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hitomi.
2020年7月7日 19:20
夏だ〜〜〜。6月からとっくに暑かったし、9月になってもずっと暑いのに、いつまで経っても「夏」のイメージは7月と8月にしか持てないのはきっとわたしだけじゃないはず。やっぱり夏休みがあったり、カレンダーのイラストとかのイメージだったりするんでしょうか。刷り込みの力ってすごいなあと思いつつ、夏だから花火しちゃおう、浴衣着ちゃおうって季節にかこつけて遊ぶのがとってもすきです。概念としての”夏”はと
2020年6月11日 19:29
6月に入って30度近い日が続いていますね。暑さにめっぽう弱いわたしはすでに瀕死の状態なのですが、本格的な夏が来る前に「梅雨がある」と思うと、まだほんの少しだけ生き残れそうな気がしています。気圧の変化にやられがちではあるのですが、雨の気配だったりとか、音とか、匂いとか。とてもすきです。特にすきなのは雨の日にお散歩すること。傘のなかの閉じられた世界で、雨音だけを聞きながらぼーーっと歩いてると、あた
2019年9月11日 23:34
最近、短編集がすきです。前は長ければ長いほどいいじゃんって思って分厚い本ばかりを探していました。そのほうがより世界感が構築されているし、登場人物に感情移入できるから。だけど、このところは短いなかでも頭の中に情景が浮かんで、結末まできちんと持っていけるのってすごい……!!と今更ながらに思うようになったのです。まだまだいろいろなお気に入りを探して読む日々だけど、最近のいちばんよかったの
2019年9月16日 21:08
岡山県を訪れたときに古道具屋さんを見つけた。骨董屋さんと古道具屋さんの違いはわからないけど、どことなくくすんだモヤのかかったような店内や、黄ばんだ古い本独特の香りが妙に懐かしくて落ち着く店。店内では、店員さんたちが売り物でもあるソファーに腰掛けて雑談をしていた。サボってる、という感じではなく、どこまでもラフな感じでなんだかそのゆるい空気感も相まって、心置きなく品物を手にとっては見ては歩いた
2019年9月15日 21:01
一度「だいすき」って思うと、結構一途になっちゃうタイプだ。こまめに情報はチェックするし、舞台になった場所や登場アイテムも検索するし、自分であれこれ考えるだけじゃなくて、他の人も感想も気になるし、ハマりたての少しずつ自分のなかに愛したコンテンツの知見が貯まってゆくのが何より嬉しくて、好きになったらとことんの気質でよかったなあと思う。もう完結してしまったものをあとから知って、ぜんぶ溢れていると
2019年9月7日 21:22
料理が出てきてとびきり元気が出る本で何かおすすめあるかな?と聞かれたときに絶対に名前をあげる本があります。柚木麻子さんの『ランチのアッコちゃん』。ビタミン小説とも呼ばれるくらい読後には元気になれるこの小説は、わたしが初めて柚木麻子さんの作品に触れた出合いの物語でもありました。【あらすじ】屈託を抱えるOLの三智子。彼女のランチタイムは一週間、有能な上司「アッコ女史」の指令のもとに置かれ
2019年9月3日 23:47
ちゃんと見たのはいつが最後だったかもう覚えていないけど、なんて夢のある話なんだろうとわくわくしたことは覚えている。夜中に突然大人にならない少年とキラキラ光るきれいな妖精が訪れて、そのまま夢の島に空を飛んで連れて行ってくれる。インディアンと一緒に踊ったり、ご飯を食べたり、みんなで毎日おしゃべりして、海賊はちょっとこわいけど、ひたすらに楽しそう。最後は危ない目にも逢うけど、必ずピーターパン
2019年6月25日 22:39
『オズの魔法使い』(ライマン・フランク・ボーム:新潮文庫)は、1900年、100年以上前に生まれた物語だ。そう思うとかなり昔の作品のような気もするけど、そういう意味での古臭さは全くない。ただ、なんとなく知った気でいたこの物語だけど、ドロシーたちの願いを叶えてもらうまでこんなに時間がかかっていたのか…というのが、読み終わったあとに抱いた感想かもしれない。 【あらすじ】ある日突然、大きな