勇敢であれ!若き代表ゴールキーパー 鈴木 彩艶
サッカーのアジアカップの地上波放送がグループリーグで1試合だけというのは、実に寂しいものだ。
高騰化する放映権料と視聴率のバランスがとれないのかわからないけれど・・
アジアのサッカーは成長している
先日、行われたイラク戦は、その唯一の地上波放送。
DAZNでの中継もあり視聴環境がばらけた中で、視聴率17.6%はコンテンツとしての可能性はまだまだあるという証にもなったのではないだろうか。
とはいえ、それは試合内容がふるわなかったことが、視聴率につながっていたという見方もできる。
勝って当たり前と思われていたアジアでの戦い。
しかし、イラクに2点を先制されてしまい、猛攻を仕掛けながらも点を取ることができないという展開。ハラハラとイライラが混じり合い、むしろサッカーというものに対して熱く感じるものがあったのだと思う。
今の日本代表は、欧州で活躍する選手が主力を占めている。日本サッカーが成長しているのは間違いないだろう。
目指しているのは、世界のトップである。
しかしそれによって、足元が見えにくくなっているのかもしれない。成長しているのは日本だけではない。東南アジアや西アジアのサッカーも同じように成長をしているのではないだろうか。
応援する私たちも、もう一度気を引き締めていかなければならない。
敗戦後、ザイオンがXのトレンドに
この試合の後、X(旧Twitter)のトレンドにあがったのが「ザイオン」だ。
21歳という若さで、1戦目と2戦目のゴールキーパーを務めた日本代表の鈴木 彩艶に対して、この敗戦の原因であったかのように名指しする投稿が相次いだのだ。
試合全体を通して言えば、鈴木 彩艶はボールをミスキャッチするとか、相手を倒すというような、そこまで明確なミスをしていない。
相手のシュートをブロックしてはじいた球が、別の選手の前にこぼれ押し込まれることが続いてしまったことがそれにあたるのだろう。
それを含めて、日本代表という肩書きの厳しさなのかもしれない。
ただ、このトレンドの「ザイオン」には、鈴木 彩艶を擁護をしている声も多く入っていた。特にゴールキーパー経験者の方々からは、ポジションやボールの処理に大きな間違いはなかったという言葉が多かったと思う。
差別的発言をするものは、恥を知れ!
そんな中、ショッキングなニュースがあった。
日本代表の鈴木 彩艶に対してSNSで差別的な発言があったらしいのだ。
サッカーは世界的なスポーツであり、人種差別を始め、いかなる差別を許していない。
つい先日も、国際サッカー連盟FIFAの会長が声明を出したばかりでもある。
日本を背負っている代表ゴールキーパーに差別的発言をするのはファンではない。人として恥を知れ!
そして、日本サッカー協会はすぐにでも選手を守るよう声明を出し、SNS運営会社に対しても適切な処置をとるべきだ。
勇敢であれ!ザイオン
その状況の中、感動的な言葉をかけてくれた選手がいる。
昨年まで鈴木 彩艶が所属していた浦和レッズで共に戦っていたゴールキーパーの先輩、西川周作である。
日本代表の経験者でもある、先輩から送られた温かい言葉。
これ以上のものはないだろう。
小さい頃から、浦和レッズや日本の各世代代表を飛び級で活躍してきた鈴木 彩艶。誰よりも謙虚で練習熱心な姿は、浦和レッズサポーターなら誰もが知っているところだ。
A代表だけでなく、今年行われるパリ五輪でも中心選手として活躍が期待されている。
また、昨年の夏には、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドFCから移籍金9億円でオファーを受けてもいる。
まだ21歳。
今後の日本のサッカー界を変えるかもしれないであろう若きゴールキーパーをみんなで応援していきたい。
勇敢であれ!!
頑張れ!!
鈴木 彩艶!!
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