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変わるけど、変わっては駄目
昨日からなにしろ首が痛くて困っている。単に寝違えただけかと思っていたのだが、一夜明けてもまだまだ痛くて、首をぐるぐる回すこともできないというていたらくだ。こういう小さなことだけでも、普通に動かせていた身体が動かなくなるというのは全くつらい。
もっとみる死ぬのが怖い人へ (5)
子供の頃から死の問題に取り組んできた私は、情報収集のため親鸞会にも顔を出しました(※第3話・第4話を参照)。そして退会した後も妙好人と浄土真宗について、情報を集め続けました。
この第5話では私が得た情報についてまとめます。
情報収集して分かったこと私が大学時代までに集めた情報には、死の問題を解決するのに欠かせないものが含まれていました。
まず妙好人について。
彼らが住んでいた世界は獲信・他力
しばらくじっと見ていること
岡潔さんの話、続き。
昨日のエントリで述べたように、岡さんのテクストというのは全体として読んでゆくと「すごさ」と「ヤバさ」が渾然一体となっているものなので、その扱いにはわりと慎重な注意が必要となる。もちろん、わかりやすい「すごさ」の部分だけを抽出して語るというのも一つの(そして当然の)選択肢だが、そうは言っても彼の思想の「すごさ」はその「ヤバさ」と不可分のものであるような気もするし、場合によ
「本心」という幻想――自身を暴力的に扱わないことで得られる自由について
数日前に、心の中の「自然現象」というエントリを書きまして、そこでは心内に「自然現象」のように勝手に生じてくる感情や気持ちというものを、「私そのもの」だと思い込んでしまうことで、人生がつらくなってしまうということはままあるものだ、ということを述べました。
本エントリは、こうした事態の背景にある構造をより深く分析し、その上で、それに対する一定の処方箋も示す有料記事です。具体的には、「自然現象」の
かっぱさんの退会秘話
私が退会した直のきっかけになった事件の話をしときましょか。
結構な役職を持ったままではあったんですけども、活動はしないって決意をして1年ほどたった頃だったっすかね。今みたいに是々非々なんて発想はなくて、完全にアンチマンな状態で、それでもしつこく家庭訪問を受けて活動への復活を勧められ学会嫌悪度マックスだった頃でした。地区の婦人部長が訪ねてきても、口もきかずに玄関をバンって閉ざして追い返したりしてま
なにかに「なろう」とすること
Q. 粗野な心も敏感になれるのでしょうか。
質問を、言葉の裏の意味を聴いてごらんなさい。粗野な心も敏感になれるのでしょうか。私の心は粗野だと思い、敏感になろうとするなら、敏感になろうとするその努力こそが粗野なのです。どうかここを見てください。感心していないで、見てごらん。ところが、私が粗野であることを、変えたがらずに、敏感になろうとせずに認識したり、粗野とは何かを理解し始めて、日々の生活でそれ