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パパさん再入院

自宅療養と外来診療の連休が、終わった。

パパさん、今日再入院。


お姉ちゃんは、入院カンファレンスの事務スペースとクリーンルーム(無菌室)前のエレベーターホールまではパパさんに同行できる。

(クリーンルームには、子供は入室できない)


そのため今日は、学校を休んで、手続きの手伝いやら荷物運びやらの役で、ついていく。

先ほど、学校に欠席連絡したのは、僕。

病院には、僕も行くので3人連れ。

一週間出張用のキャリートランクを荷物運びに使う。
トランクは、僕の私物。

飲料水やらタオルやら着替えやら歯ブラシ・コップやら、目一杯詰まっているので非常に重い。

(この集合住宅、エレベーターがなくて、全部階段なんだ 笑)

初回と2回目の入院は、両方とも、三十日の入院計画を10日以上オーバーした。
この連休は、内服薬を止めて数値の上がり具合、停滞具合を見てもらったが、

結論としては、

どうやら抗がん剤がきつすぎて、一ヶ月予定の回復が二ヶ月かかった…

ということらしかった。

1月半ばから5月上旬まで使って、「初回寛解」と「地固め療法1回目」を終えた…

という位置づけになるのだった。

連休の振り返りを少しだけ。

感染症を自宅に持ち込まないよう、我々も非常に気を使う自宅療養だった。

散歩や自転車での体力作りへの同行も毎回。
緊急時に周囲の大人に紙を見せて緊急外来につないでもらえるよう、代表電話、患者ID、つなぎ先標榜科、主治医名の紙を姉弟二人ともに持たせたので、弟くんなんかは、プレッシャーで泣きそうだった。

大丈夫そうなときは、パパさんに子供だけで同行してもらったので、すごく緊張感があったらしい。
ありがと、僕は少しだけ休めたよ。

(と言っても、
四人分の食事調理毎回、洗濯、清潔保持のための毎日入浴…を回すのって、独身男には大変なわけよ?

店舗やってたって、店舗ならコンサルティング介入なわけだし、店長がいてシフトってもんがあるからね?)

小学生と中学生を、そこそこ使える戦力として育てた自分を誇りに思うのであります!

明日からはまた、一日おきに僕が見舞い。

初夏になる…

「最大値の2割」ぐらいで構わないから、ご機嫌でいたい。いろいろあって、いろいろ重なって、とてもご機嫌でいられない時の「逃げ場」であってほしい。そういう書き物を書けたら幸せです。ありがとう!