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ゆるゆる世界一周旅行記

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世界一周した時のことを書いた旅行記をまとめています。旅行記はすごくゆるゆるです。ゆるしてください。
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#旅

フィリピンには繊細なメガネくんがいて、巨人が石を投げて喧嘩をするという話

フィリピンには繊細なメガネくんがいて、巨人が石を投げて喧嘩をするという話

最近フィリピンに英語留学したら、社交ダンスが得意になるハプニングがあったと書いた。

だが、フィリピンの魅力はこれだけにとどまらない。みんなが陽気で人なっこくて、観光地としての魅力も十分だ。

そこで、この記事では、フィリピンで訪れたいろんな場所を振り返りつつ、体験したエピソードについても言及する、「誰が得するんだろう総集編」をお送りしたい。

まず、一番どうでもいいことから報告すると、フィリピン

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フィリピンに英語留学したら、社交ダンスがうまくなった話

フィリピンに英語留学したら、社交ダンスがうまくなった話

英語学習者に朗報がある。たとえ英語が話せなくても、社交ダンスさえできれば異国の地でもコミュニケーションはとれる。

これは、果たして朗報なのだろうか?

少し疑問は残るが、僕は確かにフィリピンで社交ダンスを上達させ、現地の人と仲良くなった。

そもそも社交ダンスとズンバがうまくなる英語留学に、どれくらいの人が興味があるのかという疑問も残るが、欧米では社交ダンスは大人の嗜みとして必須科目であるとの話

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ベンメリア遺跡と雨と575

ベンメリア遺跡と雨と575

雨が好きじゃない。

でも、生きているとた、たまに雨で良かったと思うことがある。

カンボジアにあるベンメリア遺跡も、ぜひ雨が降る日に訪れて欲しい遺跡の1つ。今回は、そんな話。

カンボジアのシェムリアップで泊まっていた日本人宿が「プレアヴィヒア」と「ベンメリア」に行くバンツアーを企画していた。人数が集まれば催行するけど、行かないかと宿の人に声をかけてもらい、当然のごとく誘いにのった。

旅人ほど

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遺跡はもう飽きた病

遺跡はもう飽きた病

「遺跡はもう飽きた」病。

世界一周などの長い旅をしていると誰もがかかる病のこと。

主に

・遺跡でお腹いっぱいになる

・遺跡を見てもたいして感動できない自分に嫌気がさす

・遺跡より暑さが気になりだす(東南アジアで発症した場合)

・スマホの写真フォルダが遺跡でいっぱいになる

などの症状がみられる。

旅に出発する前は、あんなに行きたかった遺跡。遺跡自体の価値はもちろんわかっているつもりだ

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今一番会いたい人はインドの片目のおじさんなのだという話

今一番会いたい人はインドの片目のおじさんなのだという話

あなたが今一番会いたい人は誰ですか?家族?恋人?それとも昔付き合っていたあの人?

僕は今、インドで出会った「片目のおじさん」に猛烈に会いたい。

もちろん家族にも会いたいし、仲のいい友達とも会いたい。会いたいをあげればキリがない。

でも、そんな人たちをさしおいて、旅になかなか出られない今、インドで出会った片目のおじさんに会いたい。

片目のおじさんとは、タイに近いインドの島で出会った夫婦で世界

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世界一周中にはじめてできた友達が夢を叶えた話

世界一周中にはじめてできた友達が夢を叶えた話

世界一周中、ぼくたち夫婦にはじめてできた異国の友達はインドネシア人だった。レオという名前の彼は、僕たち夫婦に日本語で夢を語ってくれた。今回はそんなはじめてできた友達と、その友達が叶えた夢の話。

 

世界一周で、僕たち夫婦はインドネシアのジョグジャカルタをおとずれた。ボロブドゥール遺跡という世界三大仏教遺跡の1つを観に行くためだ。

ジョグジャカルタでは、安宿に泊まった。すごく家庭的な雰囲気で、

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秒速で、「夫婦で世界一周」が決まった日の話

秒速で、「夫婦で世界一周」が決まった日の話

 僕の妻は変人だ。これは決して悪口じゃない。妻は自分の変人性を自覚し、自分が変人であることに喜びを感じている。

いきなり、冒頭で妻の変人性を熱く語られて困惑してしまったみなさん、ごめんなさい。でも、大切なことなんです。

 夫婦で世界一周をしたというと、よく聞かれる質問がある。

「どうやって奥さんを説得したんですか?」ってやつ。

これ、僕の答えは何の参考にもならないと思う。なんせ妻が変人だか

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バリ島の食堂がすごくおすすめなので、今すぐバリに行きたいという話

バリ島の食堂がすごくおすすめなので、今すぐバリに行きたいという話

バリ島という場所に半信半疑の人がいるかもしれない。日本人観光客が集う場所。もはやそこには観光地としての顔しかないみたいなイメージをお持ちの方が。

でも、そんな人も、そうじゃなくてバリ大好きだけど?な人もぜひ行って欲しい食堂がある。

それが「ニクマット」というローカルな食堂だ。

ニクマットというと、日本人からすれば何やらとても肉々しい名前だが、ハラル料理のお店である。ハラルとは、簡単にいえばイ

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フィリピン留学で一番思い出に残っていること

フィリピン留学で一番思い出に残っていること

あなたには忘れられない音色、ついつい口ずさんでしまうメロディーはありますか?

フィリピン留学で、一番思い出に残っていることは間違いなく「学校のチャイムのメロディー」だ。どんなメロディーかを言葉だけで書きあらわすのはとても難しいけど、試しにやってみよう。

たーたったらららたーたったらたらー

言いたいことは言わなくてもわかる。言葉って難しいのだ。

とにかく、僕がフィリピン留学で通っていた学校の

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フィリピン留学で、最初に聞かれた質問は

フィリピン留学で、最初に聞かれた質問は

フィリピンには、もともと行く予定はなかった。今となっては、そんなこと思っていた自分に対して、お前完全に気が狂っているのか?と自分で自分を恥じるけど、当時の僕はフィリピンに対してあまり良いイメージがなかった。治安が悪くて、あんまり綺麗じゃないイメージだ。

でも、世界一周最初の国、オーストラリアであまりに英語がわからなさすぎて、妻と二人で絶望して、行くことにした。ちなみにどれくらい絶望したかというと

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バリ島でのマッサージの日々

バリ島でのマッサージの日々

バリ島と聞いて、僕が一番に思い浮かべるのはマッサージ。

「海」「夕日」「サーフィン」「リゾート」

キングギドラもびっくりのいろんな顔を持つバリだけど、もう何よりやっぱりマッサージis正義。

僕がバリを訪れた時に印象の残ったマッサージは2つ。

1つは、街中にあるマッサージ屋。ここは本当によかったです。バリ滞在中に何度も通いました。

そういえば、僕は以前台湾に行った時にもマッサージを受けたん

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スリランカで赤いシャツのムキムキと出会った

スリランカで赤いシャツのムキムキと出会った

赤いシャツを着た、ムキムキは信用した方がよい。彼らは間違いなくいいやつだし、ちょっとシャイだし、去り際も格好いい。

何を言い出したんだ?こいつ。

と思われた方、

僕は、その日、スリランカで、世界の厳しさと優しさに両方出会い、結局世界は優しいところだとあらためて気付かされたんです。

あなたはスリランカに行ったことがありますか?

乗車率100パーセントを超えているであろう、列車に揺られたこと

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バイロンベイでサーファイン体験したら、ギャップ萌えだった(後編)

バイロンベイでサーファイン体験したら、ギャップ萌えだった(後編)

バイロンベイでサーフィン体験すると、ギャップ萌えの真髄が学べる。

おいおいどういうことだと思った方は、前回のnoteを読んで欲しい。こちらです。

さて、早速前回の続きへ戻ります。

そんなこんなで、先ほどまでパーティー会場と化していたバスの車内には適度な緊張感が立ち込め、いよいよ僕らはポイントとなる海へ到着したわけです。

早速、バスから降りるひげ兄、セーラー兄さん、キャップのムキムキ。続いて

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バイロンベイでサーフィン体験したら、ギャップ萌えだった。(前編)

バイロンベイでサーフィン体験したら、ギャップ萌えだった。(前編)

オーストラリアのバイロンベイをご存知ですか?ヨガ、オーガニック、サーフィン、スローライフにヒッピー文化。

思わず飛びつきたくなるような、ワードが並ぶこの街。

そうです。かくいう僕も、そんなワードを聞いて、バイロンベイに足を運んだのです。どうも、てりやき(@wellbeingposi)です。

そんなバイロンベイで僕がもっともしたかったこと。それがサーフィン。

「あ、サーファーなんだ、この人。

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