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チューニング最終盤突入!MASHI NO MASHI SINGAPORE

シンガポールは僕にとって特別な国だ。滞在2日目にしてすでにホームに帰ってきた感じが出る国はなかなかない。MASHI NO MASHIもチューニングもだいぶ終わり、今日は特注していた麺との相性をみる。いくつかの候補の中からひとつを選定して、そこからまた更にチューニングをかける。日本のMASHI NO MASHIのようにカウンターメインだったら、楽だが大箱である。すべてのオペレーションの規模が違うからそこを整えていくのが要だ。瞬間風速でベストを出しても意味がなく、平均点かつ持続的にその味を規模感もって提供できるかが一番肝心なポイントとなる。

MASHI NO MASHIの場合、国を跨ぐことで毎回進化していくのが楽しみなブランドだ。今回もここシンガポールで改めてグラフィックの威力を知ることになる。ある意味、ラーメンを超えたブランディングとは?のひとつの僕なりの答えは出せたと思う。この新しく手に入れたファウンデーションを通して、もっと多くのことを実現していきたいと思う。何度かここに書いたが、MASHI NO MASHIはブランディングをメインに考えて作ったブランドだ。そのためのあらゆる設計をして、当初のモデルを作っている。もちろん、設計図がしっかりしていてもそのモデリングを上手く動かすのは人であるから、そこまでは設計されていない。だから、毎回そこが上手くいったりいかなかったりする。ただし着実に一歩づつ前に踏み出していると考えると、方向性は間違いなかったと言えよう。

今日はちょうどアジアツアーをしているブルーノの中休みだったこともあって、ランチ営業後にガラス張りの全面にシールドをして、彼のバンドメンバーのみの貸し切り会としてディナーを行うことにした。スタッフにとっても同時でサービスをこなすいい練習になったと思う。メンバーとの再会も良かったし、ブルーノとも東京以来、久しぶりにシンガポールでラスベガス話を出来たのも嬉しかった。またモチベーションをいただいた1日だった。明日は今日の反省点も振り返りながら、またもうひとつチューニングして臨みたいと思う。

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