記事一覧
自己紹介。noteでやりたいこと。
はじめまして(正確には、すでにマニアックな投稿2件の後です)。
下田知行、1964年10月14日生まれ(最初の東京オリンピックで重量挙げの三宅義信選手が日本の金メダル第一号を獲得した直後に産気づいたというのが母の口癖です)、鹿児島県出身です。
日銀で約30年間、政策の第一線を経験しました(うち5年間はIMF(国際通貨基金)とBIS(国際決済銀行)という国際機関に勤務)。「異次元緩和」の企画・
分断された世界とSDGs ~100年持続可能な美意識で「複線的」「動物的」SDGsを~
形式主義が蔓延ると極端に走りやすくなる。脱炭素を例にしよう。環境アクティビストは石炭を絶対悪とみる。石炭火力発電を続ける日本は劣等生のレッテルを貼られ、炭素が出ない新技術に取り組んでも後向きにみられる。企業には何百項目もの質問状が送られ、美しいキーワードをいかに並べるかで評価される。点数を稼ぐために添削屋や代筆屋が繁盛する始末だ。もっとも、お膝元の欧州ではエネルギー危機で止めるはずだった火力発電は
もっとみる