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【SLAM DUNK Gl】63話「そろってやがる」




高宮望は流川楓を連れて会場入りした。
会場がじわじわと騒がしくなる。



「あれ!? 誰かコートに降りてきたぞ。」

「あれって 流川楓じゃない!?」

「まさか 日本にいないだろ!?」




高宮、ベンチへ。

「なっ!!」全員

「えっ まさか 流川楓、、、君?」紡希


「ちょっと水戸君! まさかサプライズゲストって? NBAの流川楓なのかい?」主催者

「えっ  あ 当たり前 じゃないですか?呼ぶって言ったじゃないですか?(笑)
(NBA選手なんて、呼べるわけねーよ!) 」水戸



実況アナウンサーが状況を伝える。


「皆様、何とNBAシャーロット・ホーネッツ所属、流川楓がここ立川スーパーアリーナに姿を現しました。かねてからサプライズゲストの存在をほのめかさせれてきましたが、その正体は流川楓だったのでしょうか?」


「おーーーすげーーー 試合出るのか!?」

「出るに決まってるよ!?」



流川は東京に新生なるアリーナをと建設された立川スーパーアリーナのこけら落としとなる会場の雰囲気を全身で感じた。

そして辺りを見渡した。


「流川―――!! 何やってんのよ! 試合出なさいよ!!」彩子

「・・・(せんぱい)」 観客席の彩子、安田、潮崎、角田を確認。



「・・・・(どあほう軍団)」高宮含む、大楠、野間、水戸を確認。

「・・・・(陵南、、翔陽、、、海南、??)」魚住、花形、清田を確認。



「・・・・(せんぱい)」赤木、三井、宮城を確認。



「・・・・(さくら、、、)どあほうめ。」桜木を確認。



ボアノイチ ベンチ


「何事だ?」ホベルト・権藤

「あいつは確か日本人NBA選手?」シルバ

「流川楓ですよ。何しに来やがった。」福田

「流川楓か、そうこなくっちゃな!」藤真

「面白い奴を引っ張り出してきたな。」ホナウジーニョ



ルース・オエステ ベンチ


沢北栄治と対峙したあの時のように、5年振りの日本の懐かしい空気と新たな空気、

かつての戦友を目の前にして流川楓は笑った。



「そろってやがる。」

「出るよ。試合。」




その時、控え室から中道紡希監督が慌てて飛び出してきた。


「!?!? (だれ?)」

流川、紡希を見る。

 


「流川楓くん、、、、!
       いや流川楓様 ~!! 
           ユニフォームあります!!」紡希




紡希は手に取ったユニフォームを広げた。




ルース・オエステ 赤、白ライン、黒の文字 

背番号 11 

背中には

「RUKAWA」

の文字。


「作ってたんか!?(笑)」高宮


そして流川はスコアボードを見上げた。

42-56。



「勝つ」

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