- 運営しているクリエイター
記事一覧
〈 質問 〉信仰に対して、人々が誤解していることはどんなことなのか?
〈 回答 〉
信仰と感情を一緒に考えている人が多いです。
信仰といわゆる「ハイになった状態」の区別がつかない人がおります。
こうした人は恍惚状態からさめてきたら、自分には信仰がないのではと不安になります。しかし、感情の起伏が信仰の起伏ではないのです。
神や人生に常に前向きでなければいけない、と考えるのは現実的ではありません。人は疑問を持ったり不安を覚えるのは当然であり、そう感じたりすることには
〈 質問 〉イエスは自分を救い主である、または神の子であると当時のユダヤの人々へ素直に語っていない。これは、なにか理由があるのか?
〈 回答 〉
当時のユダヤ人は「三位一体」を知らなかったのです。
ユダヤ人は旧約聖書に書かれている神しか知りません。彼らにとって「子なる神・聖霊なる神」は理解できないことで、イエスが「私は神です」という発言は神への冒瀆でした。
イエスは人々へメッセージを伝えるには、自分が神だというのは逆効果であることを認識していたのです。
弟子たちには自分が誰であるのかを伝えていました。
〈 質問 〉イエスが十字架にかけられた間、全地が暗くなったという記述が福音書にある。地球全体が暗くなったのであれば、この信じがたい現象を記録した文献が他にはないのだろうか?
〈 回答 〉
この現象は、当時のローマ、アテネ、その他の地中海の都市ではっきりと確認されています。
ギリシア人作家のプレゴン(紀元137年頃に「年代記」を書いた)は、第202オリンピック紀の第4年(紀元33年)に『最大の日蝕』があり、
『一日の第6時(正午)に昼が夜となり、空には星が光るほどだった。ビチュニアでは大地震が起き、ニカイアでは、多くのものが横転した』
と記しているのです。
歴史
〈 質問 〉聖書以外の文献で、イエスが救い主だと記録しているものはあるのか?
〈 回答 〉
フラウィウス・ヨセフス(紀元37年生まれのユダヤ人 パリサイ派の祭司)
彼のユダヤ戦争の記録は、別の歴史家タキトゥスによって正確なことが証明されています。
ヨセフスは歴史家として信頼ができる人物で、彼がイエスの記録を残したのはとても重要です。
さてこのころイエスス(イエス)という賢人【―実際に彼を人と呼ぶことが許されるならば―】が現れた。彼は奇跡を行う者であり、また喜んで真理を
〈 質問 〉 新約聖書のオリジナルは現存していないが、現在読まれている新約聖書はオリジナルと同じなのだろうか?
〈 回答 〉
【 現在の新約聖書はオリジナルと同じです。】
・ 現存するギリシア語の写本 5,000部以上ある。
・ ラテン語のウルテガ聖書写本 8,000〜10,000部。
・ エチオピア語・スラブ語・アルメニア語の翻訳本 8,000部。
・ 全体では、24,000という数の手書きの写本が残っている。
新約聖書はオリジナルを正確に筆写しています。
他の文献よりも新約聖書の写本は圧倒的な量な
〈 質問 〉四つの福音書は、イエスが生きた時代よりもずっと後に書かれたもので、時間の経過と共に神秘的な存在つまり「神」として書かれたのではないか?
〈 回答 〉
「 福音書が書かれた年代 」
【紀元50年代後半〜紀元90年頃】
この年代はイエスが生きていた時代に、
彼を見て話を聞いた人々が生きている時代である。
[アレクサンドロス大王の伝記]
最古とされている二冊の著者
アリアノスとプルタルコス
大王の死後(紀元323年)、400年以上たってから伝記が書かれています。
歴史家の間では、その信憑性は高く評価されている文献。
アレクサン