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書籍紹介②④『《鏡川竜二シリーズ⑴》「竹の子の時代」』

নমস্কাৰ সকলোকে।শুভ সন্ধিয়া.নমস্কাৰ.সুপ্ৰভাত.(アッサム語)
丸々です!(★-ω-)y─┛○o。ィラッシャイマセ。o○





今週は、HS書籍に関する書籍紹介を致します。ʕ•̫͡•ʔ

HS書籍に関しましては、前回、《十字架の女シリーズ》(※アグネスが主人公)を一通り紹介したという流れになります。



今回は、《鏡川竜二シリーズ》の紹介に入ります。٩( ᐛ )و

✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚全作品✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚ ✽.。.:*·゚


今回は、それと踏まえまして、発刊記念対談で出された書籍と交えながら話したいと思います。

YouTubeでも「小説 若竹の時代 発刊記念対談」と検索すれば、大川隆法総裁先生の書き下ろした「竹の子」「若竹」のご法話の抜粋をご覧になられることができます。🎍

さて、今回はこちらの「小説」と「その発刊記念対談で出た余話本」の2つを進めながら、ネタバレにならない範囲で、大事なところをピックアップしていきましょう。





まず、この話の前提と致しましては、『妖怪すねかじり…レクイエム』という書籍もありますが、これは鏡川竜二とは別の話でして、受験勉強に妖怪が潜んだらどうなるかというような、、話です。ᝰ✍︎꙳⋆





さて、この『竹の子の時代』という小説の中では、
最初のところでこんなことが書かれてあります。🎋

さて、私は、鏡川竜二という少年の成長の物語を書こうと思う。まだ大人になり切っていない人たちが、「早く成長して竹になりたい。」と願いつつ、一つ一つ「節」{fushi}を作っていかなければ、大人になれなかった時代。「節」を作る時代は、自分が成長していないと思えて、悩み、苦しみ、焦る。しかし、その節の存在が、竹が高く高く天に伸びるためには、どうしても必要なのだ。しかし、本人には、その「必要な苦しみ」というものが、どうしても納得がいかないものなのだ。
10メートル、20メートルの大竹{oodake}になって、はじめて、竹の子は、自分が節を作りつつ、まっすぐに天に向かって伸びて来たことを知る。

小説『竹の子の時代』p.2~3 より

この冒頭から入って、「人生とは皮肉なもので、子供時代の時間の流れと。大人になってからの時間の流れは、その早さが違う。」ということを同書3ページの中で指摘しております。

こう見ると文章全体も皮肉なものですが、感慨深いですね笑φ(❐_❐✧メモメモ


他にも、このようなことが書かれてあります。

人生は駆け足のように速度を上げていくものだ

小説『竹の子の時代』p.3

竜二は学級委員長をしていたので、「アシ」が植物を意味していることは理解していたが、クラスメイトたちは、「人間は考える葦{ashi}」って、一体何のことだろうと思いながら、立っているのが精一杯だった。(※もっとも進化した動物である人間を、植物の「葦」に例えることは、いかなる了見(考え)であるのか、誰も分からなかったため。)

小説『竹の子の時代』p.8

音痴で、楽器も苦手な自分に、音楽への関心をもたらしたのは、このささやかな恋心かもしれない。…<略> 音程に狂いがあると、柳眉{ryuubi}(美人のまゆのこと)を動かして、不快感を表した。

小説『竹の子の時代』p.150

トムソーヤの冒険風に書かれてありますが、最後は彼女が同封してくれた墨汁で上手な字で書いた『努力』の半紙を、高校、大学時代にも貼り続けていたと書かれてあります。

その彼女が、学校の先生なのか、学生なのかは分かりませんが、是非、読んでみてください。(´ー`*)ウンウン



この作品の背景といたしまして、対談本では、「年代的には、東京タワーが建ち、オリンピックがなされた時代」と書かれていて、映画『always 3丁目の夕日』と年代的にだいたい合っているとあります。

他にも、「授業を無駄にしたくない」という学校の勉強に対する心情。

あるいは、歯に衣(きぬ)を着せずにものを言って、人に愛される性格についてなど。

鏡川竜二がまさに、著者であられる総裁先生の性格の幻影であることが伺える作品であると思います✨

「自分との闘い」においては、終わりはないけれども、負けもないんですよ。闘い続けている間は負けていない。ただ、闘いを放棄して、「他人のせい、環境のせい、周りのせい」にし始めたら、それで終わりだということですね。だから、「自分との闘いだ」と思っていただきたいと思います。
あとは、「時間をどう有効に使うか」ということだけをいつも考え続けることが大事なのではないでしょうか。

『「小説 竹の子の時代」余話 』p.117









もし、よろしければ、読んでみてはʕʘ̅͜ʘ̅ʔ

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