嘘を見抜く5つの方法
人として自分の利益のために嘘をつかないことは大義名分だと思いますが、それでも一定数虚言癖がある人もいると思います。
そこで今回は言語ベースでの嘘を見抜くための方法を紹介したいと思います。
一般的に言われている右に視線を向けると嘘をついているという情報は嘘なのでぜひ有効といわれている手法を試してみましょう。(大多数がそうではないという意味で嘘です)
また、しぐさなどので嘘を見抜く心理学がありますが、人の癖などがあるし不要なトラブルを招く恐れがあるので今回は触れないでおきます(Sorry...)
1.時系列順に何があったか質問した後に時系列を逆にして答えさせる。
人間の脳は嘘をついたときに99%の人は逆から言えないといわれています。
人間のワークメモリーの都合上マルチタスクの効率が落ちることともつながりますが、人間は時系列を逆にして説明したうえで嘘を交えることはかなり脳に負担がかかるのでスムーズに行えません。
2.相手の情報に自分が誤った情報を重ねる。
自分の知っている情報に誤った情報を組み入れ相手の様子をみましょう。そのあとの回答次第で嘘かどうか判別することができます。
例えば、ひき逃げ犯と疑われている人に「ガードレールにぶつかって」と誤った情報を入れ会話を進めるとします。「犯人は深夜一時ごろに女性一人を引いた後に一度ガードレールにぶつかって逃げたそうです。」すると以下の2パターンの反応に大別されます。
・犯人でない人はその時間は寝ていたと答えたり、キョトンとした反応をしたりします。
・犯人の人は「自分の車に傷がない」とガードレールの情報を否定します。
これは相手が間違った情報を言ったことに対して安心し誤った情報に対して意識が向くからです。
3.やけに詳細に情報を話す
昨日どこ行ってたのって言ったら二通りの回答があります
「居酒屋で飲んでカラオケ行ったよ」のようにシンプルな回答は白である可能性が高いです。
一方で「昨日はooって居酒屋に行って友達と飲んでてそこで飲み放題で飲んだよ、それからキャッチにつかまってカラオケ行って・・・」など質問に対して詳細に答えるときカモフラージュしている可能性があります。
しかし本人の性格もあるので一概には言えないことをご理解ください。
例えば普段寡黙な人が口数多くしゃべっていたらごまかしている可能性が高く、逆に普段達者に喋る人が淡白に質問に答えたら情報を開示することを恐れています。
4.食い気味に話す
こちらは問い詰められることを回避したいがために、主導権を握りたいという心理が隠れています。
こちらももともと主導権を握りたく食い気味に話す人にはあてはまらない可能性が高いです。
そろそろお気づきかと思いますが、こういった心理誘導は相手の癖や話し方などが大きく左右されます。なのでこういった心理誘導をする前に相手の特徴はどのようであったかを把握することが大切です。
5.オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを利用する
オープンクエスチョンとはYES、NOで答えられない質問です。
クローズドクエスチョンはYES、NOで答えられる質問です。
1.クローズドクエスチョンに対して変に間がある、あるいは食い気味だった場合、余計なことを考えていたり、情報を隠そうとしたりしています。
(※YES,NOで答えなかった場合も情報を隠している可能性があります。例:Q.クスリやってんの?A.風邪薬なら飲んだことあるけど...)
2.1のような様子が見られたら、そこからオープンクエスチョンを使い詳細に説明させましょう。
例えば、今日はサシでお酒飲んだの?と質問して1.の様子に該当するようでしたら2.に移行して詳細に話させてみましょう。
最後に
記事を書いておきながら言うのも難ですが、心理学を盲信しすぎないでください。あくまで根拠を理解したうえで見抜くための手段として活用しましょう。
右を向いたら嘘って情報が浸透し嘘をついていないのにそういわれたら理不尽ですよね?
あくまで癖やその人の思考や言語能力に差があるので100%はないということだけは忘れないでくださいね。
他にも話題の緩急を利用したものなどありますがこれらで十分嘘を引き出せるのでまた後日記事を書くことにします。
その時もぜひ閲覧してくださいね!最後まで読んでいただきありがとうございます😊
引用写真:https://miracledays.jp/hide-your-mouth-mind/
http://datsusala30.com/category12/category17/kuchidake_koudou.html
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