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伝えるって事。【考察/思索】

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「人に言葉で伝えること」について、考えてみた文章のまとめです。
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#他人

『それを言って、私にどういう答えを期待してるの?』…って言う言葉や、質問は

『それを言って、私にどういう答えを期待してるの?』…って言う言葉や、質問は

『それを言って、私にどういう答えを期待しているの?』

───って言う言葉や、質問は

彼の人に限らずですが、
あまり真剣に相手をしなくてもいいんだって、最近は思う。

何かの本に書いてあったとある1節
『 他人の顔色を伺うより、自分の顔色を良くしていこうぜ 』
他人に気を使いすぎているな…
少し人と話すのに疲れてしまった…
そう思った時、時折思い返している言葉だ。

他人は、他人。自分は、自分。

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「スキ」なものに・・・

「スキ」なものに・・・

───明確な理由が挙げられちゃうのってどうなんだろう?

個人的には、非常に違和を感じる

理由を解答しなくてはいけない場面
あるいは、それを希求されるシーン
そういう事もあるんだっていう事を
理解はしている上で、
やっぱりなんだかなあ、とおもう。

そもそも「スキ」に対して、
ハッキリ明快な理由を挙げられる人なんて
本当に居るんだろうか?

「スキ」というもの自体が、感覚的なモノなんじゃないのか

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思ってる事を「出力」するってこと

思ってる事を「出力」するってこと

自分は如何も……
頭中にある彼れや此れやを、体裁はグチャグチャでも、出力できると安心出来るタチみたいです。

文章でも落書きでも媒体は問わず。

自身の目に見えるカタチに、他者にも見えるカタチにすることでスッキリする、といいますか。

「あっ、そうそう!(私は)こーゆー風に思ってたんだよねー」
「そっかー、うんうん、(私は)そういう気持ちだったのねー」

……と。

完全なる自問自答、自己肯定、自

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自分のことを100%丸ごと受け入れてくれる人なんて

自分のことを100%丸ごと受け入れてくれる人なんて

『自分のことを100%丸ごと受け入れてくれる人がこの世の中の何処かに居て、いつかきっと出会えるはずだ』
という考えは、はっきり言って幻想だと思います。

別に、私は他者を突き放したい、自分独りで生きていたい訳ではありません。

ただ、「自分というものを全て受け入れてくれる友だち」というのは幻想なんだという、どこか醒めた意識は必要だと…近ごろ、思うのです。

どんなに価値観が似通っていると思っても、

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褒め言葉としては不適切なんだけど…

褒め言葉としては不適切なんだけど…

『最高に気持ち悪い』だとか
『最高に吐き気がでる』だとか
『最高に意味が分からない』だとか

そんなような言葉を
貶し言葉では無く、
あくまで【賛辞】として

創作物や作品に投げかけたくなる
そんな気持ちになることが………。

誤解を招く表現でしょうから
得てして波紋を生むでしょうから
口は災いのなんとやら
声に出したり、書き散らすことは
決して無いのですが…

「貶し言葉」を「賞賛」の代名詞にし

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自分にとって良いと感じたものが…

自分にとって良いと感じたものが…

ついつい忘れがちなので、自分の手綱を引くような気持ちで(※自戒です)

自分にとって良いと感じたものが他の人にとっても良いと感じるかは分からない。

…ので、自身が良いと感じているアレソレを他人に勧める事はあっても、押し付ける事があってはならない。
話題提示や紹介に留めておくのが関の山だ。
(それだけでも何かしらの影響は十二分に与えられるだろうと私は感じている)

また、その良さをその人が理解・共

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言葉の化粧

言葉の化粧

誰だって、いつもニコニコ笑っていられるわけじゃない。
常に心優しく穏やかで、波風の立たない心を持っている100%の善人なんて、いるはずはないんだ。
自分のうちには色々な思念が、渦巻きながら浮かんでいるものだもの。
それは時には卑劣なほど残酷なこともあり、邪なこともある。怒りや妬みもあれば、卑しくミダラなこともあるだろう。

だけど……
それらをそのまま表出してしまうと、相手を混乱に陥れ、酷く傷つけ

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