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フィリピンには繊細なメガネくんがいて、巨人が石を投げて喧嘩をするという話

最近フィリピンに英語留学したら、社交ダンスが得意になるハプニングがあったと書いた。

だが、フィリピンの魅力はこれだけにとどまらない。みんなが陽気で人なっこくて、観光地としての魅力も十分だ。

そこで、この記事では、フィリピンで訪れたいろんな場所を振り返りつつ、体験したエピソードについても言及する、「誰が得するんだろう総集編」をお送りしたい。


まず、一番どうでもいいことから報告すると、フィリピンでも僕はガンガンに現地人と間違われた。
というか、世界一周する中で、間違われた数はフィリピンが一番多かった。

過去に、インドネシアで現地人に間違われた話はこちら


英語留学初日、教室にやってきた先生がポカンと口を開けているので、どうしたのか聞いてみると、「あなたは生徒なの?本当に日本人なの?出入りしている業者じゃないの?」と聞いてくるなどしたり。

ナイトマーケットに行った際は、入り口でライフルを首から下げた警察官にとめられ、留学先の学校の生徒証を見せたら、なんでフィリピン人が日本人のふりして英語留学しとんだ?!と尋問されてしまったりなどしたり。

最終的には、空港に入る前のセキュリティチェックみたいなところで妻と一緒に日本のパスポート見せたら、日本人の奥さんを見つけて帰化したのかー!!ってなってセキュリティのおじさんとハイタッチさせられるなどした。

出国の前に、現地の人と思わぬ理由からハイタッチしたからか、「絶対また来るからな!」となったこともこの記事を書いている大きな理由だ。

ちなみに、フィリピンにはタガログ語という共通語の他に、各地域でしか通じない方言があるということをこの顔のおかげで知ったりもした。

方言で話しかけられポカンとしていると、「あぁお前は方言が違う地域のやつか」と納得され、タガログ語で話しかけられ、さらにポカンとしていると、最終的には「お前なに?!」みたいな顔をされて英語で話しかけられる始末。みたいなことが頻繁に起きた。

最初は訳がわからず、みんなに「お前なに?!」みたいな顔をされると留学先の先生に英語で説明すると、真相を教えてくれた。あぁ、この顔だと、まずはタガログ語も勉強しなきゃいけないんだと、軽いめまいがしたのを覚えている。


そう考えると、方言、タガログ語、英語の3言語を自由自在に操れるフィリピンの人たちはすごい。彼らは、学校では英語しか喋っちゃいけないことになっており、英語以外の言語を使うと学校で罰金がとられるそうです。なんてこった。


さて、フィリピンではダバオで英語留学した他に、セブとボラカイ島とパラワンにあるエルニドに行った。
あと、セブからボホール島に日帰り旅行もした。


ボラカイ島では、綺麗な海を歩き、最先端の海ファッションに出会い、今後海にいく時の方向性を見失いかけたりなどしたし。

最先端はこれ

エルニドでは、メロスを逆再生する羽目になった。


そして、ボホール島では、とっても繊細なメガネくんに会った。
その見た目とは裏腹に、非常に繊細でストレスがかかりすぎると頭を木に打ちつけたりしちゃうお猿さんらしい。

今まで、スラムダンクの小暮くんを筆頭に、メガネをかけている人は一見真面目そうで繊細そうだが、実際は芯のある強いやつだという印象があったので意外だったが、ターシャはその繊細さを可愛さでカバーしていた。

フラッシュをたかなければ写真撮影は可能。

ボホール島のもう一つの名所「チョコレートヒルズ」は、ヒルズ族が住んでいる六本木ヒルズとは違い、圧倒的なマリオ感を感じられる場所だった。
時期によっては、このもっこりした丘が全てチョコレート色に変わるらしい。

マリオ感

ちなみに、この丘の成り立ちには、「その昔巨人が喧嘩した時に、巨大な石を投げ合って、それを片付けなかったから、こんな風景ができた」という伝説があるそうな。

片付けくらいできるやろ。あと、喧嘩した際に石投げることほど卑怯なことはないぞ。巨人。


というわけで、フィリピンは見どころ満載すぎて、英語留学以外にも楽しめて、それ以上にまだまだ行き足りない感が強すぎての出国となった。
そして、どこにいっても兄弟がいるような雰囲気の流れる(陽気さ的にも、顔立ち的にも)フィリピンへは、また必ず再訪したい。



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