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2019年6月の記事一覧
聲の形が駄作な理由と聾学校のイヤな思い出
ちょっと前に「聲の形」ってアニメ映画が流行った。たまにNHK教育で放送されるくらい評判がいい映画だ。
元々人気のある漫画を映画化したもので、原作を読んでいた僕は、原作で充分だと思い、公開当時はスルーして、最近になってようやく見た。
結論から言うとかなり良い映画だった。
無造作に挿入される花のショットが最後の寛解に行き着く構成や、また、ソフトな絵柄からくる優しさ。逐一映像で説明していく演出のおか
[拡散希望]ハゲ弄りは許される謎社会
LGBTや女性の権利が叫ばれる昨今、ホモや女を小馬鹿にしたネタをテレビで流しでもしたら大変だ。SNSですぐに拡散されて、徹底的に批判される。製作者は悪の権化の如く叩かれ、総括を要求される光景は最早様式美の域に達してると思う。
ちょっと悪意のある表現で書いたが、弱者への良識が高められるのはいいことだ、なんせ僕は平等主義者だから。ただ、一部弱者がフューチャーされる中で見過ごされてる、声なき弱者がいるの
シネ・テロリスト宣言 右手の剣でNetflixをぶっ潰し、左手でレンタルショップを愛せ
序 全世界の映画好きよ、団結せよ(共産党宣言)
Amazonプライム・ビデオもNetflixも知らなかった5年前。可愛げも残る映画青年だった僕はストリーミングサービスに、誇張ではなく、文字通り、無限の希望を抱いていた。
ネット環境さえあったら、誰でもどこでも、好きな映画を好きなだけ見られる新時代。こんな文句、誰だって憧れるでしょ?
ただこれは5年前のお話。大学も卒業して、社会の波にもまれて現実を
遺族は故人の霊感まで相続するのか?
殺人事件や交通事故の裁判や会見で、「〜(亡くなった被害者)の無念を晴らしてやりたい」と、遺族が涙をこらえてコメントするのを、よくニュースで見かける。
すごい不可解だ。お彼岸ありきの仏教チックなコメントじゃない?無念って。被害者が本当にそんな感情持っていたか、確実な証拠って出せるんだろうか?いくら親族とはいえ、亡くなった人の気持ちを代弁することなんて、出来るわけがない。そんなこと出来るのは恐山の
麻原彰晃呼びの危険性
去年の7月、オウム真理教元幹部の死刑が執行されたのは、僕にとって、一年近く経った今もなお、記憶に新しい出来事だ。
これに関する是非は色々(僕は死刑廃止派だから、ちなみに反対)あるが、それは置いといて、
そこの君、なんで麻原彰晃って呼んでるんだ?彼の本名は松本智津夫で、麻原彰晃はあくまで通称でしかない。なのにメディアは彼のことを麻原彰晃(だいたいその後に本名松本智津夫と補足されるが、順番が逆だろ!