私立萬葉男子学園の一瞬#26「燃え尽きぬ想い」-ChatGPT生成小説
昨晩寝ないで書いた文字たちが、腐ってしまった。
耕助にラブレターを渡すつもりだった。心を込めて、ひたすらに思いをつづった一通の手紙。けれども、今朝、学園に足を踏み入れた瞬間に、絶望の渦が襲ってきた。
耕助が他の男と手をつないで登校していたのだ。
雨が降る梅雨の朝、耕助の姿を見て、心が折れた。手紙を捧げることの意味が、一気に失われたような気がした。
痛みを紛らわせるために、学園の薄暗い理科室に駆け込んだ。アルコールランプを手に取り、火をつけた。そして、心の中の苦悩を燃やすつもりだった。
手紙を火にかける瞬間、手は震え、涙で視界が滲んでしまった。思うように手紙を燃やすことができない。
「やめなさい。」
薄暗い床の寝袋から、ほこりだらけの眼鏡をかけた男が声をかけた。彼は萬葉学園の化学教師で、メガネ朝帰りというあだ名で知られている。
「メガネ朝帰り…」
驚いて声をあげると、メガネ朝帰りは億劫そうに立ち上がり、続けた。
「いつかは必ず酸化する。炎に急がせる必要はないよ。」
その言葉が心に響いた。手紙が燃え尽きるまで、時間を与えられた気がした。
おいおいと泣きながら、手紙を抱きしめたまま、メガネ朝帰りの言葉に心を寄せた。
時間が過ぎるにつれて、自分自身の成長と、耕助への思いを新たな形で受け入れることができるかもしれないと感じた。文字たちは焼け尽くされ、紙は燃え尽きてしまったけれど、心の中に残る想いは酸化することなく、ずっと続いていくのかもしれない。
※この小説は、ChatGPTに書いてもらいました。
「メガネ朝帰り、再び」です(前作は↓)
この作品は、しばらく前にChatGPT先生に書いてもらってはいたものの、「読者様の求めるものとは違うかもしれない」と変に悩んで、寝かせていた作品です(笑)
久しぶりに読むと「あれ?なんかいい感じちゃうかな?」「これはこれでアリ」「ただし、細かいリテイクは必要」と脳内編集会議を通過したので、投稿します!
今回、最後の一文を削除してほしい&地の文の主語は省略してほしい、とChatGPT先生に伝えたところ、先生も時間が経って頭が冷えたのか、割合と素直に言うことを聞いてくれました!
たぶんなんですけど、指示(特に修正指示)に指示の理由を明記すると、わりと言うことを聞いてくれる?
ただ、振り返って考えると、地の文に「俺は」が一度も出てこないと、BLだとわかりづらいのでは…
主語省略は、さじ加減が難しい!!
粗はありますが、それも面白いかと思い、手修正なしで投稿します!
よかったらコメントくださいませ✨
以上が、本作の後書きになります。
私立萬葉男子学園シリーズは、各話完結の超短編小説です。これまでの話を集めたマガジンはこちら↓
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