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第2章 虫、ときどき侵略者 〜昆虫の住処づくり編〜
なぜ年によって、害虫が増えたり減ったりするのだろうか。蛾・カメムシ・バッタ・コガネムシの食害が大きくなる年もあれば、被害がほとんど無いこともある。
生態系のバランスが崩れ、食物連鎖が途絶える事で、特定の虫による食害が起こるのかも知れないと考え、より上位の捕食者になる昆虫や小動物が住むための環境を整備することにした。
生態系のバランス 全ての動物や虫や菌類や植物は等しく自然の中にあり、何かし
コラム 「今まで知らなかった炭素循環の真実」
環境ビジネスやその尻馬にのる大衆心理について、疑念を持っています。いわゆるカーボンサイクルについて勉強をして、なぜ植物を増やすことが大切なのかについて改めて知ったことがあります。
増えている大気中の二酸化炭素はどこにいくのか
植物が地中の水分を蒸散して、雲ができて雨が降ります。そうするとその雨の中にCO2が溶けて炭酸になります。
この炭酸を含んだ雨が、岩石(ケイ酸塩岩)にあたると風化を
第1章 菜園大改造 〜土づくり編〜
地球沸騰化の時代だ、とある国連事務総長が警鐘を鳴らした。
その年の夏、私は家庭菜園の手入れをしながら、額から流れてくる大粒の汗を拭っていた。
確かに暑かった。これは死ぬかもしれないなと思いながら、草とりをした。しかし、私の中では異常気象だと報じるニュースへの疑問が湧いていた。
暑すぎたのか? 短期で10万年周期で地球は寒い・暑いのサイクルを繰り返す。13万年前から2万年前までの氷期と比べて