見出し画像

【中医学】産後うつやイライラの原因とは?

【質問】
産後うつ、だるくてイライラし、体調が戻りません。
中医学では、どのようにアプローチするのでしょうか?

【結論】
産後うつやイライラなどは、血の問題として胃、肝臓、心臓にアプローチします。
病名処方の漢方ではなく、中医学理論に基づいた漢方薬の処方が必要です。

✅1)病名処方の漢方薬とは?

日本の漢方薬処方は、病名処方です。
産後=気と血を補う漢方を処方されます。

しかし、どういうメカニズムで産後うつになったのかを考える必要があります。

ちゃんと理論があるのです。

✅2)産後うつのメカニズム

西洋医学では、産後うつは、ホルモンバランスの乱れとして、睡眠や栄養を取るように指導されます。

中医学では、産後うつは、血の病気です。
血の仕事は、肌や髪を潤したり、内臓に栄養を届けたり。
そしてもう一つ、精神を安定させるのが血の仕事です。

✅3)西洋医学にない概念

西洋医学には、血は精神の安定を担っているという概念がありません。
そのため、産後うつは、安静にするという手段しかありません。

中医学には、血は精神の安定を担うという概念があるので、血や気を補う漢方が処方されます。

しかし、日本では、正しく漢方薬を処方できる漢方医がほとんどいません

✅4)正しい漢方薬を処方するとは?

産後うつは、血の問題です。

・脾臓(胃)が弱って血を作れない
・肝臓が弱って血をリフレッシュできない

・心臓が弱って血を流せない

どの臓器が弱って、血の問題が発生し、産後うつになったのかを推測する必要があるのです。

そのためには、望診(舌診断、脈診断)、問診、聞診、切診などの診断が必要になるのです。

脾臓(胃)が弱っている場合、血の材料となる漢方薬を飲んでも、飲んでも効果がないのです。

つまり、血を作る工場が動いていなければ、材料があっても血は作れないのです。

✅5)中医学を学んでいる漢方医に処方してもらう

病名処方ではなく、きちんと理論に基づいた漢方を処方できる漢方医を探しましょう。

日本では、漢方は副作用がないという誤解がまだまだ浸透しています。

✅6)鍼灸や整体を併用する

選ぶ基準として
①妊娠中や産後の施術経験がある
②中医学理論を学んでいる

全ての鍼灸師や整体師が中医学を学んでいるわけではありません。

✅7)漢方医や鍼灸・整体師を見分ける基準とは?

あなたが、理解できる言葉で説明をしてくれる人です。

中医学理論は、自然界の原理原則そのままなので簡単です。
丁寧に何度でも説明してくれる漢方医、鍼灸・整体師を根気良く探しましょう。

以上、参考になれば嬉しいです。
病気は結果、必ず原因があります。

【プロフィール】
外食、薬大好きだった高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
このブログは、美容健康インストラクター、教育者、医療従事者向けです。
生徒さんからの健康相談やご家族・ペットの健康管理に、中医学の基礎知識をぜひ活用して、健康を守ってください。

👉【イマナカ中医学協会】令和4年講座開講 受講生募集
薬剤師コース1期生です。一緒に勉強しましょう💕

👉こちらの本も参考にしてください  著者)イマナカ中医師

👉処方箋がない方
ココナラ健康相談

👉処方箋がある方
仕事依頼 sarisa2019senju@gmail.com

👉【スタエフ配信中💖

いつも応援ありがとうございます。
スキ
💓コメント✍️フォロー📣
いただけたら励みになります。

#産後うつ
#イライラ
#二刀流
#西洋医学
#中医学
#umigame
#ウミガメ
#やすこ
#高齢出産
#見ため年齢 −20歳
#アラフィフ
#薬を減らす
#薬剤師
#登録販売者
#漢方
#舌診
#脈診
#心理学
#リベ大  
#ブログ
#人生
#仕事
#子育て
#育児
#家庭
#健康
#生き方
#副業
#音声配信

サポートありがとうございます💖いただいたサポートは、noteの有料記事の購入に使わせていただきます🌸