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哲学的な俯瞰による見解

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マージナルマンである高校生。  大人≠自分≠子供 俯瞰から物事を眺めて、新たなる価値を創造したい。 自分で考えることでそれに向かって突き進む
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2024年2月の記事一覧

教育の不自然な学習体制 高校生の立場から論じる

教育の不自然な学習体制 高校生の立場から論じる

はじめにこの文章を書くにあたって

学校に通うことは現代日本では常識とされていて、日々勉学に励むというのが当然という意識が日々浸透しているように思える。
世間一般としても不登校という言葉があるように、学校に通うことが正しくて通わないことは悪であるといったような、二元論的な論理が展開されているように感じることも少なくない。
学校とは学生間の交流を深めて協調性を高めるという観点から見た場合には利便性を

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桐島聡逮捕における時効の有効性について思ったこと

桐島聡逮捕における時効の有効性について思ったこと


導入

1974[昭和49年]に東アジア反日武装戦線による連続企業爆破事件が引き起こされた。事件は全解決しておらず、ほぼ迷宮入りという状況に陥っていたのは皆さんもご存じのことでしょう。しかし、2024年の50年たった今にとある男が自首をしました。その男の証言によると自分は国際指名手配を受けている桐島聡であるという。DNA鑑定にかけた結果、照合に整合性が見られたということから、私はこの男が50年前

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中村哲医師の[私はセロ弾きのゴーシュ」を読んで

中村哲医師の[私はセロ弾きのゴーシュ」を読んで

中村哲先生をご存知の方も多いのではないでしょうか。彼は医師としながらアフガニスタンやパキスタンに赴任して現地の医療に努めた人物です。教科書に載るような功績を収めていながら、権力を求めないがあまり名を全世界に轟かせることを望まなかった。私がこの本を読んで心に刻まれたことを書きたいと思う。彼は、この本の中で食料の不足について特に多く言及していた。日照りが続く中、生計を立てることが難しくなって難民として

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学びとはベクトルである

学びとはベクトルである

受験勉強の意味を模索しようと思ったきっかけ

ただいま高2の2月後半、最近は気温も安定せず暑かったり寒かったり忙しい感じである。
そんな天気に揺さぶられるように自分の心も揺れている。高2の春は受験を意識し始めることから激情の時期…
不条理に突き動かされるように勉強を始める。
私は、周囲の人間と比べて将来への不安を抱きやすい性格であったため受験勉強には早めに取り組んでいたが不安は募るばかりである。

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