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2024年のヒット

column vol.1216

日経MJの2024年上期(1月〜6月)のヒット商品番付が発表されましたね。

日経MJヒット商品番付

なるほど、なるほど〜

東の横綱「新NISA」ですか。

確かに、私の周りでも投資を始めた人非常に増えました

そして、西の横綱「円バウンド」

こちらは、歴史的円安の恩恵を受けたインバウンド消費を指します。

〜ということで、本日は両横綱にまつわる話と、個人的に注目したヒット商品について語らせていただきます。

ぜひぜひ本日も最後までお付き合いくださいませ。


30代の投資事情

まずは東の横綱である新NISAについてお話ししたいと思います。

NISAとは、2014年から始まった株式投資信託配当金分配金、値上がりで得られた売却益非課税になる国の制度です。

今年は新たに投資上限金額や非課税保有期間が大きく拡充され、“新”NISAになりました。

実際、この制度をどれほどの人が利用しているのか?

その最新記事として、ハフポスト【[新NISA]証券会社はどこ?投資額はいくら?700人の30代に調査、分かったみんなの投資情報】をご紹介させていただきます。

〈HUFFPOST / 2024年6月1日〉

この記事は、特に結婚子育てでライフステージが変わる人もいる30代で、どれくらいの人がNISAを利用しているのかが明らかになっています。

調査を行ったのは、ライフスタイルメディア「COCO the Style」

4月15〜5月15日、インターネット上でアンケートを実施し、30歳代の718人が回答しています。

その結果…

「実際に取り組んでいる」…53.2%

ということが分かりました。

そして、その理由

「老後資金のため」…49.2%
「生活資金のため」…26.1%
「子育て・教育資金のため」…16.5%

などが上位に挙がっております。

また、新NISAから「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能になりましたが

「どちらもやっている」…34.2%
「つみたて投資枠だけ」…55.8%

となっております。

これについては、「オールカントリー」「S&P500」といったインデックス投資手堅くやりたいと思っている方が多くいると聞きます。

株式投資のみならず、やはり資産運用知識はあった方が良いので、気が向くところから始めてみることがオススメです。

あっ…!

…いやいや…、投資はあくまでも自己責任でお願いいたします…(笑)

「体験型」観光がますます活況

続いては「円バウンド」についてです。

西の横綱ということもあり、NHK「関西 NEWS WEB」の記事をピックアップさせていただきます。

インバウンドは「体験型」旅行の人気が高まっています。

中でも相撲超人気です。

そうした熱を受けて、大阪市の商業施設「なんばパークス」に、外国人向け体験型相撲施設が誕生いたしました。

〈NHK 関西 NEWS WEB / 2024年5月29日〉

こちらでは、相撲のルール大相撲の元力士の取組を英語の解説付きで楽しめます。

そして何と言っても、施設内には広さ330平方メートル(ほぼ実物大)の土俵が設置されており、抽選で選ばれた観客は土俵にあがって元力士に挑戦することができるとのこと。

また体験といえば、大阪・住吉区の住吉大社で行われている外国人向けの “神前式” 結婚式体験に注目が集まっているようです。

先月28日にサービスを紹介するための模擬結婚式が行われ、旅行会社の担当者などおよそ30人が参加したとのこと。

はかまや打ち掛けといった本格的な和装の着付けをした外国人モデルのカップルが神職が立ち会う伝統的な「神前式」の結婚式を体験したり、記念撮影を行ったりする様子を見学したそうです。

ちなみに、日本らしい体験といえば、「忍者」も惹きがありますが、東京のナンジャタウンに今年3月、新たに登場した「NINJATOWN(ニンジャタウン)」外国の方々にウケています

最近では、忍者ツーリズムという新たな旅のカタチもあるそうで、忍者コンテンツもますます日本全国に広がりそうですね。

「イマーシブ×小売」の新体験

最後は、私の専門である小売業から1つ事例をピックアップしたいと思います。

東の関脇「東急プラザ原宿 ハラカド」が入りましたが、話題の中心になっているのが、同館地下1階にある「小杉湯原宿」です。

〈るるぶ&more / 2024年6月4日〉

若者の街であり、外国人が好む観光地でもある原宿と、レトロチックな銭湯の組み合わせは多くの人の関心を集めています😊

ただ!

本日はこちらをあえて掘り下げず、別の話題を取り上げたいと思います。

西の大関「イマーシブ(没入)」がランクインしていますが、最近はテーマパークだけではなく、小売にも進出しています。

最近、話題になっている事例の1つが、横浜・みなとみらいにある「ワールドポーターズ」に新たに登場した「DIVR IMMERSIVE ARENA(ダイバー・イマーシブアリーナ)」です。

〈ヨコハマ経済新聞 / 2024年4月25日〉

こちらは、国際的なVRの祭典「VR Awards」ファイナリストに選出された実績を持つスタジオが手掛けるアトラクションゲームで、360度に広がる映像、風や振動などの特殊効果がシームレスに融合した臨場感あふれる世界を歩き回り非日常体験ができます。

日本初上陸ということで、注目を集めました。

●脱出型シューティングアトラクション「Last Stand(ラストスタンド)」
●冒険型アトラクション「Meet the dinosaurs(ミートザダイナソー)」

2種類のコンテンツが楽しめるのですが、

ラストスタンドは、 薄暗く荒廃した街並みで四方八方から襲いくるゾンビを、ハンドガンやショットガンなど自分で選んだ武器で撃退し、危険な世界からの脱出することが目的。

仲間とのチームプレイで世界中のチームとゾンビ撃退スコアを競い合い、世界ランキングに挑戦できます。

ミートザダイナソーは、VRゴーグルを装着し、約8000年前の絶滅した恐竜たちが生息する壮大な大自然にタイムトラベル

いずれも、日常の中の非日常が味わえるということで、多くの方々に利用されております。

10年〜20年ぐらい前に、初めて「リテールテイメント(小売×娯楽)」という言葉を聞いて、しばらく忘れていましたが、これからまさに開花していくのかもしれません。

そんな期待が高まりながら、新しい小売のカタチを夢想していきたいと思います😊

ちなみに当社では6月〜9月の間が夏休み取得期間となっており、自由に5日分、休みを取ることができます。

〜というわけで、GWが終わったと思ったら、夏が来てしまったので(笑)、そろそろどんな体験をするか考えなければです。

皆さんも、ヒット番付を参考に良き夏休みの計画を立ててくださいませ〜😊


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