京都がアツい〜その1〜
「老後は京都に住むこと」が密かな夢です。(ちょっと市街地からは離れたところが良いかな、静寂も欲しい。)
以前も京都の書店を紹介したことがありましたが、
ミュージシャンに関しても同様でして。
私の好みのモノ・ヒトが京都に集まっている気がしてならない!!という熱意を携えて、京都を拠点として活動する私の好きなミュージシャンを二組紹介したいと思います。
〜その1〜は、YeYe さん編です。それではどうぞ!
YeYeさんとの出会い
ファーストコンタクトは、the chef cooks me のFeeling というアルバムに収録されている『Salad Dayz』『踵で愛を打ち鳴らせ』でボーカリストとして参加されているのを知ったことでした。(どこまでもシェフじゃんね、私。)
それでも、その2曲を聴いた時にはなぜかYeYeさん自体にアクセスすることはなく、「こんな方がいらっしゃるのだなぁ〜〜」という印象に留まっていました。
転機はこのとき。
(このライブ、広告も入らず全編ノーカットで見られるのはどう考えても太っ腹すぎる。ぜひ一回見てみてください。)
初めは、下村さん(the chef cooks me)がボーカリストではない立ち位置で演奏しているのが興味深くて見ていましたが、、
その隣でシェイカーを振り、スネアを叩き、サンプラーもノリノリで叩く、そして抜けのよい声でコーラスをする方の姿が。
その方こそYeYeさんでした。
「あんなにサンプラーを楽しそうに叩く人を見たのは、STUTSさん以来だわ〜〜!」
これが私が抱いた第一印象でした。
そこからYeYeさんの楽曲たちに出会っていくのでした。
YeYeさんについて・楽曲
「楽器なんでも演奏できる&歌も上手&作詞作曲もお手のもの」というオールマイティーミュージシャンなのですが、それと同時に他のアーティストを招き入れて一緒に作品を作ることも多々あり、バラエティに富んだ楽曲たちが揃っています。
↓オールマイティー加減がよく分かるこちらの動画。演奏したものを録音して流し、それに重ねてまた別の楽器を演奏して録音する・・・という流れを繰り返す「ルーパー演奏」をしています。かっこいいねぇ。
さらに、ライブではバンド編成も弾き語りも行っており、サウンドの振れ幅も印象的です。
私はまだ弾き語りのライブ演奏しか見たことがないのですが、いつかバンド!ロック!感のあるライブも見に行ってみたいです、、。。
↓こちらの映像がYouTubeでは良さそう。
『水面に、アイス』では、リズミカルなギターのカッティングにYeYeさんの声が軽やかに滑っていく感じ。ポップさを携えてスパスパと切り裂いていく様子が清々しい、、!
『リマインド』では、会場の空気がピンと張り詰めて、まるで静かな教会に佇んでいるような感覚になるくらいの神聖さをも持ち合わせています。
私はこの曲のライブ映像を見ると、自分が呼吸をしているかどうかも分からないくらい入り込んでしまい、頭がズーンと重くなります。最後の音が消えて、やっと水面に上がって大きく息を吸う感じになります。
でも歌詞もサウンドもとても好き。
ファーストコンタクトはとても優しくて包み込んでくれるような温かさがある楽曲たちですが、少し細部に入っていくと揺らがない芯が真ん中に通っていることが分かります。
「強くないと優しくなれないし、優しくないと強くなれないよね。」
そんなことを言葉と音と振る舞いから体現している、素敵な方です。
「新しい日への元気もチャージしたいけれど、まだ自分に向き合う時間もほしいかも」
そんな人はぜひ。
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