人生の旅路という表現が意味するように、時に人生は旅に例えられる。映画は、さまざまな人生の縮図。旅をするように楽しむ。日常の、または非日常の暮らしにもっと映画のエッセンスが注がれた…
- 運営しているクリエイター
#キノシネマ天神
映画『落下の解剖学』
それにしても映画監督というのは
愛犬家が多いなと思う
映画開始10分
私のメモには「わんちゃんと音が解明する」と書かれてあった
傍聴人やテレビのワイドショーはいつもそう
「他人の不幸は蜜の味」
突然の破壊の後には
必ず新たな再生がやってくる
人生の動きは
まさに易経の十二消息のように
常に波状形である
陰と陽との繰り返し
犬はそのことをわかっているかの如く
優れた洞察力を生かしている
映画『NOSTALGHIA ノスタルジア 4K修復版』
それにしても
このポスターの惹句にはただただ圧巻
‘もはや、すでに。‘
タルコフスキーに初めて触れたのは昨年のこと
4月に亡くなった坂本龍一さんの追悼を込めて
坂本さんのドキュメンタリー映画2作品
そしてタルコフスキー監督作品の特別上映が
行きつけの映画館にて開催された
『惑星ソラリス』『鏡』『ストーカー』を鑑賞
ソ連当時モスクワにて これらの作品を観ていたというロシア人の女性と出会い
鑑賞
映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』
近ごろの日本では「一粒万倍日」を縁起のよい日としてとらえて
開運のためにと 開運行動に勤しむ人も多い
種籾ひと粒から何倍ものお米が収穫できるというところから由来しているらしい
この映画に登場する牧師は
幼くして亡くした息子の命の代わりに
今までに1000人の脱北者の命を救ってきた
福音にある「一粒の麦」のようだと語る牧師
私には 一粒万倍日と似て非なることに思える
一人の命に代わりがいな
映画『PERFECT DAYS』
悲哀に満ちた 日々の暮らしの中から
一筋の希望の光を 導き出すかのように
時の変化の法則をあらゆる角度から描いた 奇跡の映画。
It’s a new dawn,
it’s a new day,
It’s a new life for me.
Dragonfly…………Butterflies………..
ヴィム・ヴェンダース様、ありがとう。