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自分の実践に影響を与えた実践に影響を与えた本紹介

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自分の実践に影響を与えた本を紹介しています。
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2022年8月の記事一覧

自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

前回は学校の「宿題」について考えました。今回も「宿題」について考えてみたいと思います!

今日は工藤勇一氏の『学校の「当たり前」をやめた』を紹介します。

ご存知かもしれませんが、工藤氏は東京都千代田区の中学校の校長先生です。
この先生が、学校の「当たり前」を考え直し、いろいろなことを改革していきます。簡単に紹介していきましょう。

手段の目的化本書の大きなテーマが、手段の目的化です。
本来手段で

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑤

自分の実践に影響を与えた本紹介⑤

前回は、「学びの責任」について紹介しました。子どもたちを信じ、教師主導ではなく、子どもたち主体の学習スタイルについて書かれていました。もう購入されましたか?是非読んでみてください!

本日は、同じくアメリカの本が日本語訳されたものです。題名は『宿題をハックする』です。とても分厚い本ですので、今日もざっくり紹介していきます!

今日は宿題について考えていきたいと思います。

宿題は何のためにするの?

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自分の実践に影響を与えた本紹介④

自分の実践に影響を与えた本紹介④

前回は、奈須先生の本を紹介しました。とても読みやすくわかりやすいです!↓

今回は、「学びの責任」について考えていきたいと思います。子どもたちは有能な学び手であるということは、これまで本紹介を通して伝えていきました。

それでは、その有能な学び手たちに、どこまで「学び」を伝えていくのか。教師主導なのか、子ども主体なのか。少し考えてみたいと思います。

「学びの責任は誰にあるのか」本のタイトルでもあ

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自分の実施に影響を与えた本紹介③

自分の実施に影響を与えた本紹介③

こんばんは。マイケルです。前回は山口氏の本を紹介しました。めちゃくちゃおすすめなので、ぜひ読んでください。

今日は、上智大学の奈須正裕氏の本を紹介します。総合的な学習の時間やカリキュラム・マネジメント、資質・能力など、聞いたことがある言葉に深く関わっている方です。講演会や執筆されている本もわかりやすく、内容がスッと入ってきます!

若輩者ですが、簡単に紹介させていただきます。

令和の日本型学校

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自分の実践に影響を与えた本紹介②

自分の実践に影響を与えた本紹介②

前回は「質問づくり」の本を紹介しました。この本を読んで以来、授業を構成する際には、教室の発問以上に、子どもたちの「問い」を大切にするようになりました。

今日は山口裕也氏の『教育は変えられる』です!以前読書会で読み合った作品で、noteにも紹介していました。

https://note.com/tarou800/n/n2f5dd31d88c8

前回の『たった一つを変えるだけ』と少し繋がる部分もあ

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自分の実践に影響を与えた本紹介①

自分の実践に影響を与えた本紹介①

お久しぶりです。習慣づけの本紹介をして時間が過ぎてしまいました。

https://note.com/tarou800/n/n0e3ce9bb3255

あの本には2日間を過ぎると習慣出なくなってしまうと書いていたのですが、まさにその通りでした。夏休みボケで全然書く気になれず、お盆も来てしまい、またずるずるいってしまいそうです。

なので、今日から新しいシリーズ!「自分の実践に影響を与えた本紹介」

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑦

自分の実践に影響を与えた本紹介⑦

前回は、工藤校長の本を紹介しました。手段の目的化を視点に、さまざまな学校改革をおこなった人物です。

今日も工藤校長の著書です。『自律する子の育て方』という本です。
脳神経を専門としている、青砥瑞人さんとの共同著書です!脳のお話も出てきますよ!

教育の本質とはまずは序章。工藤校長のターンです。

早速ですが、教育の「本質」とは何だと思いますか?

工藤校長は、現在のような激動の時代に必要な個人の

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