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子ども・思春期時代の「ちいちゃん」

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「ちいちゃん」という1人の女の子の成長を振り返ります。幼少期から思春期を経て自立の時を迎える中で次第に大きくなっていく心と体の性の違和感についてお話しします。
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#親子

【特別編】一番難しい「親へのカミングアウト」

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このnoteでは、女の子として生まれ、「ちいちゃん」と呼ばれて育ってきたかつての自分。男性として生き、「たっくん」と呼ばれ、福祉の専門家として働いている今の自分。LGBTQ当事者として、福祉の現場に立つ者として、「生」「性」そして「私らしさ」について思いを綴ります。(自己紹介はこちら)
私は高校生の時、同級生に「私が好きになるのは同性の女性」「身体は女性だけど、男性の気持ちで女性を好きになっている

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【子ども時代のちーちゃん⑤】人を好きになることが、私には許されない?

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このnoteでは、LGBTQ当事者として、福祉の現場に立つ者として、「生」「性」そして「私らしさ」について思いを綴ります。(自己紹介もぜひご覧ください)
幼少期から思春期を経て、自立の時を迎える中で次第に大きくなっていく心と体の性の違和感。前回に引き続き、女性の体に困惑する「子ども時代の私」を振り返ります。

中学生になると、それまで仲が良かった男子たちと急に疎遠になり、私は女子のグループの一員に

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【子ども時代のちーちゃん④】私を悩ませた女子の言葉「ちーは、だれが好き?」

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このnoteでは、女の子として生まれ、「ちいちゃん」と呼ばれて育ってきたかつての自分。男性として生き、「たっくん」と呼ばれ、福祉の専門家として働いている今の自分。LGBTQ当事者として、福祉の現場に立つ者として、「生」「性」そして「私らしさ」について思いを綴ります。(自己紹介もぜひご覧ください)
幼少期から思春期を経て、自立の時を迎える中で次第に大きくなっていく心と体の性の違和感。実のところ、それ

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【子ども時代のちーちゃん③】「好き」の気持ちは、女の子として?男の子として?

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このnoteでは、女の子として生まれ、「ちいちゃん」と呼ばれて育ってきたかつての自分。男性として生き、「たっくん」と呼ばれ、福祉の専門家として働いている今の自分。LGBTQ当事者として、福祉の現場に立つ者として、「生」「性」そして「私らしさ」について思いを綴ります。(自己紹介もぜひご覧ください)
このシリーズでは、「ちいちゃん」という1人の女の子の成長を振り返ります。幼少期から思春期を経て自立の時

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