースチンを一気に身近にしてくれた。僕の楽しみといえば彼らと過ごす時間はもちろんなのだが、朝起きて朝食を作った後にバレルサウナに入ってから、アイスバスに入ることだったりする。ダウンタウンから30分ほど離れた場所に彼らは住んでいて、広大な土地に住んでいるのだが

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WAGYUMAFIA怒涛の北米アメリカツアー再開!

WAGYUMAFIA怒涛の北米アメリカツアー再開!

羽田18時に飛び立ったフライトは、同じ日の18時に着陸する。途中経由地のダラスでいつものようにセカンドスクリーニングに回される。LAXと比べると係官の態度が丁寧である、妻はアメリカ国籍なのでそれも少しは手伝っているのかも知れない。トランジットは90分程度あるが、このセカンドスクリーニングに手間取ると抜けられない可能性がある。今回もギリギリのタイミングでこのスクリーニングを抜けて、ラッゲージを一度ピ

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旅はRIMOWAと決めている

旅はRIMOWAと決めている

2週間のUSツアーである。ユニフォームは二種類、メインの大きな包丁。今回は温度帯が同じ場所であるので荷物も少し少なめである。友達のシェフの子供のお土産などを入れていくと、それでも大きなスーツケースは家族全体で3つほどとなる。この数年、大型のものは統一してTRUNK PLUSという大型のTRUNKシリーズのものを使っている。これ以上大きいものだと大型荷物扱いとなってしまうので、機動力にかける。このT

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海外の労働者がもたらす全く新しい食文化

海外の労働者がもたらす全く新しい食文化

照寿司TOKYOの3日間が終わり、終了後に久しぶりに両スタッフと飲みに行く。日曜日ではあったが赤坂界隈は色々な店が集まっている。かなりご無沙汰していたが、昔赤坂に引っ越してきたときに食べたサンギョプサルの店を訪れることにした。ネパールから来た若者が3名頑張って働いている、店内は満席である。深夜であったので僕ら家族となべちゃん家族は早めに後にしたが、深夜の時間でフルコースを食べられる国というのも凄い

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いよいよWAGYUMAFIAクラウドファンディングスタート。京都から世界へ!

いよいよWAGYUMAFIAクラウドファンディングスタート。京都から世界へ!

弾丸で京都に行ってきた。京都にプレオープンしたばかりのWAGYUMAFIA THE CUTLET SANDWICH KYOTOの最終微調整をしに訪れたのだった。2時間ほどの滞在にはなったが、久しぶりに京都の春の空気を味わえた。そしてみんなが京都、京都と騒いでいる中で、実はそうではないんだろうなというのも分かってきた。まずは京都駅に到着すると途方もないタクシー乗り場の行列が迎えてくれる。眼の前のMK

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日本帰国、朝5時に目覚める毎日

日本帰国、朝5時に目覚める毎日

シンガポールから帰ってきてからというものの何故か5時に目覚めてしまう。最近の東京の空は少し透明感が少ないが、それでも春らしい光が部屋まで届くと眠りを覚醒させる。すぐに目覚めてからシャワーを浴びて、デスクに向かう。日本ではMacbookをモニターにつなげている。交通事故で頚椎を痛めてから僕はデスクトップの高さが首には優しいので気に入っている。

昨日のゲストへのメッセージのやり取り、そして新しく届い

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COMING ”BACK" TO AMERICA ホルヘ、いってらっしゃい!

COMING ”BACK" TO AMERICA ホルヘ、いってらっしゃい!

彼は故郷のメキシコでとあるアーティストの作品を買った、そのアーティストからどこに住んでいるんだと聞かれて、日本と答えた。彼はそのアーティストから友人のイタリア人、オリビエロが住んでいるからと連絡先の交換をした。そこからしばらく経ってからのことだ、初対面のオリビエロと出会った直後に連れて行かれたのがWAGYUMAFIAだった。その時のことを僕は今でも鮮明に覚えている、その夜はいつものように盛り上がり

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生き物としてのエンターテインメント

生き物としてのエンターテインメント

常々現場が一番大事だと思っている。スタートしたときはシェフに任せて、僕は以前にプロデュースしたCOPON NORPのときと同じようにカウンターサイドにいた。転機が来たのは西麻布のWAGYUMAFIA THE CUTLET KITCHENを作ると決めたときだった。そこから僕はキッチンインするようになった。あれから7年が経って、毎日僕はキッチンに立つようになった。つくづく天職だと思っている、もてなされ

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MASHI NO MASHI SINGAPORE大ヒット御礼

MASHI NO MASHI SINGAPORE大ヒット御礼

オープニングからの大ヒットはあまり得意技ではないのだが、ノービジネスよりもいい悩みじゃないという嬉しい言葉を頂いたので、ま、それもそうだなと考えている。それぐらいMASHI NO MASHI SINGAPOREが大ヒットしている。今日も即時レポートが上がってきているのだが、超満員状況である。香港の店を最初に作ったときには考えられないような嬉しいだ。僕はある意味ブランドプロデューサーとしての力量のす

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MASHI NO MASHI SINGAPOREいよいよ始動!僕のシンガポール、再上陸が始まる。

MASHI NO MASHI SINGAPOREいよいよ始動!僕のシンガポール、再上陸が始まる。

MASHI NO MASHI SINGAPOREのオープニングが無事に終了した。たくさんの方々が集まってくれて、歴代MASHI NO MASHI記録を突破した杯数が出て、途中で品切れになった。懐かしい顔ぶれもたくさん集まってくれた。その中でも僕がシンガポールを大切にしている一番大きな理由でもある、僕の盟友だったEdwin Ngの妹SereneとElwinの夫婦、そしてその子供たち、子どもたちもすっ

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持病の椎間板ヘルニアを理詰めモードで攻めてみる

持病の椎間板ヘルニアを理詰めモードで攻めてみる

シンガポールで友人の整形外科医のもと専属フィジオチェックを受けている。小さい頃から続けていた平泳ぎの泳法はかなり腰に負担をかけるスタイルだった、そして高校時代に生活費を稼ぐために新聞を運ぶ仕事をしていて、そのときに重い荷物を無理したポスチャーであげたことでギックリ腰になった。騙し騙し続けていたが、トライアスロンの練習中に車と衝突し、そしてマグロ釣りとグレイシー柔術で更に悪化し、ここ数年は生活に支障

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チューニング最終盤突入!MASHI NO MASHI SINGAPORE

チューニング最終盤突入!MASHI NO MASHI SINGAPORE

シンガポールは僕にとって特別な国だ。滞在2日目にしてすでにホームに帰ってきた感じが出る国はなかなかない。MASHI NO MASHIもチューニングもだいぶ終わり、今日は特注していた麺との相性をみる。いくつかの候補の中からひとつを選定して、そこからまた更にチューニングをかける。日本のMASHI NO MASHIのようにカウンターメインだったら、楽だが大箱である。すべてのオペレーションの規模が違うから

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シンガポールの店舗オープンに向けての最終チューニング

シンガポールの店舗オープンに向けての最終チューニング

京都の店舗オープンに続いて、シンガポールの店舗オープンへと続く。深夜セッションを終えてから、レッドアイフライトでシンガポールに朝一到着、そこから店舗へと駆けつける。逐次遠隔でみていたものの、出来上がりは実物をみないと心配だ。平面図からCG、そして今目の前に現れている実物のイメージとを、頭の中で浮世絵のように刷り板を重ねていく。映像で見えないのは音である、機械設備の音、そこにアコースティックなリフレ

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祝8周年!WAGYUMAFIA!これからも変わらずに変わり続けます!

祝8周年!WAGYUMAFIA!これからも変わらずに変わり続けます!

時が流れ去るスピードは本当に早い。WAGYUMAFIAが京都の結成以来、8周年を迎えた。例年ならこのタイミングをいつも覚えているのだが、毎年あまりにも忙し過ぎてすっかり忘却して、FBに教えてもらうのだった。暇過ぎて過去を思い出さないと前を向けない、WAGYUMAFIAにはそんなことは全くない。連日ありえない現象が起きており、その中でも心を平坦にするべくルーティンをこなしていくのが僕の現在だ。朝一で

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僕らの聖地、京都へ。いよいよWAGYUMAFIAがやってくる。

僕らの聖地、京都へ。いよいよWAGYUMAFIAがやってくる。

京都がプレオープンした。コロナ期間中から温めてきた企画というか、5年間ほどずっと追いかけてきたプロジェクトなので、感慨深い。いつもどおり、細かなチューニングを数ヶ月かけて行う予定だ。京都は先日旅立っていった親父の親族が住んでいる、そういうこともあってなのかアメリカ留学前のテストもなぜか京都だった。そこでテストに落ちていたら、アメリカには行けなかったわけだ。そして、WAGYUMAFIAというコンセプ

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木曜日から金曜日を終えるまでの僕の一日

木曜日から金曜日を終えるまでの僕の一日

昨日は成澤親子との久しぶりの会食だった。ドン・チッチョで深夜までじっくり話し込む。久しぶりのキャッチアップで心身ともに充電されて、翌朝は雨風が強いが、風はすっかり春の温かさだ。土砂降りの中、タクシーを探して8時にジムへ。朝誰もいないジムで心を整える。熱いシャワーと冷たい水シャワーを浴びてから、車に乗り込み上島珈琲でミルクコーヒーを頼んでからコンビニで豆乳とツナおにぎりを買う。急いで戻ってから、そこ

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