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快挙!涙!浦和レッズ3度目のアジア制覇を「10枚の写真」で振り返る


一生に一度巡りあえるかどうかのビッグタイトルを3度も見せてくれてありがとう。


昨日行われたアジアチャンピオンズリーグ決勝で、浦和レッズがサウジアラビアのアル・ヒラルを破り、優勝を決めた!
アジアのサッカークラブNo.1を決める最高の権威の戦いであり、クラブワールドカップという世界の舞台への出場権をかけた戦い。アジアだけでなく世界中から注目を浴びる試合となった。


試合展開としてはかなり押し込まれる展開。しかし、浦和レッズサポーターが作り出すホーム埼玉スタジアムの圧倒的な雰囲気の中では、そこまで相手の脅威を感じることはなく、逆に攻め込んでいるシーンもあった。
その結果、相手に1点も許すことなく勝利!

見事にホーム埼玉スタジアムでアジア王者に輝くこととなった。


だけど…
残念なことがひとつだけある。

これだけの大きな大会の決勝戦なのに、テレビの地上波では、試合を放送するどころかニュースでもほとんど扱ってくれていない。
その大会規模や影響を考えるとサッカーのW杯で日本がベスト16になったことやWBCで優勝するのと並ぶくらい(もしかしたら、それ以上!?)の快挙なのに…


そこで、テレビでは伝えてくれなかったこの試合を自分が撮った10枚の写真で、振り返りたいと思う。


❶試合前のスタジアム

浦和レッズサポーターたちは、選手の乗ったバスを出迎えたり、スタジアムの周りを行進したりと試合前から最高の雰囲気を作っていた。


❷大行進

REDS GO TO THE WORLDの旗を持っての行進!
「赤き血のイレブン」の歌が試合前から響き渡る。



❸スタジアム内外に張り出されたメッセージ

スタジアムの内外に多くのメッセージが張り出されていた。多くの声援と拍手を選手に届け、一緒に戦おう!


❹旗の波で選手を迎え入れる

夕日がスタジアムを照らす中、選手たちをピッチへ向かい入れる。凄まじい旗の数だ。
この日は風が強く、旗が波みたいになびいている。


❺世界に誇るビジュアルサポート

そして選手入場。
世界に誇るビジュアルサポートで向かい入れる。

あまりにもスケールが大きくて自分たちの席からは何が起こっているのかわからなかったけれど、後から動画を見てみるととんでもないビジュアルができていた。

なんと、浦和レッズのこれまでの戦いの軌跡をジェット機が動きながら追っていたのだ。
そして、その先にあるのが世界!

URAWA

BURIRAM

SAITAMA

RIYADH

WORLD


しかも後半開始時には、クラブのエンブレムを表現した別のビジュアルも!
(あまりにもスケールが大きすぎて写真では写しきれない)

これだけの規模でサポートできるクラブは世界広しと言えども、ここ浦和レッズが1番だろう。


❻風を味方につけろ

後半さらに強くなる風。
ビジュアルサポートでは、大幕が破けたり、幕ごと吹き飛ばされそうになりながらも、サポーターたちは必死にカバーする。

その頑張りがあったことで運がこちらに向いてきたのかもしれない。
この強風を味方につけ攻勢に出る浦和レッズ。
それが相手のオウンゴールを誘い、浦和レッズが先制する!

最高潮に湧き上がるスタジアム。



❼拳を突き上げろ

サポーター全員が拳を突き上げて、選手に力を送り続ける。


後半43分、アル・ヒラルの猛攻を耐える時間でのWe are REDSコールは凄まじかった。

日本のスポーツ史上、いちばん大きな声が響いていた瞬間だと思う。



❽涙のアジアチャンピオン

試合終了。
ついにアジアチャンピオンに輝く!

歓喜に包まれる埼玉スタジアム。
周りを見るとみんな涙している。
自分も…

この後、感動的なセレモニーが続く。
ずっとこの時間が続けばいいのに。



❾ゲートには掲げられたアジアチャンピオンの幕

スタジアムの退出ゲートには、幕が掲げられていた。
金色に輝く「アジアチャンピオンの文字」

最高のゴールデンウィークとなった。


➓号外、号外、号外

浦和駅前で配られていた号外!

朝日新聞、埼玉新聞、読売新聞。
ずっとこの喜びに浸っていたい。


★アジア制覇までの長い道のり

このアジア制覇までは、2021年6月9日の天皇杯カターレ富山戦からおよそ2年に渡る長い戦いだった。
選手や監督なども変わりながら、一つの想いを実現したものになる。


【2021年 天皇杯】

1-0 カターレ富山
1-0 SC相模原
1-0 京都サンガ
2-0 ガンバ大阪
2-0 セレッソ大阪
2-1 大分トリニータ
(天皇杯優勝、ACL出場権獲得)



【2022年 ACLグループステージ】

4-1 ライオンシティセーラーズ
5-0 山東泰山
0-1 大邱
0-0 大邱
6-0 ライオンシティセーラーズ
5-0 山東泰山
(グループステージ突破)



【2022年 ACL決勝トーナメント】

5-0 ジョホール
4-0 BGパトゥムユナイテッド
2-2 全北現代  (PK戦)
1-1 アルヒラル
1-0 アルヒラル
(ACL王者獲得)


★浦和レッズは世界へ

アジア王者になったことで、浦和レッズはさまざまな権利を獲得することになった。

●ACL2023に出場(プレーオフからの参加)

リーグ上位か天皇杯優勝するしか出場できなかったACL2023への出場権を獲得することができた。
これで、またアジアの強豪たちと戦うことができるようになった。


●クラブワールドカップ2023にアジア王者として出場

12月に行われる各大陸間の王者が争うクラブワールドカップ(昔のトヨタカップ)にアジア王者として出場することが決まった。
南米や欧州などのチャンピオンクラブと争いながら世界一を争うことになる。


●新大会で行われるクラブワールドカップ2025出場権獲得

2025年から4年おきに行われる新クラブワールドカップへの出場権も獲得したらしい。
4年間の各大陸王者やFIFAのクラブランキング上位のクラブ計32チームで世界王者を決める戦いとなる。
欧州のビッグクラブがほぼ出場する見込みで、それらとガチ勝負を行える機会となる。
ここに出られるだけでも光栄なことかもしれないが、浦和レッズはそこで世界王者を本気で目指していきたい。


★最後に

正直に言えば、サッカーのチカラで言えば対戦相手のアル・ヒラルの方が上だったと思う。
10回戦って、浦和レッズがアル・ヒラルに勝つことができるのは1、2試合あればいいぐらいかもしれない。
それでも、このホーム埼玉スタジアムが作り出す圧倒的な雰囲気では負ける気が本当にしなかった。
勝つことしか考えられなかった。

浦和レッズに携わる人々は、熱狂のスタジアムが奇跡を起こすことを知っている。
それを信じ、一体となることで先に進むことができるのだ。

楽しみはさらに続いていく。






このマガジンでは、今年もスポーツファンの熱量を高め、熱狂のスタジアムを作っていくことを書いています。


このアジア制覇までの軌跡もどうぞ。


●準決勝での奇跡の勝利!


●選手をリヤドへ送り出した川崎フロンターレ戦



●アウェイを1-1で折り返す(7000人が集まった深夜のパブリックビューイング)



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ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!