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【日経MJ第6493号】気になる記事紹介

企画アイデア立案の ”ヒント” ”気づき”に。
個人的ラブな新聞の日経MJ新聞約80〜100記事から気になる記事3〜5を備忘録兼ねて紹介。時間効率よく新たな企画&アイデアにご活用ください。
内容はフード/コンビニ/エコ環境/地方創生/新規事業/エンタメが多めです。(※日経MJは有料記事です)
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(1)セブン、レジ袋7→5種 最小サイズ廃止、手で持ち帰って 従業員の手間減らす

【まとめると】
・セブン―イレブン・ジャパン、10日一部店舗でレジ袋サイズを2種類減。
・レジ袋1店舗当たり年887.7キログラム(2017年度)使用している。
・7種サイズレジ袋を配布しているが、北海道、東北、九州、沖縄計約5000店で5種類にし、順次全国に広げていく。
・配布中止は最も小さいサイズと、弁当・総菜向け大きなサイズ。
・7月からプラスチック製レジ袋有料化が義務付けられ、各企業対応検討。
・1店舗当たり1日800~900人来店、消費者がレジ袋を購入する頻度の高い場所になる可能性が高い。

コンビニ各社の7月レジ袋有料義務化の対応が徐々に決まってくる。

レジ袋が1-5円くらいであれば、コンビニなら買う人が多いかもしれない。スーパーのように買い物が目的でいく場合より、ふらっと急に立ち寄ることが多かったり、飲み物+1−2品くらいの軽食的な買い物の方が多いからだ。

もう、このレジ袋観点で言うと、コンビニの対応というより、個人の価値観によってくる。買う人・買わない人に対してつべこべどうこう言わないが、自分は買わない。

前にもMUZOSAの時にご紹介しましたが、このようなアイデア商品もある。消費者の色々なパターンを想定していて、フレキシブルに対応できるものだ。


(2)ファミマ、車椅子で使える多目的トイレの位置情報提供

【まとめると】
・ファミリーマート、バリアフリー情報を提供ウィーログと連携し店舗の多目的トイレ設置状況をアプリ「WheeLog!(ウィーログ)」で開示。
・多目的トイレのある店舗4500店情報を提供、情報提供は企業初。
・「WheeLog!」は多目的トイレ、エレベーターやスロープなどバリアフリー設備を地図上で把握できる。
・アプリは2万6000人以上が利用し日本語、中国語や英語など10カ国語。
・ファミリーマート、2013年多目的トイレ設置を店舗の標準仕様とした。

車椅子生活をしたことないので、今の街がどれだけ暮らしにくいのかを肌感覚でわかっていない。普通に生活していても、不便に感じることが多々ある。多くの車椅子の方はより不便なのは、誰もが頭ではわかる。

トイレ問題なんて、考えたことがなかった。駅でもコンビニでもデパートでもどこにでもあるからだ。ギリギリで漏らしそうになり、駆け込むことはあったが、トイレが無くて困ったことはない。

でも車椅子の人からすると、大問題の一つだったかもしれない。外出したくない理由にすらなりそうな不安なことかもしれない。

最近は色々なコンビニの記事が書かれる。フランチャイズビジネス問題、時短問題、人手不足問題、フードロス問題など取り上げられている。負の問題は取り上げやすく注目されるから認知が上がる。

でも、コンビニが車椅子の人のトイレ問題にとって欠かせない存在だったかもしれない、ということは特に報道されない。ネタとして弱いし。ファミマは13年から標準化している。考えてみると確かにトイレも設置されている。

普段の生活で車椅子の人とすれ違う、それこそコンビニですれ違ったことはほぼ記憶にない。それほど、日本の街が彼らにとって優しくないということなんだろう。


(3)全楽曲、月1回無料でフル再生

【まとめると】
・LINEミュージック、全楽曲を対象に1曲につき月1回広告なしフルで聴ける無料サービス開始。
・全5900万曲対象である楽曲を1回フルで聴くと、翌月1日までは従来通り30秒試聴はでき、翌月1日から再びフルで1回聴ける。
・広告が入らず好きな曲を選び再生でき、ミュージックビデオも視聴可能。
・LINEミュージック無料プランは決済情報登録不要で無料期間制限なし。
・月1回制限を解除するには月額500円有料プラン。300円学割プランもある。

ちょっとムズムズするところをついている気がする。

好きな曲って、何度も聴きたくなる。それこそ、ハマってしまったら1曲をエンドリピートすらある。だから、配信前のシングルCD時代でも曲は売れていた。

好きな曲があったら、月1回はフルで聴く。翌月まで待ってまたフルで聴く。そんな人いないですよね。


(4)(開発の現場から)日経優秀製品賞MJ最優秀賞 「ゼロミート」(大塚食品)大豆で味わうハンバーグ 大塚食品 新規事業企画部長嶋裕之さん

【まとめると】
・大豆を原料に使った肉代替食品。
・本物の肉を科学的に分析し、食感や味覚で感じる成分を近づけた。
・肉と比べて低カロリーながら高たんぱくなのも特徴。
・2018年11月にハンバーグ、19年6月にソーセージを発売。
・今年3月スターゼンと共同で業務用の展開開始。

第4の肉。先日も気になる記事で紹介したが、今後伸びる市場だろう。

健康のことに注目していても、自身の健康の取り組みを開始できないのはなんでだろう。頭ではわかっていても行動にうつせないことって色々あるなと。そこに新しいビジネスがあるのかもしれない。

では、また次回お会いしましょう。

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