ニー仏

もにょもにょ言語化、あと瞑想とか。noteは月初の記事のツイキャス録画パスと、その他の通常エントリの有料部分をまとめてマガジンにて購入可能な形で運用中。

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  • 有料過去記事まとめ

    これまで有料で公開してきた記事をまとめています。瞑想の性質についての解説や、独り語りのマニュアルなど、ボリュームと読み応えがあって有益なエントリが多いかと思いますので、よろしければご購読くださいませ!

  • 2023年10月分のエントリまとめ

    2023年10月のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得なセットです。視聴パスが使えるツイキャス放送の内容については、10月1日のエントリをご参照くださいませ。

  • 2023年9月分のエントリまとめ

    2023年9月のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得なセットです。視聴パスが使えるツイキャス放送の内容については、9月1日のエントリをご参照くださいませ。

  • 2023年5月分のエントリまとめ

    2023年5月のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得なセットです。視聴パスが使えるツイキャス放送の内容については、5月1日のエントリをご参照くださいませ。

  • 2023年2月分のエントリまとめ

    2023年2月のエントリをまとめたマガジン。当月公開記事の有料部分が全て読めるのに加えて、ツイキャス放送(録画)の視聴パスも入ったお得なセットです。視聴パスが使えるツイキャス放送の内容については、2月1日のエントリをご参照くださいませ。

最近の記事

  • 固定された記事

「本心」という幻想――自身を暴力的に扱わないことで得られる自由について

 数日前に、心の中の「自然現象」というエントリを書きまして、そこでは心内に「自然現象」のように勝手に生じてくる感情や気持ちというものを、「私そのもの」だと思い込んでしまうことで、人生がつらくなってしまうということはままあるものだ、ということを述べました。  本エントリは、こうした事態の背景にある構造をより深く分析し、その上で、それに対する一定の処方箋も示す有料記事です。具体的には、「自然現象」のようなものである感情や気持ちを「私そのもの」だと思い込んでそれと同一化し、苦しみ

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    • 2024年2月から読書会終了までの放送アーカイブまとめ

       昨年の10月から細々と続けてきていた『法の概念』の読書会ですが、テキストに関する諸般の事情等を抱えつつも、なんとか後半戦に突入し、内容的にもなかなか興味深い議論が続くところに差し掛かっています。  そんなわけで、今月も読書会等の放送アーカイブのまとめエントリを作成したいところなのですが、『法の概念』の残りの検討範囲が140ページほどしかないということで、どうも中途半端に3月に入ったところで今回の企画は終了ということになりそうです。  そこで、今回の録画視聴パス取得用まと

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      • 2024年1月の放送アーカイブまとめ

         いまさらですが、皆様あけましておめでとうございます。ハート『法の概念』の読書会については、やらなきゃなー、とは思っていたのですが、1月前半はかなり私生活が忙しく、なかなか手を付けられないでおりました。  ただ、さすがに今年度中には『法の概念』を読み終わっておきたいところですし、そうすると1月を休みにしてしまうのはよろしくない。そんなわけで、無理やりではありますが、なんとか今月中に4回の読書会放送を行う決心がつきましたので、このように放送アーカイブの公開用エントリを作成した

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        • 2023年11月・12月の(主に読書会)放送アーカイブまとめ

           ハート『法の概念』の(ひとり)読書会放送につきましては、11月も引き続きやると宣言していたものの、今月に入ってから私生活の忙しさが増したことに加え、テクストに関する某重大問題()などもあり、すっかり再開が遅れてしまっていました。  ただ、なんとか今月中に4回は読書会放送をやる見通し(決心)がつきましたので、こちらのエントリにて、そのアーカイブ及び、ツイキャスでのおまけ放送の視聴パスを公開しておこうと思います。  本エントリで公開するパスワードは、2023年11月のツイキ

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        「本心」という幻想――自身を暴力的に扱わないことで得られる自由について

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          25本
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          10本
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          20本
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        記事

          「正しい答え」を集めた先に、「教養」があるわけではない

          (※録画視聴パスは、10月1日のエントリより取得できます。)  そんなわけで宣言どおり、ハート『法の概念』の(ひとり)読書会を順調に(?)進めているのである。  このような「読書会」をやっているのは、これまでも何度か述べてきたとおり、テクストを読むという営みのいわば「深み」と、そこにおいてこそ涵養される「文系」の知的能力という、現代日本においては顧みられることの少なくなったように思われるものについて、少しでも人々の関心が向かうための一助になれば、という動機があったからであ

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          「正しい答え」を集めた先に、「教養」があるわけではない

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          「文系」不要論の背景にあるもの

           というわけで、前回の記事の続きである。  一昨日の上掲エントリでは、いわゆる「文系」の知的能力の性質について私見を簡単に述べてみたわけだが、今回はそのような知的資質の「人格」との関係及び、その現代日本における需要(の減少)について少しばかり論じてみたいと思う。

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          「文系」不要論の背景にあるもの

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          いわゆる「文系」の知的能力について

           前回の記事では、牧原出『田中耕太郎』について全般的なコメントをしたわけだが、本稿ではその緩やかな続きとして、いわゆる「文系」の知的能力の性質に関する私見を少しばかり述べてみたい。同書の記述に触発されて、昔からこの点についてなんとなく考えていたことを、この機会に簡単にまとめておきたくなったからである。

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          いわゆる「文系」の知的能力について

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          よい評伝は、しばしば深すぎる愛の所産である

           1年ほど前に出た田中耕太郎の評伝を、いまさらながら読んだのである。  田中耕太郎は、一般にはおそらく砂川事件や苫米地事件といった著名な事件を扱った時代の最高裁判所長官として知られていることが多いであろうが、それ以前に彼は東京帝国大学の教授であり、敗戦後の日本の文部大臣であり(この資格で日本国憲法に署名もしている)、また参議院議員であり、そして最高裁長官を退いた後は、国際司法裁判所の裁判官も9年間勤めている。このような多彩な職務・立場を個人がその一生のうちに経験することは、

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          よい評伝は、しばしば深すぎる愛の所産である

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          「解散命令請求」は何を解散させるのか

           旧統一教会に対する解散命令請求が今月13日になされたことで、「政教分離」が一部でまた話題になっているようである。ただ、政教分離の基本的な理解について、本noteでは上掲のツイートに引いてある過去エントリで、既にまとめて述べてあるから、本稿では今回行われた解散命令請求というものの性質について、基本的な情報をまとめた上で、私見も簡単に示しておきたい。一部SNS等をみる限り、知識人というべき方々であっても、この請求の性質について、誤解をしている人が少なからずいるように思われるから

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          「解散命令請求」は何を解散させるのか

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          まともな大人になるためにこそ、ボケッとする時間が必要だ

           何しろ人間は、ボケッとする時間をとらなくてはいけない、ということを、最近はよく考える。

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          まともな大人になるためにこそ、ボケッとする時間が必要だ

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          ほとんどの人は知らないままで

           今日もSNSでは「早く◯◯しないとダメ! 勝ち組はとっくにやってるぞ!」とか、「✕✕歳になったらもう手遅れ。そうなる前に着手しておけ」とか、そんな投稿がしょっちゅう流れてきており、これは仏教もまだまだイケそうだなと思うなどした。

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          ほとんどの人は知らないままで

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          言葉を「血肉化」するためのプロセス

           10月はじめの雑談では、「ひとり読書会」のプランについて語ったりなどしたのだが、なぜ私がこういうことをやりたい(やる価値がある)と考えるのかについて、もう少し言葉を補っておきたくなった。

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          みんな宗教に「騙され」たくない

           1年前のエントリで予測した未来が、着々と現実化しつつあるなあと感じる、昨今の世相なのである。

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          みんな宗教に「騙され」たくない

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          10月キャス録画のまとめとマガジン告知

           10月になってしまいました。2023年もあと3か月ということで、使い古された「光陰矢の如し」という言葉に伴う実感が、毎年ますます深まっているところです。  さて、先月は noteマガジンの更新形態を、試験的に音声メディアを柱とする形に変更してみたわけですが、結果として放送も予定した回数以上に行うことができ、ひとまず順調に意図を達成できているように思いますので、今月も引き続き、同様の形態で更新を行ってみようと思います。  今月の新しいマガジンは上掲のものになります。具体的

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          10月キャス録画のまとめとマガジン告知

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          本当は「言挙げ」などしないほうが幸福なのかもしれないけれど

           先日のエントリで述べたとおり、最近は瞑想を楽しんでいるのだが、瞑想が楽しければ楽しいで、困ってしまうことというのもないわけではない。

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          本当は「言挙げ」などしないほうが幸福なのかもしれないけれど

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          意識だけが近代化を終えた人たちのこと

           たまたま『法学の誕生』という本を読んだことから、ツイキャスでも2回にわたって長話(総計3時間以上!)をすることになってしまった。 (※録画視聴パスは、9月1日のエントリより取得できます。)  なぜこんなに熱く語ってしまったのかというと、同書で扱われているテーマが、私のいつも述べている、「そもそも論について考えない者(そして、そのような己こそが地に足のついた現実的な大人なのだと思いなしている者)は、無自覚のまま特殊な観念に規定された奴隷状態に陥る」という問題について、具体

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