仕事は過程と結果、どちらが大事?
こんばんは、経営者のこうたです。
仕事において、過程は非常に大切な部分です。
しかし、会社への貢献や実績に反映されるのは結果です。
過程がどれほど優れていても結果が伴わなければ、いずれ会社は潰れてしまいます。
1.新人は何よりも過程 でも結果はいつか必要
結局どっちもじゃんと思った人。
仕事をするうえで、結果を求めるのは前提です。
今回のお話は、なぜ過程を意識するのか?
どう結果を意識するのかを知ってもらう記事であると認識してください。
さて、章題に戻りまして、新人は過程を意識しましょうという話です。
まずなぜ過程を意識するのかですが、正しい業務方法、正しい実績への結び付け方を理解するためです。
契約や販売って、タイミングがいいとたまたま獲れてしまうことがまあまああります。
新人時代に幸運が重なってしまうと、後になって大変苦労することになるのです。
基礎的なことを聞く、獲得の仕方を教わるというのは新人の特権と言えましょう。
別に誰でもその特権は有しているのですが、歴や立場が上がるほど聞きづらくなり、なんとかプライドを保つためにごまかす日々を送る人も少なくありません。
私も新人時代にそういう人をよく見ていました。
しかし新人にはそういった無能先輩・上司を見抜くことができないので、新たな新人を無能へと誘(いざな)うことになります。
だから正しい過程を全社員が知らなくてはなりません。
2.上司は結果が必要 だから過程を見る
上司の結果とは、部下の結果です。
課長であれば課の実績であり、課の実績とは部下の実績の集合実績です。
では部下に結果を出させるにはどうすればいいか?
正しい過程を教え、結果へと導くことです。
正しい過程とは、ノウハウを暗記することではありません。
そしてやり方は一つではなく、その人に合った手法を見つけることから始めるものです。
過程の利用方法はここら辺の記事をご参考ください。
過程とは、分析をするための材料です。
そして試行錯誤をする期間そのものであり、部下の能力を評価する部分でもあります。
なぜその考えをもって業務を遂行したのか、やる気や向上心はあるのかは過程を見れば分かります。
向上心があれば見込みはあるし、その向上心を維持することを意識していればいずれ成功します。
思考力をもって業務に取り組んでいるのであれば、正しい結果へと辿り着くように誘導してあげればいい。
過程が重要だとよく言われるのは、過程を重要視してこそ結果に繋がるからである。
3.上司の過程とは、イコール部下の過程
変な日本語にはなりますが、上司にも上司はいます。
係長やマネージャーなら課長、課長なら部長ですね。
しかし、管理職にもなれば上司が自分を成長させてくれると思ってはいけません。
世話を焼いてくれるのは平社員や責任の軽い立場までで、それ以降は自発的な成長が求められます。
たとえば課長であるあなたが手塩にかけた部下の育成を、たいして現場を知らない部長に口出しされたらどうでしょう?
「余計なことをするな」って思いますよね?
だから基本的に、部長は課長の教育方針を気にしても、それを課長の部下にまで直接言うことはありません。
よほどでもなければ、その教育方針にすら自ら口出しすることはあまりないでしょう。
私は昔、上司が無能だったのでいろいろと四苦八苦したものです。
頼れるのは仲の良い同僚だけで、常に思考力を働かせて部下とコミュニケーションをとっていました。
先ほど、上司の結果は部下の結果の集合実績だとお話しました。
過程も同じです。
部下の過程を蓄積し、その知識と経験を集めて上司の過程は密度を増し、成長⇨結果へと繋がります。
4.まとめ
『過程』という名の材料があってこそ、『結果』に結び付く。
「結果良ければ全て良し」が好まれないのは、偶然による結果は次の過程へと繋がらないから。
正しい過程の蓄積なくして、常勝の結果には繋がらない。
この3つの言葉が全てです。
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