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杉森のりこ
2024年3月16日 00:32
この2種はある意味ライバル関係かも知れない?パソコンで音楽を作るプロの方が、AI歌手について話していた。彼女は、音程を外さず、リズムも外さず、好みの声質で、その声質のまま全ての音域を歌い、その音域はほぼ無限で、呼吸を取る隙間時間がいらない。完璧である。・・・と。確かに。私たち声楽家は、大学受験勉強として、音程を外さず、リズムを外さないトレーニングを開始し、
2024年3月15日 00:11
実は誰でも声楽家だと名乗れます。私たちは自己申告なんです。私の場合でいえば、音楽大学を音楽学部声楽科ソプラノ専攻で卒業し、「音楽学士」となりました。別に歌の専門家であるとは書かれてていません。声楽家という認定証も資格もないのです。日本には公立歌劇場がないので、公務員的に歌うことはできません。もっと言えば、音楽大学を卒業している必要もないし、大学も卒業している必要はありませ
2024年3月13日 19:09
クラシックの歌手を声楽家、というようだ。声楽家は、「ソプラノ」「アルト」「テノール」とか「バリトン」とか、声質によって、少し細かく表現される。そうそう。ここで言う「ソプラノ」とかは、音域ではない。勘違いされてることが多いかと思う。合唱で使う「ソプラノ」は、パート名である。ちょっと意味が違う。あくまでも、持って生まれた声の質による。何しろ、「ソプラノ」だけでも大きく5種類あ
2023年4月6日 14:17
これは恥ずかしながら、ずいぶん前の写真。2014年のもの。こちらは千葉県我孫子市白樺文学館。このピアノは柳宗悦の奥様、声楽家の柳兼子がお使いだったものである。柳兼子は、日本が西洋音楽を輸入して間もない頃、と言うより輸入メンバーと言っても良いかも知れないけれど、ドイツに留学をして声楽を、音楽を学んだ方だ。山田耕筰などと同世代である。こちらの地下では、この頃は息子さんである宗理氏のデザイン