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「元気」を呼び込むTopics!

column vol.1084

昨日、42号ホームランを打ち、『キャリア最初の6年間で打った本塁打数』球団記録を更新した大谷翔平選手ですが、活躍を見る度に心が踊る方は多いのではないでしょうか。

そんな中、「なぜ大谷選手を見ていると元気が出るのか」を分析した方がいらっしゃいます。

精神科医の前田佳宏医師です。

〈週刊女性PRIME / 2023年8月18日〉

実際、先生によると、メンタルの状態が悪かった患者さんの中に「大谷選手を見てなんだか元気が出た」という方もいらっしゃるそうです。

もちろん、科学的なエビデンスはないものの、大谷選手という存在自体が多くの日本人のカンフル剤のような作用をもたらしていると実感いたします。

そこで、今回は私も「元気」をテーマにした記事をお届けしたいと思います。

本日も最後までぜひお付き合いくださいませ。


心の健康を支えるプラットフォームを開発

まずは、テクノロジーについてのニュースです。

株式会社Awarefyは、心の健康を支えるデジタルメンタルプラットフォーム「Awarefy(アウェアファイ)」を開発・提供しているのですが

〈Awarefy / Webサイト〉

今週、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

〈創業手帳 / 2023年8月16日〉

こちらは、実績・エビデンスが積み重ねられている認知行動療法をベースとした実践型プログラムやツールを搭載し、ストレスに負けないスキルを身につけることをサポートするアプリです。

また、セルフケアのみでは解決できない悩みを抱えているユーザーに向け、医療機関公共の相談窓口案内も行っています。

今回、資金調達を行ったのはAIを使った新たな取り組みを強化するため。

それが「Awarefy AI構想」です。

AIの活用によって24時間365日ユーザーに寄り添って支えられる機能の実装や、医療機関・相談窓口との連携により、心の健康を総合的に支えるデジタルメンタルプラットフォームへの成長を目指しています。

精神疾患は大きな社会課題の1つ。

厚生労働省「第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」(2022年6月9日)の参考資料によると、精神疾患を有する総患者数は、約419.3万人(入院:約30.2万人、外来:約389.1万人)。

鬱病の潜在患者数360万人~600万人と推定されおり、こうしたテクノロジーの発展が問題解決の一助になってくれることが期待されますね。

癒しと安らぎ「ファンクショナル・フレグランス」

続いては日常の身だしなみメンタルヘルスにつながるという事例をご紹介したいと思います。

今回取り上げたいのは「香水」です。

香水といえば、体臭を抑え、良い香りで周囲の人に良い印象を与えるためにするというのが一般的なイメージですよね。

ただ、市場調査会社エキスパート・マーケット・リサーチの2022年の分析によると、香水をつけるのは

自らのウェルビーイングに配慮し、気分を変え、ストレスや不安を軽減するため

という理由が増えているそうです。

〈AMP / 2023年7月1日〉

また、コロナに感染すると一時的な嗅覚の障害が見られることがありますが、こうした経験を経て改めて嗅覚の重要性が見直された「ニューヨーク・タイムズ」は報じています。

ウェルビーイングにおいて香りがいかに重要か、香りがいかに心身の健康を支えているかが、コロナのおかげで分かったというわけです。

そんな中で最近トレンドになっているのが「ファンクショナル・フレグランス(機能性を持つ香り)」。

日本でも最近お馴染みになりつつあり、例えば「エスティ ローダー」ラグジュアリーフレグランス知覚神経試験を実施し、香りによって特定の感情を呼び起こすことを実証。

心と五感を満たす新たなフレグランスとして力を入れています。

香りの効能は非常に高く、大手香料メーカーであるインターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランスによると、私たちは感情の75%も香りの影響を受けているそうですよ。

さらには、良い香りをかぐことで気分が引き上げられる可能性は40%もあるとのこと。

私は香水はつけませんが、夜寝る前に必ずお香を炊きながら読書をするのが日課になっています。

エビデンスはとれてはいませんが、寝心地が良くなっているような気がしています(笑)

また、日中カレーの匂いを嗅ぐと、ランチはほぼ100%カレーを買ってしまうので😅、香りの影響力は想像以上に大きいということは理解できます。

会議中のストレス解消に「食べるメモ」

日常的なストレス解消といえば、私はもっぱら味覚に頼ることが多く、仕事中嫌なことがあったら、すぐにお菓子を食べてしまいます…

ただ…、太りたくはないのでカロリーは気にしているのですが…🤔

一方、激しいストレスを感じてもお菓子を食べられないのが会議中なのではないでしょうか?

そんなビジネスパーソンのために画期的な商品があります。

それが「食べられるメモ」です。

〈ラジトピ / 2023年8月17日〉

その名も『食べられるメモ帳 kamihime』

原材料はオリーブ油ばれいしょでん粉など口に入れても大丈夫な素材でつくられており、そのインパクトの大きさはSNSで話題となっています。

食べられるメモ帳 kamihime

同アイテムを開発したのは、アインズ株式会社

もともとは会議中や授業中の静かな場面で急に “グゥ〜” 鳴り響く「お腹の音」対策でつくられたそうです。

ちなみに、味わいや食感としてはモナカの皮に近いとのこと。

食べられるメモ帳 kamihime

ドッキリ!としても活用されているようで、会議の議論が停滞した時など、盛り上げるためにパクっといくのも良いかもしれません〜

ただし、タイミングを間違えると命取りになりますので…、やる際は細心の注意を払って行ってくださいませ…

人気歌手の粋な計らいに絶賛

冒頭、大谷選手の話からスタートしましたので、最後も著名人の話題で締め括りたいと思います。

単独のツアーとしては6年以上ぶりとなるルネッサンス・ワールド・ツアーを開催中のビヨンセさんですが

8月6日夜(現地時間)にメリーランド州ランドーバーにある屋外スタジアム、フェデックス・フィールドで行われたコンサートで大きな感動が生まれました。

〈VOGUE JAPAN / 2023年8月8日〉

この日は荒天スタートが遅れる事態となったのですが

運営側は、開演が2時間延期となってもファンが安心して楽しめるよう、ワシントン首都圏交通局と交渉し、予め終電を遅らせる措置を取ったのです。

もちろん、タダではありません…

何と10万ドル(約1400万円)もの大金を投じたそうです…(汗)

そうまでして、ファンに安心してコンサートを楽しんでもらおうとしたビヨンセさんの粋な計らいに、非常に元気をもらえました。

逆にこうした想いを持っているからこそ、多くのファンを魅了できるのでしょうね。

勉強になりました😊

ということで、いかがだったでしょうか?

元気のヒントは得られましたでしょうか?

気がつくと、お盆ウィークも最後の週末となってしまいましたね…

夏休み中の方は、月曜からの仕事は一旦忘れて、残り2日をぜひ楽しくお過ごしくださいませ!

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