【読書記録】日本人の魂

皆様こんにちは👋😃
ご訪問賜りありがとう存じます。



今回はこちらの本を読んだ感想を
簡単ではありますが
書いてみようと思います。

黒い背景に桜というデザインが既にツボ


『明治維新が証明したもの』
とある通り
明治維新に関することが大部分を占める。


明治維新は学校で習ったことはあったが
そのときは魅力を感じず
学校で習っただけだった。


わたしは考古学が好きなのだが
近代史よりは古代史が好きだった。
近代史は自分の生きている環境と似ているため
イメージしやすいのに対し
古代史は生きている環境が全く違うところに
ロマンを感じていたためだ。


そんなわたしは最近
武士道に憧れていることに氣付き
本を探すことにした。


その中で出会ったのがこの本だった。
この本を読んで知ったのは明治維新とは
まさに武士がつくったものだったということ。


多くの武士が
それぞれの信念を持って立ち上がり
協力しあったり師事したり対立したりして
まさに時代の大きな転換期だったこと。
しかもそれを国内だけでやってのけたこと。


そして多くの偉大な武士が散っていったこと。
多くの人が家族を失ったこと。
その上に今の平和があるということ。
わたしがそれをほとんど知らなかったこと・・


時代の転換期であった明治維新は
現代のわたしの転換期にさえも
大きな影響を与えてくれている。


関わる多くの武士たちを
1人ずつを解説するために
解説する時代が前後することもあり
初心者のわたしは1度読んだだけでは
ちゃんと理解することはできなかったが
(何度も読み返す予定)
今後読む武士道の本を読む際の
基礎の本になることは間違いない。


武士道の本には数々の武士が出てくる訳で
その武士たちが多く関わった
明治維新の話もたくさん出てくるからだ。


わたしは先の大戦の戦没者三世であり
被ばく者三世でもあるのだが
ずっとなぜ日本が戦争をしたのかすら
よく知らずにいた。


YouTubeの動画で
『日本だけが立ち上がった』
というのは聞いたことがあったが
まさかそんな事情があったとは。


よく知らなかった自分を恥じた。
わたしは今後『太平洋戦争』とは呼ばず
先人たちの名誉のためにも
『大東亜戦争』と呼ぶことにする。


主には明治維新についてだが
後半に大東亜戦争についても書かれている。
これももちろん知っておくべきことだ。
特にこの辺で歴史や認識を
他国に変えられたからだ。


表現全体を通して思うのは
季節感が美しく情緒的に書かれていて
それが歴史に花を沿えているというか
日本語自体の美しさとか
日本語の持つ表現力の素晴らしさも
感じることができてわたしは大好物だ。


黒い背景に桜の表紙が
強く儚い美しさを誇っている。
この表紙の美しさはたまたまではなく
しっかり狙ってこういうデザインに
なっていたんだなと感じた。


素人初心者のわたしが
どういう言葉でこの本について述べても
どうしても陳腐な感じになってしまうが
とにかくこの本を読んでわたしは
自分が日本人であることに
更に誇りを持つことができたし
先人たちの偉大さも再確認した。


そして私自身も
先人たちに恥じない人になりたいと
強く感じた。


素晴らしい本だ。


夜空

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