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声枯れた!!さあ、ボイトレどうする!?
皆さんこんにちは!シンガー・ボイストレーナーのゆーま(U-ma)です!
普段からボイストレーニングは頑張っていますか?多分、僕のnoteを読んでくださっている方は真面目にコツコツタイプではないのかな?と勝手に予想しています。(笑)
今日は、そんな真面目な方に読んでほしいテーマです!
テーマは「声枯れしてても発声練習はするべき?」です。
それではいってみましょう〜!
声枯れの原因は?
一言で「声枯れ」といっても原因は様々です。(医学的には嗄声(させい)といいます)
重篤な嗄声症状(喉頭癌や神経麻痺など)は今回のテーマでは扱いませんが、皆さんが年に1度くらいは体験する声枯れとボイストレーニングの関係性について考えてみましょう。
一般に声枯れのよくある原因は、
①風邪により声帯に炎症がおこる
②歌手、学校や保育園の先生、のように長時間大きな声を出す職業の方に多い声帯の炎症
の2パターンです。
そして、このどちらのパターンでも共通しているのは声帯に炎症が起きているということです。
声帯ポリープのリスク
特に先ほどの②で紹介した「歌手、学校や保育園の先生、のように長時間大きな声を出す職業の方に多い声帯の炎症」は厄介です。
なぜ厄介かというと、声帯の炎症を繰り返す(声帯に負担がかかりすぎる)ことで声帯ポリープが発生する可能性があるからです。
風邪などの場合は、声帯にかかる負担が原因での炎症ではない為に風邪の症状が治ると声枯れも軽減していきます。
しかし、普段から大きな声の出しすぎ、もしくは声の出し方が悪いために声帯炎症の原因になっている場合は根本的な解決策を取らなければいけません。
長期的な解決策は、間違いなく正しい発声を身につけることです。(声帯に過度の負担がかからないように)
そして、1番大切な声帯ポリープのリスクから逃れる方法は声を休ませることです。
休むことも練習
ここで矛盾しているようで大事なことを書かせていただきます。
「成長の効率が良いのであれば休むことも練習」ということです。
1度、声帯ポリープが発生してしまえばトレーニングの長期休止は止むを得ません。(数ヶ月単位になります)
だったら、声を休めて炎症を早く治すほうが間違いなく効率が良いんです。数日〜数週間トレーニングを休み、炎症が治ってから再開すればいいんです。
練習再開までは発声以外の練習をいつも以上に行っても良いと思います。(音感などのイヤートレーニング、パフォーマンス練習、楽曲制作など)
声枯れの原因が、風邪であっても、声の出しすぎであっても、声帯に炎症が起こっているなかで大きなリスクを取る必要は一切ありません。
まとめ
①声枯れが起きている時は声帯に炎症が起こっている(神経麻痺、癌、結節などの重篤症状は考慮していません)
②声枯れがあれば発声練習は一切しない(声帯ポリープのリスクを取る必要は全くない)
③発声以外のトレーニングを行う(イヤートレーニング、パフォーマンス練習、楽曲制作など)
④『成長の効率が良いのであれば休むことも練習』
今回の記事は真面目な方であればあるほど悩ましいことだと思いますが、思い切って声帯を休ませる時は必ずやってきます。
その時に思い返していただきたいことは『休む事も練習』だということです。
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