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食に関わる話

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食糧危機と、断食

食糧危機と、断食

【20231217 画像追加】
【20231223 文章一部修正】

食糧危機といわれる昨今、日本では日々の食物を十分に確保できない人たちがいる一方、体内のデトックスや美容、ダイエットといった健康目的で 、あえて食事を制限する"fasting "を行う人が増えているようです。

食糧危機の時代に断食が流行るというのは、何だか自然の摂理のようにも思えてきます。

ちなみに日本では朝食は英語で「bre

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飲酒はカッコいいか

飲酒はカッコいいか

数年前から日本でも「Sober Curious(ソバーキュリアス)」と呼ばれる、あえてお酒を飲まないライフスタイルが流行っているらしい。

僕の同僚も実践しており、すっかり定着しつつあるようで
「体調がよくなった」とか「お酒は少量でも良くないらしいよ」と毎日のようにお酒を嗜む僕に忠告してくる。

ネットでソバーキュリアスの話題を見てると、飲み会のシーンで「個人が自由に選択できることはいいと思う」と

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40代メンズ、BMI18台のぼくの生態 食べ方編

40代メンズ、BMI18台のぼくの生態 食べ方編

若い頃から食べるのが遅い高校時代は2年生になった頃から学校の食堂でランチデビューしました。

高声時代はサッカー部に所属。

食べ盛りの頃だったので、丼ものにお蕎麦とか、カレーライスとうどんなど、主食級を2つ頼むこともザラでした。

食堂ではだいたい部活の仲間で固まって食べてましたが、ぼくはいつも食べ終わるのが1番遅いグループの一員でした。

さらには最後4人くらいに残ったその最終グループの中でも

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肉食とヒト。悠久への旅

肉食とヒト。悠久への旅

この記事の主な参考文献「人類はなぜ肉食をやめられないのか 250万年の愛と妄想の果てに」マルタ・ザラスカ 著

『人類はなぜ肉食をやめられないのか』という本を読んでぼくが印象に残った部分をまとめました。

この本は「肉は体に良くないよ」と言うスタンスのカナダ人ジャーナリストが、それなのになぜ人類は肉食🖤なのかについて考察した本。

部分的にネット情報などで盛ってまとめてます。

祖先はヴィーガン

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チョコが将来、溶けてなくなる?

チョコが将来、溶けてなくなる?

3度の飯より昔から大好きなチョコレート。

他の記事でも書いたかもですが、朝はココアとチョコ。仕事場に着いたらコーヒーとチョコで仕事モードへ。

3時のおやつも、夜のお酒のつまみとしてもチョコ。

チョコではじまりチョコで終わる1日です。

そのチョコの原料であるカカオが、2050年までに壊滅する可能性があるらしいです。

最近は、「2024年問題」や「2040年問題」、「2050年問題」など、問

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【酒のツマミになるテキスト】1.石毛直道「道草のすすめ」

【酒のツマミになるテキスト】1.石毛直道「道草のすすめ」

この記事の引用元石毛直道著『道草を食いながら』

一人飲みが毎晩の眠る前の儀式になってます。

自分のペースで好きなお酒をたしなんで、好きなつまみを食べるひと時は最高です。

というわけで、一人飲みのリラックスタイムのつまみに、ゆるーく読める文章の紹介です。

今回紹介するのは、文化人類学者として功績を残されている石毛直道さんのエッセイです。

タイトルは「道草のすすめ」

以下、まんま引用です。

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平凡な日々の繰り返しが、自由と探究心を生む

平凡な日々の繰り返しが、自由と探究心を生む

この記事の材料本酒井隆史著『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』稲垣えみ子著『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』

最近、上記にある2冊の本を読んだ。

それぞれのタイトルから想像できる通り、一方はネガティブな内容の本で、もう一方はポジティブな内容の本。

2冊の本を並読してぼくが感じたことは、確かにわたしたちの多くは、お金などあてにせず、相当に機嫌よく、豊かな

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