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男性中心主義的社会と女性ポップアイコンについての覚書

男性中心主義的社会と女性ポップアイコンについての覚書

 女性に対して天然と言われる場面をあまり見なくなったが、身振りとしてのそれはいまだに散見される。市井の一人としての経験ではメディアで使用されているのを見ることの方が実際の会話で使用するより頻度が多かった。意味を分解すると文脈とは異なった突拍子も無い発言をした女性に対して使う言葉だと認識している。会話の中で聞き手の側が合いの手的に突っ込むように使用していた。否定的に見ることも可能だが番組の中ではとて

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心霊写真について考えたこと

心霊写真について考えたこと

もしかしたら、既にテレビ番組のコメンテーターがどこかで言ってるような内容かもしれないが、思いついてしまったのでここで吐き出しておきたい。

写真は光を反射させてフィルムや記録媒体に焼き付けた物だ。だから、光を反射させる物体しか写らない。煙は写るが、空気に含まれる窒素や酸素は写らない。それは人間の視覚でも同じだ。粒子が細かく密度の低いものは見えないし、だからこそ写らない。そのことを前提とするなら写真

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かわいそうという言葉

かわいそうという言葉

「かわいそう」は状況留保の言葉だ。自らの判断や行動については何も決定しない。あくまで傍観の位置にいるものの、ある種の適応に必要なガス抜きに過ぎない。
 虐げられたり、不自由な状況から抜けられない立場の人へ同情はするが何もできないし、何もしないし、何かしても状況は変わらないことを是認する作法だ。つまり、原因究明や支配非支配の関係、方法論的な解決策に繋がらない。
 だから「かわいそう」という感情的過ぎ

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本来性と暴力

本来性と暴力

いじめを笑い話にしてる人が有名なミュージシャンでいられるってのは暴力的な男であることがある種の良い評価になる空間があったってこと。

偽善的なNHKの番組を茶化す笑いを機能させるためにホロコーストの事を残虐性の極として使ったのも人は「本当は暴力的である」事を暴き立てるための仕掛けだ。

それを前提にすれば、人間は本来暴力的であるという事は共有されており、倫理や秩序、人工的な規則やある種の企図のもと

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信頼って何?

信頼って何?

 俺は人に頼られたことがない。口数は少ないし、面と向かって真面目な意見を言うことはほとんどない。だから信頼に足る情報がないから信頼されないのは仕方ないと言えば仕方ない。相手からしたら俺のことを分からないのだから信頼しようがない。

 もっと気楽にたくさん話せたらなと子供の頃は思っていたし、成長してからもそう思っていた。もしそうなったら少しは変わったかもしれない。何で口数少なくなったんだろうと振り返

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マッチングアプリでの出会い

マッチングアプリでの出会い

 この間マッチングアプリで2人の女性と会った。二人ともメッセージのやり取りをして、趣味が合ったので映画に誘った。1人目の女性は可愛らしい小柄な年下の人で会話のリアクションはとても良かった。ちょっとしたことで笑ってくれる。高校の部活が偶然一緒で共通点が多く、付き合えるかもとちょっと思い始めた。映画を観終わる頃には夕方近くになっており、カフェに入って映画の感想やアプリのメッセージでは話していなかった好

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