見出し画像

鮎祭りの宴 ケの夕餉

ハレ 非日常
ケ  日常

鮎漁期に 数回あるかないかの鮎祭りだった


冷凍庫が 鮎だらけになる日である

頭の中は 次の祭りを夢観ている

物理的に考えて 目の前の鮎を 美味しくいただかねば ならない日でもある

さて….

先ずは 天然遡上鮎を 甘露煮にする
漁場で腹は 出してくるから
炊けば食べれる
コトコト グツグツ
四時間ほど…

甘露煮職人 旨く炊けた

炊き立てを摘みながら 
鮎飯の準備に取り掛かる
子持ち大鮎 11匹を 素焼きにする

大盤振る舞いの鮎飯を 炊いてみよう

米は 六合 出汁を合わせる

炊いてる間に 
漁に出ようとしたら
いきなり 雷雨….

鮎漁師は 諦めて 
鮎飯を 炊く

釜を開けたら まあ なんと
美しい景色が…

ここからが 手間である
一旦 大皿に移し
一匹一匹 身をほぐしていく
卵に白子も たっぷり


ほぐしたら 炊いた飯に
合わせる

満遍なく 混ぜ合わせていく

卵が とても 香ばしい

鮎漁師 ケの食事

甘露煮を摘みながら…

鮎飯に 出汁をかけると更に 美味い

吸い物は やっぱり...

マシジミの吸い物を…

細やかな日常

朝目覚めれて
相変わらず 今日 何食べようから
始まる
先の台風以来
体力気力は アイドル状態....

“それぐらいが 丁度良い”と
笑われる

….,,,

いっぱい いっぱい 鮎飯炊いたから
いっぱい いっぱい 食べ過ぎて…

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

鮎漁師のケの夕餉

仕上げは 茶を 点てるかな

華影彩美

この記事が参加している募集

#今日のおうちごはん

18,620件

#おうち居酒屋やってみた

1,351件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?