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お父さんが白血病になりました。〜ある家族看護の記録

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13歳と10歳の子どもたちを残して、お父さんが急性骨髄性白血病で入院しました。親族の僕が、家族看護に入っての記録集。
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#自宅療養

パパさん再入院

パパさん再入院

自宅療養と外来診療の連休が、終わった。

パパさん、今日再入院。

お姉ちゃんは、入院カンファレンスの事務スペースとクリーンルーム(無菌室)前のエレベーターホールまではパパさんに同行できる。

(クリーンルームには、子供は入室できない)

そのため今日は、学校を休んで、手続きの手伝いやら荷物運びやらの役で、ついていく。

先ほど、学校に欠席連絡したのは、僕。

病院には、僕も行くので3人連れ。

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ダンボール工作の連休

ダンボール工作の連休

パパさん、元号ウィーク中は自宅療養。5月6日に再び病院へ。
つまり我々一同は、大型連休を自宅で過ごす。

この機会に、弟くんが「ダンボール・ジュースサーバー」を稼働させました。

横倒しに仕込んだペットボトルの横腹に、あらかじめ穴を開けておく。そのジュースタンクを、右側のレバーで半回転させて、横穴を下向きにして、そこからジュースが、落ちる…という。

炭酸飲料で何回か乾杯。

ここで暮らして4ヶ月

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「疲れのコントロール」という課題

「疲れのコントロール」という課題

スケジューリング の再優先事項について。

おとといまではパパさんの病院訪問、タオルや飲料の補充だった。 この一週間は自宅療養 サポート。 食事作りと 買い物、 散歩の付き添い。 これらがメインだ。

僕自身が仕事を デザインし直して、この看護 生活に入れ込む、という試みをしていて、まだうまくはまっていない。

どうやらスケジュールの切り方を 間違え ていたようだ。 自分の疲れが一日単位で解消され

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とりあえず起きた

おはようございます。
4時台に起きた。体が重い……。

パパさんの自宅療養3日目。

退院日から2日のあいだに、主に個包装の 食品を買いまくった。 パパさんはその日の調理のものまたはその日開封のものを食べて、雑菌がパパさんの体内を試しにくるのを防ぐ。

一食ぶんのおから、一食ぶんの黒豆、などなど。 便利な世の中になったものだ。 費用はかかる。

退院の日

退院の日

朝8時50分、 パパさんの病室へ。

僕が出張の時使っているキャリートランクが、 かかとのある部屋ばき 、一旦自宅で保管する頓服、塗り薬、 未開封のペットボトル、 予備のタオルや下着 などでいっぱいになる。

パパさんは 子供二人を残して 、 いきなり 緊急入院に始まって 、34日間の入院生活をしてたのだった。

僕は、34日間の緊急対応をしてたのだった。

核家族化して 少人数または単身の世帯

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家具の移動

家具の移動

おはようございます。

おはよう自分。おはよう新しい一日。 おはよう、祝日の月曜日。

今日は特別、ゴミ出しをしてあげよう。 毎回風呂と 台所 の排水溝の掃除 なんて、 ホントは 誰もやりたくない。 ましてや子供は。

3連休の始めの 土曜 のことを書いておく 。 雪の日 見舞いが中止になったタイミングで 、我々留守家族は 、家具を動かしてみた。

パパさんが退院してきた時、 デイトレーディン

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さあ籠城戦準備だ

さあ籠城戦準備だ

おはようございます。

昨日はお姉ちゃんも弟も、 学校を休んだ。 悪天候の中、 狭い 賃貸住宅 の、 さらに暖房のかかる狭い一部屋に、 3人で1日いるという 事態に立ち 至った。

僕の一人の時間を返せ~、 と途中でちゃんともめたことは言うまでもない。 彼らも一休みが欲しくて ここにいたが、 僕も一休みが欲しくてここにいたわけだから。

おはよう。 おはよう自分、 おはよう 新しい一日 、 おは

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