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車中泊で、桜🌸と日本一周。16県目・鳥取編。砂丘に恋する白ウサギ、鳥取。


朝、湯原温泉を出発し、キャン吉で北上するオットと妻。鳥取県に入りました。
すると今度は三朝(みささ)温泉の看板が……。今回は寄りませんが、ここもひなびたエエ感じの温泉です。
河原に露天風呂があるところも湯原温泉と似ています。
もっともこちらは橋の上から堂々の丸見えなので、勇気がありませんが……。

三朝温泉を過ぎ、山を越えて日本海に向かうルートに入ると、途中で三徳山(みとくさん)三佛寺(さんぶつじ)の「投入堂(なげいれどう)」の前を通ります。
少し離れたところに展望所があり、投入堂を眺めることができます。
……って、ほとんど、視力検査みたいです(笑)。

投入堂(画像をめいっぱい拡大)

その昔、役行者(えんのぎょうじゃ)が、法力でお堂を小さくして、山に向かって「えいっ!」と投げたところ、山の斜面にお堂が建った、という伝説があるほど、あそこにどうやってつくったか、いまだによくわかっていないといわれる、不思議な建物です。
50分ほど山道を歩いたら、真下近くで参拝することもできます。 。。


里では桜が咲いているというのに、佐谷峠の周辺では、まだなんと、雪が残っていました。日本列島の自然って、すごいですね。

佐谷峠
まだ雪が残っていた

日本海にでると、そこは因幡の白ウサギ伝説で有名な白兎(はくと)海岸です。

白兎海岸

海に浮かぶ隠岐の島に住み、因幡の国へ渡ることに憧れていた一匹の白ウサギが、ある日、サメたちに「何匹いるか数えてやる」とだまし、飛び石代わりに陸地まで渡ろうとしたところ、あと一匹で陸、というところで、ポロッと本音を言ってしまい、怒ったサメに皮をはがれて、通りかかった大黒さんに助けられた、というお話ですね。
山のほうには、ウサギが真水で身体を洗ったという池がある、白兎神社があります。


白兎神社

隠岐の島から陸地までは、岩が点々とつながっています。それがサメのように見えるところからこの伝説がうまれたのでしょうか。。。
白兎海岸へは道の駅「しろうさぎ」からのアクセスが便利です。白ウサギにはぜひ観光大使として、がんばってほしいものです。 


さてっ!

鳥取と言えば、なんといっても鳥取砂丘!

……
……

 どんだけ~
 
 こんだけ~

そうです! でもいいのです!

砂丘は砂丘であり、決して砂漠ではありません!
思い切り砂遊びしたいぶんには十分すぎる広さです!

鳥取砂丘

そして、なにより、防砂林としての松を植えたり、砂丘を大事に保全しておられることに感心しました。


市内を流れる袋川沿いの並木道は満開の桜でした。。。

袋川沿い

日本の桜100選にも選ばれている鳥取城跡・久松公園の桜も圧巻です。

鳥取城跡・久松公園

ふう、やっと、ここで、今日も遅いお昼にします。
ところで鳥取の名物ってなんでしょう? 冬ならまちがいなくカニだと思うのですが、いまの時期、カニはない……

……ちょっと調べたところ、鳥取はカレー大国なんだとか。全国でもトップクラスのカレー好きが集まっている県なんだそうです。
らっきょうが鳥取の名産だからか? と思ったのですが、お店の人にきけば、鳥取県は共働きが多く(2018年調べでは全国第6位)、作り置きして保存がきくカレーが昔から好まれてきたのだとか。

鳥取カレー

市内の喫茶店、「木の香り」さんのカレーは、自分で好きなだけ、テーブルの上のスパイスを入れるという薬膳カレーでした。あれもこれも、と入れていたら、かなり辛くなってしまいました。でもおいしい。

スパイス入れすぎ注意

ま、カレーは日本全国、日本国民、ほとんど、みんな好きですけどね!


大山や米子、境港もよいところなので、行きたかったのですが、今回は時間的に行けませんでした!

日本海から太平洋まで移動して、兵庫県に入り、今夜は海辺の相生の道の駅「あいおい白龍城」で車中泊します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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